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僕は滅亡を望んでいたのかもしれない

神がいるのなら答えてくれ

作者: 今井樹流


もしも神がいるのなら

私に答えてくれ

いつも沈黙を守ったままの神よ


苦しい時も

悲しい時も

あなたは無言だった


答えが欲しい時も

迷った時も

あなたは何も語らなかった


もしも神がいるのなら

時を戻してくれ

無言で見守るだけの神よ


愛しい人との死別の時も

苦しみ悩んだ時期も

あなたは手を差し伸べてくれなかった


もしも神がいるのなら

進むべき道を示してくれ

これからの人生の行先を

わたしは何をなすべきか


夢の中でも構わない

もしも神がいるのなら

私に答えてくれ


お読み下さりありがとうございました。


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