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私事について  作者:
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⑤防寒、水ぶくれ、通院

・アルバイトについて⑤防寒、水ぶくれ、通院


 2月の半ばころまでは雪や雨、寒さ、それに日の入りが早いことがしんどかったけれど、最近はかなり楽になってきた。今振り返ってみれば、仕事の辛さの半分くらいは冬の寒さに起因するものだったのだと分かる。


 私は最初の一か月くらいは寒さをやせ我慢していたけれど、流石にこんなことを続けていては体を壊すと反省し、対策をすることにした。(最初からそうしろ)


【買ったもの】

①オーバーサイズの雨合羽

②掃除用の防水のゴム手袋

③長靴の厚みのあるソール(切って調整するタイプ)

④厚みのある靴下

⑤チョッキを着ていたけれど、部屋を探してみたら袖のあるタイプのもの(カーディガン?)が見つかったのでそれを着ることにした。


 上記のものは大体100円均一でそろえた。

 もっと早く対策すべきだった。



 上記の装備で固めても、足は依然として冷たかった。

 いつも靴下が濡れていた。長靴を履いているのに、と疑問に思っていた。それで休みの日に確認してみると、ゴム長靴にひび割れ(クラック)が入っていることに気づいた。場所はつま先の辺りと脛の辺りだった。

 そこから雨や溶けた雪が入ってきていたのだと思う。私はその長靴を気に入っていたので何とか直す方法を調べてみた。修理用の接着剤を買って使ってみたのだけれど、駄目だった。(これは私のやり方がまずかった可能性もあります)真っすぐ立てた状態なら大丈夫なのだけれど、つま先をひねるような動きをしたり、かがんだりすると、すぐに裂け目が現れてしまった。


 他には補修用のテープを貼るという方法もあって、私は個人的にはテープで補修するのは格好いいと思うのだけれど、仕事で使うとなると、いろいろ言われるかもしれないなと思い、仕方がないので買い替えることにした。(今調べてみると他にも補修方法はいろいろあるようでした)

 その際、防寒用の長靴の存在を初めて知った。私が持っていたのは、なんというか、雨用の長靴だったのだ。ただ、それ(防寒用)は高かったのと、これから先は暖かくなるだろうということで、結局雨用の安い長靴を買った。(説得力が全くないのですが、靴とか毎日使うものは多少高くてもしっかりしたものを買うべきだと思います)



 仕事の休憩中は、車の中で休んでいたのだけれど、とても寒かった。アイドリングして暖房をかけていればいいのかもしれなかったけれど、それもどうかと思い、あまり長時間アイドリングはしなかった。(以前乗っていた車は軽自動車で室内が狭かったせいか、エンジンをかけるとすぐに暖かくなったのだけれど、今乗っている車は室内空間が少し大きくなったせいか、前の車と比べると温まるのがとても遅いというか、暖かくなるまで行かないみたいなところがある。)


 そういうわけで、カイロやひざ掛けも追加で買うことにした。それでも足先は冷たかった。今から思えば、せめて休憩のタイミングで濡れた靴下を履きかえるべきだったと思う。



2026.1

 年始、左足の親指が真っ赤に腫れていることに気づいた。そのときは、まあ寒いから赤くなっているのだろうと深刻に考えないことにした。風呂に入って温めれば治るだろうと。

 それから連勤が続き、ある日、親指の靴と当たる部分に水ぶくれがいくつもできていることに気づいた。痛くはない、というか、そもそもあまり感覚がないというか。


(…………)


 悩んだけれど、皮膚科で診てもらうことにした。


 私の書いたものを読んでくださっている方は、「その指って……」と思い出されたかもしれない。(覚えていたらすごいです)その通りでこの指は爪の水虫になっていたものだ。爪の水虫の治し方は下記の通りだった。(私の場合)


【爪の水虫治療】

①飲み薬を飲みながら、患部に塗り薬を塗る。(これを3か月)

②上記の薬は終わり、水虫になっている爪の部分に別の薬を塗る。(これも3か月くらいやって、だいぶ治ってきたところで、今度は水ぶくれができてしまった)



 寒い環境下でひび割れた長くつで動き回っていたのが第一の原因、と思うけれど、水虫になっている爪というのは変色して脆くなっていて、どこまで爪切りで切っていいのか判りにくいところがあった。私は爪が長すぎると靴に当たってよくないだろうと考えるあまり、短く切りすぎていたのかもしれない。つまり深爪になっていたのかもしれない。



 休みの日に病院へ行くというのは、結構精神的に辛いものがある。冬だと余計に辛い。寒かったり、除雪しないと行けなかったりで肉体的にも辛い。そうは言っても、放置してひどくなったら目も当てられないわけで、行くしかない。


 皮膚科というのはいつ行っても混んでいるイメージがあるのだけれど、その皮膚科は特にそうだと思う。雪の降る平日の朝に行っても(平日休みの仕事なので)、待合室はほぼいっぱいだった。その理由は先生が優しい方で、処置も適切だからだと思う。


【私が子供のころ通っていた皮膚科はかなりひどくて……医院は合う合わないがあると思うので、なんか合わないと思ったら別の医院で診てもらった方がいいと思います。特に皮膚というか肌は目につく部分ですし。子供だとなかなかそういうのも難しいですが。私は結構ひどい痕が残ってしまいました。】


 本当に混んでいるときは駐車場も満車になっていたりする。そういう場合は、近くのコインパーキングとかに止めればいいのかもしれないけれど、私はその辺よく分かっていないので、一旦帰って、歩いて行ったりする。足を見せるということもあって、あまり足に汗をかくようなことはしたくないのだけれど。ただそうも言っていられない。とにかく行くことが大切だ。



 化膿止めの飲み薬と塗り薬を処方された。

 飲み薬は毎食後、塗り薬は朝晩使用しガーゼを巻くように言われた。面倒くさいとは思ったけれど、治すためなので仕方ない。しばらくは毎週様子を見せに来るように言われた。


 1月は毎週通っていた。何度も診てもらううちに妙な感覚が芽生えていることに気づいた。

 つまりは、心配してもらえて嬉しいというものだ。これは、なんかよくない感情だと、いや、よくないこともないのですが、これはなにか間違っている、と思った。

 実際に病気になっているのだけれど、なんというか、ミュンヒハウゼン症候群に近いものがある気がした。


 ひと月も通うと親指はほとんど元通りになった。爪の水虫もぶり返しているのではないかと不安だったけれど、綺麗になって見てみると、そんなこともなかったのでよかった。


「治ってよかったですね」と先生は微笑んでいた。私は仕事で疲れていたこともあって、

「あ、はい」みたいな返しをしてしまった。


 本当に喜んでくれているように見えた。この方の善良さは先天的なものなのだろうか。いやでも、処置が適切であったということの証明がされたわけで……


 ……、……、……、……、あ!


 私は内心で頬を叩いた。「あ、はい」じゃないだろ。

 この方は立派な人だ。勉強して医師になり、さらに嫌な顔せずに私の足を見て、治ったら自分のことのように喜んでくださる。こんな人間は滅多にいない。


「よ、よっしゃあ! これでもう銭湯とか行きまくりますよ!」

 

 とは言わなかったけれど。(※ 水虫はもう治っています。ただもうしばらくは控えようと思っています。)


「いや、ほんと、よかったです! 本当にありがとうございました!!」元気よくお礼を言った。



 水ぶくれ以外にも、足の指の先端が冷たく、しもやけになっていると診断された。凍瘡とも言うらしい。知らなかった。

 私はしもやけというもののことをよく分かっていなかった。確かに足の指は赤くはなっていたけれど、それで痛いということもなかったので、まあなんか寒いから赤くなっているんだろうと思っていた。

 特に何か薬をもらうということはなかったけれど、最近、足の指の先端から黒いかさぶたのようなものが取れた。改めて見てみると足の指の先端が何カ所か黒くなっていることに気づいた。


【反省】

 水ぶくれになった時は自分が被害者のような気でいたけれど、よく考えればもっと早く対策して、自分の体を労われば、病院のお世話になるところまではいかなかったかもしれない。

 自分のやせ我慢で病気になり、結果、医院の手間をかけさせてしまった。医療費(7割の部分)も余計にかかってしまった、と私は反省した。

 誰も得しないのに、私はどこかで我慢を美徳だと思いこんでいたのかもしれない。


 社会のためにも自分のためにもこれからは気をつけようと思います。皆さんも無理せず、ご自愛ください。

ありがとうございました。

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