愛した人
もしもこの世に神様がいるならば、私は絶対そいつを許さない。
私たちはいつものように笑い、いつものように手を繋ぎ、いつものように愛し合っていた。
そんな日々がずっと続くと思ってた。
いきなり壊れるなんて思ってなかった。彼は砂のように私の手から落ちていってしまった。
彼はもう笑わない。彼はもう怒らない。彼はもう悲しまない。彼はもう…話さない。
私は、彼の分まで叫ぶ。彼の分まで泣く。
私の声だけが虚しく響く。
もう…会えない。
何処に行っても、いつも思い出すのは貴方のことばかり。
あそこで、いつも笑い合い、いつも体を抱きあい、いつも愛し合っていた。
そんな日々がずっと続くと思ってた。
もう二度とできなくなるなんて思ってなかった。貴方は私を置いていってしまった。
何で私が残って貴方が居なくなるの。私が残って貴方が居なくなるの?理由が…分からない。
「僕の分まで生きて」
嫌だよ。会いたいよ。でも
もう…会えない。
貴方の方がこの世界に必要な人。なのに何で私がいて、貴方が居ないの…。
私だけが残り、貴方は去ってしまったの。胸が苦しい…裂けそうになる。
もう一度だけでいいから…会いたいよ。
でも
彼はもう笑わない。彼はもう怒らない。彼はもう悲しまない。彼はもう…話さない。
私は、彼の分まで叫ぶ。彼の分まで泣く。
私の声だけが虚しく響く。
もう…会えない。
さよなら、愛した人。
ちょっと詩調に書いてみました。
どうでしょうか?
感想お待ちしてます。