表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私事について  作者:
38/49

・月とフォグランプについて

・月とフォグランプについて


 最近、というか昨年末からアルバイトを始めた。

 このことについては迷惑が掛からない範囲で書いていこうと思っている。というか、この件について書き足していこうと思って、また書き始めたのだけれど、進んでいない。とにかくこの辺りはまた後程書くことにして、今回は表題について書いていきます。


 今している仕事は、電験三種の仕事……なはずもなくて、特殊な資格や技能は必要ではないけれど、忍耐力か、あるいは寒さに対する耐性、もしくは防寒着が求められる。ようするに外仕事で1日何時間か外にいないといけない。雨だろうが雪だろうがやらないといけない類の仕事。そういうわけでものすごく寒い。


 特に今シーズンは寒く感じる。

 これを書いているのは2月2日だけれど、2週間くらいずっと冬日が続いているような気がする。(実際は何日かそうでない日があるかもしれませんが)雪もそれなりに降り続けている。


 とにかく寒い。私はいい感じの防寒着を持っていないので(いや買えよ)、震えながら仕事をしている。ただ立っているだけの時間もそれなりにあって、そういう時は目のやり場に困って、なんとなく空を見上げてみたりする。

 雪はほとんど毎日降ってはいるけれど、晴れ間(というより雲の切れ間)が全くないということもなくて、最近は満月が近いということもあって、なんとなく月を見上げていた。



 私は星座について詳しくない。

 なにも調べずに判別できるのはカシオペヤ座と星座ではないけれど(アステリズムというらしい)北斗七星。つまり特徴的な形で、星の数もそこまで多くないものしかわからない。というかこの2つしか分からない。


 この仕事を長く続けるのなら、星座を覚えたら楽しいかもしれないと思っている。ただいつまで続けられるのか、続けるべきなのか、そのあたりは難しいところだと思う。肉体的にはかなりつらい。とにかく寒い。


 それでまあ長時間外にいるわけだから、定期的に見上げると月が夜空を東から南に移動している、というのが分かる。あまり長時間外にいて観察しようと思ったことはないから、実体験として確認することができてよかった。(地球から見た月の動きです)



 昨年の無職期間中にいろいろ本を読んでいたのだけれど、その中の一冊に「ジェイムズ・P・ホーガン」氏の『星を継ぐもの』がある。

 これは月についてのはなしで、沢山の方がとても面白い本だと語っていて、私もいつか読みたいと思っていた。図書館で借りようと思っていたのだけれど、ずっと貸し出し中だったので買って読むことにした。それだけ人気があるということだ。


 7割くらい読んだところで、(これは今どっちの星の話をしているんだろうか)みたいな状態に陥った。少し戻って読みなおしてみたりしたのだけれど、ほしい情報が書いてある箇所が分からなくて、とりあえず最後まで読んでから、もう一周、全体の流れをつかんだうえで読み直してみようと考えた。評判通りとても面白かったです。



 その流れで調べたのかどうかは覚えていないけれど、地球からは月の裏側がどうして見えないのか、ということが気になった。私は月の公転と自転が奇跡的にうまい具合にかみ合った結果、奇跡的に常に地球の側に同じ面を向けているのだと思っていた。でもそれは違った。


 これは『潮汐固定』と呼ばれる現象だそうだ。潮汐固定というのは……と私に説明できるわけもなく、書いたとしても丸写しみたいなものにしかならないので、申し訳ないですが皆さんで調べてみてください。その方が正確です。



 それで月と言えば、以前、月食について書いたとき、月が地球の陰に隠れてしまうけれど波長の長い光は月に届いて月が赤く見える、みたいなほぼ受け売りの話をしましたね。


挿絵(By みてみん)



2025、夏

 私は『市の花』の絵がプリントされたTシャツを着て、科学博物館を訪れていた。その時は、『光』についての企画展が開催されていた。

 その中に私が以前から気になっていたものがあった。ライトの光を水の中に向けて照射すると、距離に応じて光の色が変わって見えるというものだ。遠くに行くにつれて光の色は段々、黄色っぽくなっていっていた。(赤くはなっていなかった)つまり波長の長い光ほど遠くまで届く、ということを証明する実験だった。

 月食の時と同じですよね。



 そしてフォグランプ。

 黄色い光は波長が長いから遠くまで届く。ラジオでもAMの方がFMよりも周波数が低いから(周波数が低いということは波長が長い)ので遠くまで届くと言いますよね。信号も赤が止まれなのは波長が長いからという説もある、といった話を聞いたことがあります。

 

 それはいいのですが、何で悩んでいるかというと、白い光ってすべての波長を含んでいるというじゃないですか。とすると、白い光は月食の時や光の実験のように、こう……離れていくと段々色が赤っぽくなっていくのではないかと、でも、そういうのを見たことがないなと。


 黄色い光の方が遠くまで届く。波長が長いから。

 でも、白い光には黄色い光の波長も、それ以外の波長の光も含まれているわけで……これってどっちの方が遠くまで届くんですかね。


 そういうわけで『???』となっていたわけなんです。


 それはそれとして雪道は黄色いフォグランプの方が、雪の形が見やすいというの実感としてあります。白い光だと反射が眩しすぎるのではないかと思います。それに雨や霧、雪の日は黄色い光の方が、車が存在しているというのが分かりやすいと思います。



 私の車のフォグランプは白色のLEDで、奥まった位置についている。雪の酷い日だと5分も走ると完全に雪に埋まってしまう。(これはこの地方の雪の性質も関係しているかもしれません。湿った雪が多い)

 このことが結構気になっていて、ハロゲンランプだったら、なにもしなくても雪が溶けたのになあと、残念に思っていました。

 ただハロゲンに交換しようと思っても、以前乗っていた車のように、ちょっと分解して電球を交換すればいいというわけではないらしく、結構ガッツリ交換しないといけないようで、かなりお金もかかるようで、そして使用頻度もかなり低いとあってはもうこのままでいいか、もういいや、潤沢に金があるわけではないし、と諦めました。

 ですがやはり黄色くはしたいと思い直し、通販で安いイエローフィルムを買い、貼ってみることにしました。もちろんフィルムを貼って色を変えたところで、雪は溶けません。また、他にはスプレーで黄色く塗るという方法もあったのですが、最悪元に戻せるようにということでフィルムでやってみることにしました。


①切り取り

 カッターマットの上に巻物のようになっているイエローフィルムを広げる。

 とりあえずコンパスで円を描き、はさみで切り取る。直径はネットで調べると9センチメートルということだったのでそれに合わせた。

 薄いフィルムをはがすと糊の面が出てきて、どうやらこれで貼り付けるようだった。私はいまいちフィルムがどういう原理で張り付いているのか判っていなかったのだけれど、シールのような感じで貼り付けるようだった。(少なくとも私の買った商品では)

 曲面に貼り付けるので、一か所、中心から弧まで切り込みを入れる。(深く考えずにこんなことをしていますが、こういうふうに切り込みを入れたところで出来上がるのは不完全な円錐であって球面に貼り付けることはできません。が、この時の私は気づいていません)


②貼り付け

 雪が降っていたため、フォグランプは既に雪で埋まっていた。ペットボトルに水道水を入れて持ってきて、雪を溶かし、貼り付ける面を掃除し、フィルムをはがす前に一度合わせてみて……、普通にフィルムが大きすぎることに気づく。(なぜ横着せず最初に測らなかったのか)

 

③(雑な)測定

 アパートの部屋に戻り、愛用のプラスチック製のノギス(100円のもので精度は高くないけれど、プラスチックなので測定対象を傷つけないというのが気に入っていた)を探す。……が、見つからない。工具箱の中にないし、ペン立てにもない。


『どこやったっけ?』(知らないよ)


 仕方がないので、物差しで測り(球面なので上手く測れない)、少し小さめの円で切ることにする。


④切り取り(2回目)

 そしてまたアパートに戻り、失敗してもいいように今度はメモ用紙で、先に型紙を作ることにする。そして円形に切り、切り込みを入れる。


⑤貼り付け(2回目)

 また駐車場に行き貼ってみる。

 ……やはりしわになった。それに隅のところまでカバーできていない部分がある。やり直そうかとも思ったけれど、やり直したところで上手くいく理由も見つからなかったので止めた。はがれてきそうにはなかったので、しばらくこれでやってみることにする。遠目で見る分には皴とかはわからないし、私の車のフォグランプを注視するような人がいるとも思えないから、これでいい。


 結果は予想通り、雪が酷く降っているときは、すぐにフォグランプは埋まってしまう。レモンイエローの光が見えなくなるので、埋まってしまったことが分かり易い。

 ただ全く意味がなかったというわけでもなくて、雪の降っていないときでも道路わきには雪が山になっているわけで、そういう時は役に立つ。やはり黄色い方が、目に優しい……ような気はする。あとは雪に映る黄色の濃さによって、雪との距離がつかみやすい……ような気もする。



 外で立っているときに、震えながら、月とかフォグランプについて考えていて……


――あれでできるのは円錐だ――


とようやく気付いた。


 球面に綺麗に貼るときってどうすればいいんですかね。地球儀みたいな感じにすべきなんでしょうか。

                                 

(完)


 潮汐固定や光の波長のことは、間違ったことを言っている可能性もあるので時間があれば調べてみてください。時間がなければ、あまり気にしなくていいと思います。

 読んでくださってありがとうございました。


 最近目が覚めた時、湯たんぽの上で眠っていて、わき腹が痛くなったことがありました。皆さんも気を付けてください。雪と寒さ、安全運転にも気を付けてください。自分も気を付けます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ