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“痴漢に気を付けて”と書いている看板の犯人は僕です。

作者: 七瀬







僕は、“痴漢です”

僕の住む隣町で、僕は何度も痴漢を繰り返していました。

もうこれは一生やめられない! “性癖”なのです。

僕にもよく分かっています。

僕のタイプの女の子を見つけては、後を着けて女の子の体を

触るといった痴漢です。

僕はお尻フェチなので、女の子のプリっとしたお尻に魅力を感じます。

胸には、ほとんど興味がありません。

昔は、“おっぱい星人”といった男性ひとも多くいましたが?

今では、絶滅寸前か? 隠れおっぱい星人がいるのかと思います。

僕は桃のような【桃尻】の女の子を好んで狙って触るのです。

女の子からすれば、見知らぬ男から急にお尻を触られるのは恐怖しか

ないのでしょう。

僕も自分が女の子なら、そう思うはずです。

でも、僕は男なので女の子のお尻を触りたいのです。

モテない僕の見た目は、何もしなくても汗をかくし。

小太りでメガネをかければ、夏でも冬でも曇ります。

オタク気質の僕は、まったく女性ひとにモテません。

モテないから、女性ひとに興味があっても女の子と話す事も

出来ないぐらい緊張するし、話す内容が何にも浮かびません。

当然、僕みたいな男は若くて可愛らしい女の子には気持ち悪く思われて

僕に近づいて来る女の子など一人もいません。

そしたら? 僕から女の子に近づいて行った方がいいでしょ。

勿論! やり方は、確かに間違っているのかもしれません。

それでも、僕の欲望は止まりません。

僕は自分の願望を叶えるために、行動に移すのです。

最近では、僕が痴漢する隣町に看板が出るようになりました。

看板には大きな字で、【痴漢に気を付けて】と書いてあります。

“犯人は、完全に僕です。”

初めて犯行を行ったのは? 1年前の暑い夏の8月でした。

露出が多い服を着ていた女の子に僕はムラムラしたのです。

女の子の汗がキラキラして、僕には眩しく感じました。

僕はその女の子の後を付けて、一人になったところを狙って

女の子のお尻をぺローンと触ったのです。

アノ快感が今でも僕の右手に残っています。

柔らくてふわっとしたお尻。

僕の欲望が全開に覚醒したのを感じました。

僕にお尻を触られた女の子は、僕を見る目が恐怖で怯えている

顔が僕の脳裏に焼き付きました。

あの目は、僕は嫌いです。

僕の罪悪感が、僕を苦しめるからです。

怯える様な目で、僕を見るアノ女の子の目。

何度も何度も、痴漢をするのをやめようと思いました。

でもその度に、女の子のお尻の感触が僕を突き動かすのです。

【やめたくてもやめられない!】

【触りたいけど、触ってはいけない!】

快楽と罪悪感が僕の頭を行ったり来たりするのです。

でも最終的に、【快楽】が僕を支配しました。

いつか? 僕は警察に捕まる日が来るでしょう。

今まで僕が痴漢した女の子からも、憎しみを持たれているはずです。





・・・だから! どうか僕を捕まえてください!

これ以上、悲しませる女の子を作らない為にも。

僕をいち早く! 警察の皆さん、僕を捕まえる事をおすすめします。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 重ねの感想で申し訳ございません。 気づいていないのは、その人にとって(触られる方がマシなくらいだから)幸いなのかもしれませんが、すごく怖い話ですよね。 あと、『腹が立ち思いっきり音を立て…
[一言] 「僕も自分が女の子なら、そう思うはずです。 でも、僕は男なので女の子のお尻を触りたいのです。」 って、飲んでたコーヒー吹き出すとこでしたよ。(^o^) でも、実際は【痴漢に気を付けて】で…
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