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八話 お昼ご飯とギルド


 先輩冒険者と囲むご飯はなかなか有意義なものだ、とセシルは思う。

 彼らの手つきや、沢山用意された食材──無造作に雑草を摘んだように見えても、カンテイしてみるとハーブであった。ちなみに知覚(パシーブ)で確認したところ、名前だけではなく詳しい調理方法や保存方法まで表示されていた。

 今後は、雑草をカンテイするだけではなく、こういった薬草(ハーブ)を集めるのもいいかもしれないと、セシルは先輩達の手さばきを見ながら思っていた。


「せっかくだからコレ食べてみようか」 


 言ってハーヴィが取り出したのは寸胴鍋だった。それもかなり大きなサイズである。


「え、どっから取り出したの?」


 初めて見る魔術に、メディエの目が輝く。彼には、ハーヴィが空中から鍋を取り出したように見えたのだ。


「あぁ。これは魔術なんだよ。”マホウノクウカン”という、イロイロなものをしまっておけて便利なんだ。君達も余裕ができたら覚えると良いよ」


 用意した鍋に湖の水を汲む。ソレをどうやって沸かすのかと見ていたら、手ごろな石を四つ、鍋の下に敷いて鍋を浮かす──できた空間いっぱいに魔術の火が灯った。


「おおぉ。すごい!?」

「火力が強いですね。もう沸騰してきましたよ」

「魔術を使えば、強火からとろ火まで思うままだからね。ふふ、慣れたら便利なんだよ」


 次にハーヴィが取り出したのは塩と”ピンクロブヌター”だった。

 ぐらぐらと煮立った鍋に塩と刻んだハーブ、押し麦をいれる。再び沸いてきたところで、ハーヴィは自分の手には余るほどの大きな──それこそ、大人の左右の手を広げたくらい大きなロブヌターの胴体を鷲掴みにする。

 ロブヌターは威嚇するようにハサミを振り回し尾を跳ねさせるが、ハーヴィは問答無用で頭からお湯につっこんで──即座に用意していた蓋を被せると、そのまま力いっぱいに抑えてしまった。

 鍋は少しの間がたがたと揺れていたのだがすぐに動かなくなり、それを確認してハーヴィは火力を中火に変更した。


「よし。これで三十分茹でると、おいしい茹でロブヌターの完成だよ」


 一仕事終えたかのようにハーヴィは満足そうだった。


「ずいぶんと豪快ですね」

「びっくりー。ロブヌターぴちぴちしてた」

「ん? うーん。やっぱり獲れたてのロブヌターは茹でるのが一番じゃないかな? え。もしかして蒸す方が好きなの? そういえば、兄さんも蒸す方が好きなんだよね。調理には時間がかかっちゃうけど、待つ時間も楽しいんだって。それで、待ってる間中お話をしてたんだよ。楽しかったなぁ。今日また大きなロブヌターを獲って、兄さんと料理するんだよ。楽しみだなぁ」


 うっとりと未来を思うハーヴィに、二人の存在は目に無いっていなかった。


「あの! ハーヴィさんのお兄さんって、神官なんですか?」

「おっきかったのに……」


 セシルが首をかしげる。”神官”とはなんぞやと疑問が湧いていた。もしかしたら、神官とは前衛職なのかもしれない。


「ずいぶん筋肉質な方で、ごつい鎧を着ておいででしたけど。神官ですか?」

「あぁん? 僕の兄さんに何か文句でもあるの?」

「違うから、文句とかじゃなくて。そうじゃなくて、えっと……し、神官になったら、あんなふうに大きくなれるのかな~、なんて」

「はぁ? まっとうな神官になんかなってごらんよ。神殿から一歩も出ないモヤシっ子になるのは分かりきってるじゃないか。」


 メディエがあわててフォローをいれるが、返ってきたのはそっけない言葉だった。ハーヴィは自身の兄がまともな神官ではないと言っているのだ。


「そもそも、兄さんは筋肉を鍛えるのが趣味なの。……それだけなんだよ」

「趣味、ですか。それはいわゆる”見せる筋肉”ということですか」

「そう。パーティに一人筋骨隆々とした強面がいるとね、厄介事とか詐欺とかが持ち込まれ辛くなるんだよ。恐縮しちゃうんだろうね。

 弟である僕や、前衛、女性にはソレをさせられないからって、兄さんがその役目を負ってくれてるってわけ。あぁ、もう兄さんってなんて優しいんだろう」

「前衛、の方は無理なんですか?」

「……できるわけないじゃない。”見せる筋肉”と”使える筋肉”は別物だよ。だから、素人は兄さんに遠慮するし、玄人は戦士(ノア)を避ける。今がちょうどいいんだよ。分かってるんだけど! なぁんで兄さんが怖がられないといけないの! あー。思い出したら腹が立ってきた。あのウサギモドキどうしちゃおっか」


 ぶつぶつとハーヴィは呪いの言葉を吐く。


「でも、なんでそんなヤな奴の依頼を請けたの?」

「……あのね。何度も言うけど、兄さんは優しいの。貴族とはいえ少女(・・)避難民(・・)慰安(・・)に行く護衛を探してる──って状態で、だよ。兄さんが依頼をうけない理由のほうが無いんだ。あぁ、でもこれで、少しは懲りてくれると良いんだけど」


「あ、じゃぁ。あのモドキさんのことは知らなかったんですか」

「知らないよ。僕達が王都に帰ってきたのは……えっと、かれこれ……三年ぶり? 四年ぶり? くらいのことだからね」

「え?! いっつも王都にいないの?」

「いないよ。君達も王都のギルドの様子は知ってるよね。人少ないでしょう?」


 思い出してみれば確かに、王都のギルドに行った時に他の人に会ったことがない、と思う。二人はギルドに行く時間が悪いからかと思っていたのだが、違うのだろうか。


「少ないと言うか──人にあった事ありません。あ、スタッフの人は別ですけど」

「そうそう。王都は美味しくないからね、いないの。そもそもさ、君達は”ギルド”の事、どんな組織だと思ってるの?」

「え? 魔獣をばーんとやっつけたり!」


 派手なことを言うのはメディエ。


「困ったことがあったら、助けてくれるところでしょうか」


 まだ現実的なことを口にするのはセシルだった。


「うんうん。ところで、王都には騎士がいるよね。身元も実力も確かな、立派な騎士達が」

「「うん」」


 騎士──二人はまだ見たことがないが、魔獣を退治してくれているという話は聞いていた。それに、門を守っていた守衛さんたちも──メディエ達は知らないことだが──騎士の一部署だった。


「そんな立派な騎士は勿論、魔獣相手に戦ってくれるわけだ。ちょっと困った時──隣人との諍いや、喧嘩の仲裁にも入ってくれる」

「「うん、うん」」

「じゃぁ。冒険者の仕事は?」

「「……ない」」


 誰だって、仕事をお願いするなら、身元不確かな相手よりも信用できる立派な肩書きの相手の方が良いに決まっている。地球(まえ)だって、初対面のおっさん──たまに少年よりは初対面の警察官のほうが信用できる。


「そういうものなんだよ。だから、王都や自衛集団があるような大きな都市には冒険者は寄り付かない。だって、仕事が無いんだからね」

「……」

「仕事が無いと言うのなら、どうしてギルドがあるんですか? ハーヴィさん達はどうして冒険者になったんですか?」

「ギルド、というもののそもそもの始まりは、かつてこの国──この世界に”迷宮”と言うものがあったからなんだよ」


”迷宮”それはかつて存在した”神々の試練”と呼ばれる場所のことである。迷宮からはいくつもの魔力を帯びたアイテムや、驚くほど高価な貴金属や宝石、死者すらよみがえらせるほどの薬湯などが見つかった。


 世界にたった三つしか存在しなかった”迷宮”のうちの一つが、この国に存在していて”鏡の迷宮”と呼ばれていた。その鏡の迷宮の攻略に向かった”冒険者”達の為にバックアップのネットワークとして組合(ギルド)ができ、小さな集落はやがて大きな都市となった。

 迷宮によってもたらされた富は、巨大になり膨れ上がって、それに関わるありとあらゆるものを豊かにしたのだった。

 最終的に鏡の迷宮を攻略したパーティがその都市を治めることになった。これが王国の始まりであるのだ。


 けれど、それも昔のこと。

 時代と共に三つの迷宮は伝説にしか残らない、幻の場所となってしまったのだった。


「確かに、()迷宮は存在しないよ。けれどね。いつかまた、迷宮が現れるのではないかと夢をみた人達が、”ギルド”というネットワークを残そうと考えたんだよ。そうして今のギルドの雛形ができたんだ。

 後は、少しずつ形を変えながら、今まで残っているというわけ」

「へー。”迷宮”かぁ。すっごい面白そう」

「それは本でしか見たことなかったです。本当にあったんですね」


 本で読んだこともなかっただろうに、セシルはさらりと嘘をつく。


「今のギルドというのは、わたしたちのような”秩序のはずれ者”を受け入れてくれる組織にもなっているの」


 何か食べるものを探しに、と言って森に入っていったルリが、持って行った袋をいっぱいにして帰ってきていた。

 大漁大漁、とハーヴィの横に袋を置くと、中身を取り出し始める。


「遅くなってごめんなさいね。ちょっと奥までいっちゃったから」


 そう言ってルリが袋から出しているのは、桃とアケビのような果物だった。そして、ポケットに入れていた赤くもこもことした硬い何か──ライチである──をセシルとメディエに一つずつ握らせる。


「これは少なかったからあげるわ。と~っても甘くて美味しい果物なのよ」

「ありがとう!」

「ありがとうございます」

「どういたしまして。さて──」


 ルリがコトコトと音を立てている鍋を見る。


「そろそろ良いんじゃないかしら?」

「んー」


 ハーヴィはひょいと蓋を開けて、たまった蒸気を逃がす。蒸気と共にふわりと良いにおいが漂ってきて、メディエのお腹が空腹を訴えた。

 くすり、と大人達が笑みをうかべる。

 長い木でできた挟み棒(トング)を使用して、赤くゆであがったロブヌターを取り出す。身から出た油がロブヌターの身をより赤く、美味しそうに彩っている。ハーヴィは器用にハサミを外すと、本体を真っ二つにしてみせた。


「な、何!? 何、今の??」

「今のは”カゼノヤイバ”の魔術──の、応用だよ。何をしたかは秘密ね」


 ハーヴィが大皿にロブヌターを乗せ、その周囲にパンといくつかのハーブをよせる。その横ではルリが鍋に何かを放り込んでかき混ぜていた。

 見事に飾られた大皿と、果物の入ったバスケットを前にして四人で手を合わせた。


「さ、いただきましょう」

「「いただきまーっす」」

「ふふ……偉大なるオラファーブよ。今日の糧を与えたもうたこと感謝いたします」

「ます」


 そうして、それぞれ祈りの言葉を口にした四人はそれぞれロブヌターを口にした。ちなみに二文字ですませたのはハーヴィだ。


「あふいあふい! でも、ぷりぷりしてる」

「おいしいですね」


 ハサミを一本ずつ分けられたメディエとセシルは、ルリの説明に従って上手に肉を取り出すとぱくりと食いついた。食いついた先が熱くて涙目になりながらも、それでも肉を離さないのがメディエで、小さく口をあけて上品に食べているのがセシルである。


 熱い美味いと言いながら何とかハサミを食べきった二人の前に、汁をよそった椀が差し出される。

 それは、先ほどルリが作っていた鍋の中身──ロブヌターの茹で汁に野菜と肉を加えて軽く煮込んだ押し麦のお粥だった。


「スープがおいしいです」

「麦がぷちぷちしてる?」


 いつの間にか、ハーヴィ達もロブヌターを食べ終え、お粥を口に運んでいた。

 ロブヌターの出汁が出た汁は濃厚で、矛盾しているようだけれどもさっぱりしていた。丸まま煮て味噌が出すぎなかったことと、臭みを消すハーブのお陰である。

 あっさりしたお粥はするすると喉を通り、四人の胃を満たした。満足できる昼ごはんだったのだが。


 ソレが来たのは、一足先にお粥を食べきったセシルがライチの剥き方を教わっている時だった。


 ゆら、と湖に大きな黒い影が現れた。


「あら。ちょうどいいわ。二人とも、湖を見ていらっしゃい」


 アツアツのお粥と格闘していたメディエと、ライチを半分剥いたセシルが、ルリの言葉に湖を見る。


「あ、アレ!」

「なんでしょうか、あれは?」


 目に見える大きな影──それが深い所にもぐったのか、影が見えなくなって一瞬の後、一メートルを超える大きなロブヌターが水面から飛びあがった。

 空中にジャンプした巨大ロブヌターは、体を丸めていて、尻尾がメディエ達の方に向かっていた。

 きらり、と巨大ロブヌターの目が獲物をとらえて輝いて──


「カゼノヤイバ」


 ハーヴィの魔術が巨大ロブヌターを真っ二つにしたのだった。


「驚いたかしら。今のが”魔獣”よ」

「びっくりしました」

「ぴょーんって来た! ぴょーんって!」


 ぴょーん、と言いながらジャンプを繰り返す子供達を、ルリはほほえましく見守る。ハーヴィは水面に落ちて行ったロブヌターを回収に向かった。子供達に見せてあげようという心使いである。


「アレはロブヌターを食べる魔獣でロブヌター食い(イーター)と呼ばれているわ。ロブヌターが魔獣化したもの、というのが通説よ」

「この湖の奥側には人がいないよね。それは、このあたりの水深が深くなっていて、イーターが多くなってるからなんだよ。イーターは身体が大きいから深いところにしかいられない。浅いところには移動できないんだ」


 ハーヴィがもってきたロブヌターイーターは、全身を伸ばして見るとハーヴィよりも大きかった。なるほど、こんなサイズならば、浅瀬では身動きが取れないのも納得できる。


 湖の王都側、人の多い所を見てみると、確かに多くの人達がロブヌターを捕まえている。距離があるのではっきりとは分からないが、大人の頭くらいのロブヌターが時々つかまっているように思えた。

 それだけではなく、半裸になって浅瀬に飛び込んでいる者までいるようだった。水に飛び込んでいるのは、犬族の獣人が多いように見える。反対に猫族の獣人は水中にはほとんど見られなかった。

 あれほどのんびりと水に入れるのだから、確実に向こう側にはイーターは出ないのだ。


「幼生サイズなら食われないから問題ないんだけどね。少し大きくなるとイーターにぱっくりいただかれちゃうわけ。だから長生きで頭がいいロブヌターはあっちの浅瀬に逃げちゃうんだよね」

「へぇー。だから誰もいなかったんだ」

「ところで、そのイーターは強いんですか?」

「どう思う?」

「そうね。あまり強くは無いんじゃないかしら。さっきみたいに水中からジャンプしてきて、毒針を飛ばしてくる。毒がまわって半死半生の獲物を回収して食べるのよ。地上に上がった時はハサミと尻尾に注意が必要だけど──それだけですものね」

「ロブヌターの王様みたいだ! ねぇ、やっぱり美味しいの?」


 ハーヴィとルリはそろって変な顔をした。彼らにとってロブヌターイーターは魔獣である。

 魔獣は駆逐するべき相手であって、決して食べ物ではない。食べ物ではないと言う常識に子供達が喧嘩を売ったのだった。


「こ、子供の発想力って、怖いわね」

「うん……いや、食べたこと無いから味は分からないかなぁ」

「おー! じゃぁ美味しかったら教えるね」

「やっぱり、さっきみたいに茹でるのが簡単そうだよね。あ、そのロブヌターイーターもらってもいいですか?」


 恐れを知らない子供達に、ハーヴィは身を震わせた。


「いや、やめたほうがいいんじゃないかな」

「…………えっと、ね。イーターの頭と尻尾には毒があるのよ。だから、その部分をギルドに持って行けば、お小遣いになると思うの」


 だから食べるのはやめておけ、とルリは言外に言う。


「そっか。じゃぁ、ハサミだ!」

「そうだね。全身は僕達には大きすぎるし、爪だけでも十分だよね」


 子供達はにっこりと笑う。二人がロブヌターイーターにかけた知覚(パシーブ)には、”美味”という言葉がしっかり書かれていたのだ。


 ピンクロブヌターのハサミは美味しかったと、二人は先ほどの味を思い出す度に涎が出ているような気がするのだ。その王様であるロブスターイーターはどれほど美味しいのだろうか。ハサミ一本でも大人の手のひらくらいのサイズがあるのだ。子供にとっては一本で十分、二本で満腹になってしまうサイズなのだ。

 しかし、ハーヴィ達の反応は芳しくない。やはり、彼らのエモノをタダで譲ってもらおうというのは虫がよすぎただろうかと、二人は反省した。


「すみませんでした」

「ごめんなさいです」

「「自分のエモノは自分で捕まえます!」」


 食欲に関しては二人とも素直だった。

 そもそも、ここ数日は怪しげなレーションしか口にしていないのだ。

 このレーションはTWAのHP回復アイテムで、各種九十九個所持していたのだが。これが味がしない代物だったのだ。そんな二人は()に飢えていた。

 塩気、甘味、旨味。味覚をこれ以上ないほどに揺さぶってくれたロブヌターに対し、二人が情熱を注ぐのも仕方が無いこと、かもしれなかった。


 ハーヴィとルリは顔を見合わせる。どうしようか、子供がゲテモノ喰いに走るのをみすみす見逃して良いものかと、悩んでいるのだ。

 しかし、子供というのは一度走り出したら止まらない生き物である。


 仕方なくロブヌターイーターの死体を渡すことに同意をすると、ついでに何本かの毒消しもセットでプレゼントする。

 多少痛い目をみても、毒消しさえあれば最悪のことにはならないだろうという判断だった。


「まぁ、イーターのことは後にして、せっかくのお昼ご飯を最後までいただこうか?」


 昼ご飯はまだ途中なんだしと、ハーヴィはメディエの手に持ったままのお椀を指差して、そう言った。


ピンクロブヌター(雌):美味 大きい方が好まれる

グリーンロブヌター(雄):これから採れる針は高級品

ロブヌターイーター(魔獣):毒アリ危険。針は突剣(安物)に

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