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一日限りの彼女  作者: ケバブ職人
9/10

後日の出来事

翌日、現場には警察官が捜査をしていた。

その周りには、野次馬がわらわらと集まっていた。

そして、数日後だった頃にある方が殺人未遂と窃盗の疑いで拘束された。

そのある人こそが、二本木さんが散歩をしている時に出会った『雌の狐』である。

そして、裁判で分かったことは、犯行の動機は夫である雄の狐が(やまい)に倒れ、一刻も早く夫の命を助けるために動物病院に行き、手術費を払うための百万円を手に入れたくて二本木さんを標的したということだった。

しかし、すぐにその言葉が嘘だというのをばれてしまった。

その後、雌の狐は有罪判決を言い渡され、終身刑となった。

一方その頃、旭が丘さんの自宅では、ソファーに腰かけながらテレビを見ていた。

そこには二本木さんが巻き込思われる事件についての報道が流れていた。旭

が丘さんはそれを見ながら(つぶや)いた。

旭「ハァ…。物騒な事件だな。まぁ、あいつは何とか命だけは助かったし…。でも、まさか狐が犯人だなんで、前代未聞の事件やな。」

そして、月日が経ち、退院した二本木さんにあの事件の事を話した。

すると、

二「ちょっと待って、まさか…黒い服を着た男の正体ってあの狐だったのが?」

旭「つまりそうゆうことだ。」

二「う、嘘だろ…」と激しく動揺していた。

あれ以来、二本木さんは狐の事が苦手になり、彼の玄関前にはライトをつけるようになり、旭が丘さんがアドバイスしてくれた補助鍵もつけるようになった。

しかし、あの事件が起こったにも関わらず、今だ客を招き入れているという。

旭が丘さんは呆れた顔をしながら呟いた。

旭「はぁ…あいつ()りないね…。(笑)」

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