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私事について  作者:
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4、航空祭に行ったことについて

4、航空祭に行ったことについて


――――――――――――――――――――――

 

・コロナ禍でのいろいろ

 2023年のゴールデンウィーク明けから新型コロナウイルスが5類感染症という分類になった。その辺りから、いろいろな行事がウイルスの流行する前と同じように開催されるようになっていった……ような気がする。

 実をいうとよく覚えていない。気が付いたら、元通りになっていたような気がする。

 自分の場合テレワークなどはなかったから、コロナウイルスが流行っていた間もいつも通り出社して仕事をしていた。田舎なので車通勤だったし、一人暮らしだったので家族の感染を気にすることもなかった。もともとあまり外出しない人間だったし。

 ただお見舞いに行けないとか、映画の公開延期とか、マスクを忘れたから店に入れないとかそういう影響はあった。


 定食屋の飛沫感染防止のアクリル板とか映画館の座席を1つ空けて座るとか、今振り返ってみると、明確にいつから切り替わったのか思い出せない。

 ワクチンも他人にうつしたらよくないからということで接種したけれど、本当に必要だったのだろうか。あの頃の対応について、今の段階で振り返ってみてなにが正しかったのか間違っていたのか、とかそういったことをまとめた本が出版されたら是非読みたいと思っているのだけれど、なかなか出版されない。私が見つけられていないだけの可能性ももちろんあるのですが。

 


 私はコロナウイルスの勢いが収まったとしても、世界は元のようには(今現在のような状態には)戻らないだろうと予想していた。このウイルスが落ち着いても、また同じくらい脅威を持った別のウイルスが突然現れる可能性があるわけで、そう考えると感染症対策は永遠に続くのではないか、続けるべきではないのかと思っていた。

 けれどそうはならなかった。それがいいとか悪いとか言いたいわけではなくて、ただ私の予想が外れたというはなしです。


――――――――――――


 以前から、航空祭に行ってみたいと思っていた。

 思っていただけで行きはしなかった。コロナウイルスが流行って中止になったというニュースを聞いたら、現金なもので行っておけばよかったなと後悔した。

 そういうわけで2023年の航空祭には行ってみることにした。



 小松基地の航空祭を観に行くことにした。

 どんな感じで行けばいいのか身近に聞ける人もいなかったので、HPの注意事項を読んで、とりあえず基地までたどりついたら、あとは流れでなんとかしようと考えていた。


2023.10.7(土)


 当日、寝坊してしまった。

 行くのやめようかとも思ったけれど、ここで行かなければまた1年もやもやした気持ちを引きずることになると思い、行くことにした。


 車で行けない距離ではないけれど、基地の近くは相当混んでいるだろうなと思うと、安牌を取って公共交通機関で行くことにした。

 小松駅から基地までのシャトルバスが出ていると聞いていたのだけれど、その乗り場がどこにあるのか分からなかった。人に聞けばいいのだけれど、なんか勇気が出なかったので、大きな人の流れについていくことにした。(聞こうよ)

 すると駅の近くの公園を通り抜けて、乗り場に着いた。歩いている間、あの大企業様の名称の由来についてあれこれ考えていた。

 乗り場で往復の乗車券を買ってバスに乗り込み、基地に着いたのは正午前だった。(行きのバスは正午過ぎで終わりになるらしく、ギリギリだった)

 基地に入る前、受付の持ち物検査で鞄の中身を見せ、危険物でないことを示すために持っていたペットボトルの水を一口飲むように言われた。やはり厳しいんだなと思った。



 私は戦闘機が空を飛んでいるところも、もちろん見たかったのだけれど、見られなくとも格納庫に展示されているF-15 戦闘機が見られればそれで十分だと考えていた。


 とりあえず適当に歩いていたら、F-35戦闘機を見かけた。この戦闘機が展示してあるとは思っていなかったので驚いた。それに想像していたよりもずっと近くで見ることができて、すごいと思った。


 そして格納庫ではF-15戦闘機を見ることができた。(格納庫以外にも展示してあった)そこではパイロットの方が色々な部位を動かして見せてくれていた。ランディングギア、エルロン、スタビレーター、エアブレーキなど。エアブレーキというものがあるということを知らなかった。(コクピットの後ろの方にある板が起き上がって空気抵抗を作るもののことです。下手なことを言うのもあれなので詳しくは調べてみてください)

 実物を見て思ったのが、想像していたよりもエンジンはエアインテークの奥の方に位置しているということだった。私のイメージではエアインテークの入り口からノズルまで、めいっぱいエンジンが詰まっているという感じだった。けれど、そうだとするとものすごく長いエンジンなってしまうものなあ、とか考えていた。実際のところ私はエンジンがどれくらいの長さが必要なものであるかについて、まったく知識がないのですが。とにかく、想像していたよりもエアインテークの奥の方にありました。



 格納庫を出て一通り見て回ることにした。T-4練習機、F-2戦闘機。どれも綺麗な形だと思った。私はロボットアニメとかでもそうなのだけれど、エアインテークを見るのが好きだったりする。空気がここからこう流れていくのか、と考えるとなんだか楽しい。

――――――――――

 全然知識がなかったので、F‐2戦闘機と書かれていたのを見た時、「F-2ということは、これがバンシー? でもかなり古いものだったような……」とか思っていた。アメリカの戦闘機にF‐2バンシーというものがあってそれと勘違いしていました。形状は記憶していないのに名前だけは覚えていたためです。

 F-2はF-16がベースになっているそうです。

――――――――――

 フェーズドアレイレーダーというものがあるのを初めて知った。



 展示を見終えて、F-15の訓練飛行が始まるまで、敷地に座って待つことにした。人は多かったけれど、それ以上に基地は広かったので芋を洗うような混雑というほどでもなかった。(この年がそうだったというだけかもしれませんが)周囲を見渡すと、航空自衛隊関連のTシャツを着ている方や、有名なジャケットを腰に巻いている方たちがたくさん居られた。それに比べると私は、あまり気合の入っていない格好で来てしまったな、と思った。そもそも関連した服を持ってないのですが。


 音楽がかかっていたのだけれど、ロボットアニメの歌が多かった。というより、私は流れていた曲のうちロボットアニメの曲しかわからなかった。ただ私は働き出してからあまりアニメを見なくなったのでもしかしたら自分が知らないだけで、他の曲もロボットアニメの曲だった可能性もある。(どっちでもよくない?)



 ついにF-15が飛ぶところを見ることができた。

 私はスマートフォンのカメラでズームして撮っていたのだけれど、さすがに画像が粗くなってしまった。周りの方はもっとしっかりしたカメラを持っていて、拡大しても綺麗に見えていのだと思う。肉眼で目を凝らしてみるが、小さくしか見えなかった。でもまあ展示では近くで観ることができたし、それだけで十分来た甲斐があったと落ち込んだ自分を励ましていたとき、綺麗な光が目に入った。

 こちらに後方を向けた時、ノズル後方にオレンジの光が見えた。綺麗だと思った。アフターバーナーの輝きだった。


 挿絵(By みてみん)

――――――――――


 帰り道、バスには長い行列ができていたので(とはいってもしばらく待てば乗れたと思う)歩いて駅まで向かうことにした。


 半分くらい歩いてから、乗車券を往復で買っていたことを思い出した。


(完)


 今回伝えたかったのは、気になっているものがあれば行けるときに行っておいた方がいい、ということでそれだけです。

 読んでくださってありがとうございました。

 名称など間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。

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