表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
night_stardust  作者: 便座から伸びる手の持つ大きな剣
29/34

リアル_ファイト_ライジング

「俺はもっと早くお前に会えていれば、わかり会えてたかもな。

俺はお前と真剣に殴り合って、いろんな事が分かった、一人の少女の為にお前は全力でぶつかってんだな。」

「そうだよ、――もう、今の僕にはヒカリちゃんが全てだからさ……

だから、僕は君と全力でぶつかる、だから、君も全力でぶつかって来て、――じゃなきゃ、ヒカリちゃんが悲しむはず、僕も君もそんなの見たくない筈だよ。」

彼等はもっと早く出会えれば友達になれてたのかも知れない。

「(二人共私の為にここまでぶつかって居られるの?

私、この二人の事が好き……

だから――争って欲しくない。

でも……)」

ヒカリは今の彼等を止める事は出来ない、だから見守るしかない。

「さあ、続けようぜ!」

侖の一言

そう、二人同時に顔面を殴り、腹を蹴ったり、足払い等の激しい攻防が続く、しかし、彼等は痛みを忘れて本気の一対一を楽しんでいた、最早今の彼等は誰にも止められない、そしてお互いが再び膝をついた。

「(何て激しい戦いなの?

もうお互いボロボロなのに全く止める気が無い……

それに今の状態だとどっちが勝っても――あと一発で決着が着きそう。)」

ヒカリは内心でそう思いながら、二人を見守っていた。

そして、二人は息が荒く、更には今にも崩れそうな膝で立ち上がる。

「ここまで良く戦った、と誉めてやる!

お前は今まで戦った奴の中で一番強い、――だから俺は全力を持ってお前を倒し、最高の勝利を得る!!」

侖は葵に向かって叫ぶ。

「そう来なきゃね。

でも、最後がどうなるかは、誰にも分からない、――僕が勝つか君が勝つか、それは、ヒカリちゃんを強く想ってる方が勝つはずだよ。

さあ、これで最後にしよう、――僕と君の因縁に今、決着を着ける!!」

「だな、行くぞ!

これで最後だァアアアア!!」

「うん!」

そして二人は前に向かって突っ込んだ。

「せやあああああ!」

「うおおおおおお!」

凄まじい雄叫びを上げて、二人は同時に拳を突き出し、結界のちょうど真ん中で激突した。

凄まじい衝撃が二人を包み……

「きゃあっ!!」

ヒカリは吹っ飛ばされた。

衝撃は二人の決着に邪魔が入らないように二人を包んでおり、二人の拳と拳がぶつかり合い、もう、腕力が物を言う状態である。

「楽しかったぜ、最高の戦いだった!」

「僕もだよ!」

今は侖の方が圧していたが、ヒカリが立ち上がり、叫んだ。

「葵君!!」

葵の名前を

「なっ!!」

侖は今ので少し隙が生じた、そして

「行くよ……

最大の拒……………絶!!」

何と、葵の右腕にエネルギーが溜まり、のエネルギーの力が侖を吹っ飛ばした。

「グハアッ!!

うっ……ぐっ……」

侖はおもいっきり叩き付けられ、最早立ち上がれない状態になった。

「ふっ……

俺の……敗けだ。」

侖は片手方膝を地面に着いていた。

「ヒカリ……」

「わ、私は……」

ヒカリは何か悲しそうな顔だが

「そんな悲しそうにすんなよ……

お前が誰を想っていても、俺の方に振り向かせるって決めてたんだ……

でも、――この様だ……

カッコ悪い所見せちまったが……後悔はしてないぜ……」

侖はヒカリの想いを受け取ったのだ、だからこんな事を言えるのである。

そして、葵の方を向いて

「光凪……

ヒカリを……頼むぜ……」

侖はヒカリの事を、葵に託す事を決意した、なぜなら、結界の効力で、自分の魂が抜かれるのだ、故に自分が最高だと認めた葵にヒカリを託すのだ。

「うん。」

葵は頷いた。

「……」

侖はやっと安心した笑顔を二人に見せて、倒れた、そして結界が彼を取り囲み、侖の魂が抜かれた。

これで黒虎の幹部は後一人である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ