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第8章 授業

煩雑な設定なので読む必要はありません。興味がある人だけ見てもらえれば。

今日は魔法について解説するぞ。

術式魔法

魔法陣を描き発動する。

そのため式に詳しい人には何をしようとしてるか分かってしまう。

ただし、あらかじめ描いたものを用意しておけば短縮可能

何かに書いた術式を料理に例えると缶詰やカップ麺レトルトカレーみたいなインスタントだ。

普通に発動した場合には時間がかかる

描くのに魔力を使うが質は関係なく【量=強さ】となる

その気になれば複数人で大魔術を練り上げることもできる。

術式魔法は科学に近く式がありそれの勉強をする。

だがそれを覚えるのに時間がかかる

将来軍に入ることで学費がただになる学校がある

言ってしまえば秀才向き。

もちろんほんの少しでも魔力さえあれば凡人でも使える。

精霊が見える人物の少ない現代ではこちらが主流なっている。

発動するための道具に関して言えば杖、筆、他さまざま。

例えるなら素人が味付けの素みたいなものを使って作る料理。

秘術、禁術の類や代々一族に伝わる系のものもある。

風で空気抵抗を減らしつつ超高速で火の玉を飛ばす・通り道を狭くし高出力の水を吹き出す・砂鉄を集め加熱することで鉄の壁を作るなどが行える。

他には錬成で鍋を作る。剣を作る。パンを作る。などが可能。

準備なしに一人で戦うのは自殺行為となる。

一人旅するのには発動に時間かかるし貯蓄が切れるため不向きだ。

中央での産業の一つに術式産業がある。

これは描くのに魔力を使うが紙や棒や水晶などに保存できる

発動にはわずかな魔力を注ぐだけで発動できる。

それが商品として普通に売られている。

もう一つは術式の開発でこちらは難しい知識と天才的な閃きが必要なため非常に儲かる。

開発は研究所で行われ、数年後に街に出回る。


【魔力量の話】

魔力は大抵の人物が持っている。

しかしその量は様々である。

一回に作れる術式は術者によって限界がある。

術式の規模によって値段が変わる。


全く持ってないゼロ。魔法適正なし発動すら不可能5% 魔法的には0円

わずかに持っているスモール 学校だと落ちこぼれ15% 魔法的には数百円

そこそこあるミディアム 最も比率が高い45% 魔法的には数千円 一般魔術師

多めのラージ 学校だとエリート25% 魔法的には数万円~ エリート魔術師


膨大なグランデ 学校だと学年主席8% 魔法的には数十万円~ 魔術師部隊長

「うちの学長はこのグランデだ。」


蓄積型のタンク2% 魔法的には開発者やその助手を務めることが多い。


ちなみにこの魔力量の計測は試験官がみる。

何発も連続で発動していくのが基本、魔法陣を大きくすることでアピールできる。

他にも計測不能なものがいる。


例えば

世界の構造さえも変えてしまえるといわれている【エクス】本当にいるのかさえも疑わしいがなこれは。

「えーありえないでしょそれは・・・・・・」


通常より回復の早い【ハイリロ】持ちクラスに一人いるかもっていうレベル3%

「グリーンがそうだったよな」


森や川など環境から吸収し自分の魔力として還元できる【アース】俗に神の血統ともいわれており現在確認されている人物ではとある村の長老が確認されている。100年に一人とかいわれている。

「いいなー私すぐ魔力切れしちゃうから羨ましい」


魔法使い同士のバトルでは魔法陣をみて瞬時に判断し相手より早く防御魔術を発動する。もしくはその発動を何らかの方法で妨害することが重要だ。

何もできず防御もできないまま発動されたらほぼ負けだ。

ちなみにラージ以上のものはまず市場に出ない。

作れる奴らはだいたい給料いいし、軍で戦闘するときのためにとっておく必要があるし、貴族の護衛で命を狙われた時のためにとっておくなどするためだ。

つまり実質市場にで回るのはスモールとミディアムくらいというわけだな。

それでも多様性はあるからうまく使えばモンスターくらい倒せるぞ。


精霊魔法

現代ではあまり見ないが解説しておこう。

それは精霊が見える人しか使えないために現在使える人物は希少だ。

現在、分母(契約者)が減り、一人が持つ精霊数は昔よりも大幅に増え強くなっている。

精霊には強いものと弱い者がいて上位の存在のほうが見えにくい。

それと一匹一匹出会わないといけないため各地を旅しないといけないのだ。

精霊は魔力を餌として食べることで働いてくれる。

魔力は環境にもあるがどうやら雑草のごとくまずいらしい。

一子相伝や知識とかは必要ないが精霊と契約するのに交渉力が必要なわけだ。

でも、実は裏技的に知り合いから譲り受けるとかもできちゃうんだけどな。

特徴としては面倒な術式不要で発動が早くおまけに複数同時に魔術が発動できる。

例えば炎と電気と水を出しながらゴーレム召喚しつつ空飛んで上から雷落とすとかできちゃうわけだ。

「何それずるい」

魔力には味があるんだが単純にまずい=味方になりにくい おいしい=味方になりやすい

デメリットとしては明らかに負ける相手には発動しても消えたくなくて逃げたりする。

基本的に直接のぶつかり合いは避ける。でも勝手に守ってくれることもある

あくまでお友達なのでけんかすると急に使えなくなったりする。

魔法陣が出現しないためどんな魔法がでるか発動されるまでわからない。

精霊が飛んでいくため意思を持った魔法となる 

例えば盾をかわすとか避けるとか故に防御されにくい。

魔法の例を挙げると燃やす・光るなど原始的なものが多い

一人で一つのパーティのようなこともできてしまう。

見る力は努力で伸びるものではない完全に才能。

料理に例えると専門のシェフがいて注文すれば勝手に作ってくれる感じだ。

言っちまえばそもそも見えないと使えないし天才向けだな。


以上で授業を終了とする。
















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