表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
night_stardust  作者: 便座から伸びる手の持つ大きな剣
24/34

復讐のメル

ヒカルは例のあれとプログラムを、完成に近付けながら、一晩かけて、京都の杏里の館に向かっている、彼はヒカリの事を葵に任せている、ようやく葵を信用出来るようになった。

そんな時だった。

「ここどこ?

道に迷ったよ?

迷子!?

僕16なのに!?」

道に迷ってしまった、彼は急いで解決策を練り始めた。

「(Goo○le先生で現在地をググるか?

それとも周りの人に聞くか?

選択肢は二つに一つ…

とりあえず、まずはググろう。)」

ヒカルは咄嗟にスマートフォンを取りだしおもむろにGoo○leマップをいじり始めた、その結果

「名古屋か、エアボーで何分だろう?

えっと、現在夜だから、明日の朝7時からにして…」

その結果

「十時間!?

嘘だろう?

そんなに掛かるのか。

まあいいや、今日も遅いし、寝よう。」

ヒカルはベンチで眠った。


その日ヒカルは変な夢を見た。

「お…

お前は!?」

夢の中で例の仮面の男、英二の正体を見てしまう夢だ、それはヒカルがよく知っていて、最も恨んでいる人物である。

「なら、私の力を見せてやろう!」

「!?」

「その力を発揮せよ!

大天使の結界!!」

エンジェルストーンが眩い光を放ちそして光が止んだ頃には、結界が二人を包む、そして英二を包む紫の闇

「くっ…うっ…」

まるで闇に飲まれそうなのを耐えるように苦しみ、そして、彼の影から死神のような魔物が現れた。




夢はここで途切れていた。

「!!

何だ?

これは…

夢?

まあいいや。

出発しよう。」

そう言ってヒカルはエアボーに乗って出発した。



場所…新宿空港


千早達は飛行機に乗り込み、出発の時間を待っていた。

「待っていろ、凡骨、貴様の本に向かわせて貰うからな。」

「姉ちゃん!

出発するよ!」

「ああ、シートベルトは忘れずにな。」

「うん。」

そして飛行機は飛び立った。

しかし、フライトを始めた時に、彼女達は異変に気付いておけば良かったのかも知れない。

異変、それは千早達とパイロット以外搭乗者が居ないのだ、それは飛び降り出来ない場所で気づくことになる。

「(この飛行機何か可笑しい…)

おい、優輝」

「ん?」

「搭乗者は私達とパイロット以外何処に居る?」

「えっ!?

あ!

居ない!」

そして飛行機が雲の上に来たとき、新たな異変が彼女達を襲う、オーロラが現れるのだ。

「オーロラ!?

おい、機長!

何故異変に気付いていない!!」

「どうした波奈崎、何を慌てて居るんだい?」

「なっ!?

貴様…

私が雇ったパイロットではないな…

何処だ!

出てこい!!」

「姉ちゃん?」

「優輝、貴様はここで待っていろ。」

「え?

あ、うん。」

千早はコックピットに向かった、オーロラは機体をすっぽり包んでおり、異変では有るが、綺麗な光景である。

しかし、コックピットには誰もいない。

「どうした波奈崎?

そっちじゃあ無い。」

「くっ…」

千早は急いで反対方面に向かった、飛行機のスタッフルームで千早を待っていたのは…

「また会えて嬉しいよ、波奈崎千早。」

椅子が回転した

「貴様は…

厚木!

私達以外の搭乗者を何処へやった!

言え!」

「そんな物なんて初めから居ないよ。

居たのはボクと、波奈崎千早だけだ。

さあ、殺ろうか、これでボクの過去、復讐に決着をつける。」

メルはエンジェルストーンを取りだし上空に掲げた。

「何だ?それは。」

「発動せよ!

大天使の結界!!」

「なっ!?」

メルの足下から白い光が放たれ、すぐさま二人を包み込んだ。

メルは予め、飛行機を自動操縦に切り替えてあったのだが、結界が発動した衝撃やエネルギーは非常に激しく、自動操縦が切られて手動操縦になってしまった。

そして結界は二人をすっぽり包み込んだのである。

「この結界はどちらか一方が敗けを認めるか気絶するなどで戦闘不能になるまで決して消える事は無い。

そして敗北した者は結界の力で魂を封印される。」

「何だと!?

それに何故私を復讐の対象とする?

私は貴様に何もしていない筈だが?」

「なら、教えてやるよ。

君が東日本で最も偉い、最高責任者となったその後の事をね。」

突然黒い霧がかかり始め、結界に充満する。

「何だこれは…」

「お前に見せてあげるよ。

ボクが見た…

絶望をね…」

黒い霧が包み込んだ後、千早の目の前に一軒の大きな家があった。

「何だ、この一軒家は…」

その時、一人の男性がその家に入っていった、数分後にその家が火災を起こした。

「なっ!?

何故だ!?

まさか、あの教えて、家族と共に心中する気なのか?

それにあいつ、見覚えが…

思い出せない…」

その後焼けた家は崩れ落ち、救助がきたころにはもう遅く、一人の少年を残し、それ以外の人は死亡していた。

「何なんだ!

これは…

私は関係無いじゃ無いか!

厚木!

速く終わらせろ!

この三文芝居を!」

「お前も関係有るさ。

だって、君が見た男はボクの父さんであり、お前の前の最高責任者だ。

お前が父さんから権力を奪ったせいで、ボクは無理心中を強いられた…

全てお前が悪いんだ。

ボクの家族をお前が殺したも同然なんだ。

だからボクがお前を裁くよ。

お前の魂で精算してやるよ。」

「くっ…」

千早は思いっきり動揺した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ