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第7章 入学試験

魔法学園に入学することになった護摩志雄は試験を受ける。

雀のなく時間帯


それではみなさん転入生の紹介をします。

挨拶して。


「は、初めまして、護摩志雄です。今日からこのクラスで勉強することになりました。んーとそれで、ショコラってやつに連れてこられて、それで、なんだかよくわからないうちに連れてこられたんで知らないことばかりなんですけど、なんで・・・・あの・・・と、とにかくよろしくお願いします!」

教卓にたって緊張でぷるぷると震えた声でどうにもできないまま、俺はな自己紹介をやり終えた。いや事故紹介か・・・・・・・

何十人もの興味をもった視線が向けられているであろうことを感じているが、周りを見渡すような余裕はなかった。


「質問でーす」

突然声が上がった。

「この学校に転校してきたってことは魔法がつかえるんですよね?」

「どんな魔法が使えるんですか?」


「・・・使えないです。」


騒がしかった教室が静まり返る。

そしてゆっくりと静寂が喧噪へと変わっていく。


「なんで使えないのに入ってこれたんだ?まさか裏金入学?」

「裏金っていうか・・・コネです。ごめんなさい」


「マジ?!」


「いや・・・でも王室関係者でもないとコネでの入学なんてできないぞ。」


朝の会が終わり教室を出る。


「あー噂の転校生か」

「裏口入学ってうわさの・・・」

「せっこいよなぁ・・・俺なんか3年浪人して入ったのに」


「なんて言われようが関係ないがここそんなに難しいのか・・・」

改めてここに入る試験を受けた時のことを思い出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コロシアムっぽいところに案内された俺は試験の説明を受けていた。

「では君には、試験を受けてもらう」


「わかった」


「うむ、いい返事だ!これから試験の説明をする。」

そういうと、おっさんは語りだす。


「君には1対1で魔法を使った対決をしてもらう。本来であれば新入生同士の対決だが、本来の入学の時期ではない特別な事例のため、わが校の教官と戦ってもらうこととなる。それを試験官数名が見て総合的に判断したうえで君の合否を決める。わかったかね?」


「ああ」

要は対決して勝てばよいということか・・・


トコトコトコ・・・・・・

正面から坊主のおっさんが歩いてくる。

その恰好が修行僧を思わせる。


「それでは、始める」

その声をきき、お互いをにらみ合う。

でも、おれは怖かったから目をすぐにそらした。


「はじめ!」


坊主が何かを唱え始める、漫画やアニメで見た呪文のようだ。

詠唱完了!

対象正面の少年。

照準固定完了!

追尾する魔法の矢!(マジックアロー)Lv3


輪郭のない光の矢が俺のほうに飛んでくる。

突然すぎΣ(゜Д゜)

なすすべもなく避けることのできない矢が俺に当たった。


「痛ッ!」

俺に魔法は効かないはずなのに・・・


「えっ?!」

坊主の驚く声が聞こえる。

「なぜ貴様立っていられる・・・」


「そんなの俺が知るかよ」


「くっ・・・仕方ない。なら最大出力だ。」

そういうと俺から離れるように走っていき、紙を取り出す。

エリブカンテ・グリモワール・ランス

詠唱完了!

対象会場の中心

照準固定完了!

聖域ホーリーランスLv5


俺の付近によくゲームにある落雷ポイントみたいな光が現れる。

周囲十数メートルほどの大きさのそれが危険なものだと俺に知らせる。


「やばい・・・急いでこのポイントから出ないと。」

そう思ったすぐあと急いで走り出す。

走る。

走る。

走る。


瞬間光る。

バリバリ

大きな雷のようなものが落ちた音がする。


ゴチーン

突然俺は何かに当たった。

驚いたことに俺は魔法をかわしていた。


坊主が倒れる。

「馬鹿な・・・私の使える中で最強の魔術が避けられるなんて・・・」


「試験終了!」














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