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Interview with the 魔王軍  作者: つまころ.ch
第一章 国境付近
7/9

7-国境付近 駐屯地へ向かう馬車

へぇ駐屯地に話を聞きに行くんですか、いろんな人に聞いて回るんですか、それって仕事なんです?

趣味みたいなものですか、なるほどねぇ。

あっしですか、あっしは馬車でいろんなところに行くのが仕事ですねぇ。

今日は薪を置きに行きます、薪は定期的に置きに行くんですよ、毎日使うものですからね。

後は干し肉とか野菜とかも積んでますな、帰りは何もなし。

駐屯地は帰りに何も持って帰れないのが難点です。

駐屯地は何もないですよ、小さめの湖がありましてね、その近くです。

今は30人くらい兵隊さんがいるのかなぁ、多分ですけど。

悪い人たちじゃないですよ、普通に接してますねぇ。

カモナルから派遣されてきてるんですよ、村とかが作ってもらったわけじゃないはずですよ。

何年も前からあるんです駐屯地、戦争が始まったからできたとかじゃなくて、ずっとそこあるんですよ。

なんでそこに駐屯地があるかなんてあっしにはわかりませんぜ、なんか理由があるんでしょう。

おっと暗くなってきましたねぇ、もうちょっと行ったら池があるんで今日はそこで野営ですな。


さて簡単に飯でも作りますかねぇ、豆味噌いけます?おお嫌いじゃないですか、んじゃ使いましょうかねぇ。

旅をするんでしたら好き嫌いはないに越したことはないですな、味が付いてるだけでありがたいと思わにゃ。

見張り?いらねぇいらねぇ、こんなところに盗賊も野獣もでませんって。

んがぁこのパン硬ぇ・・・古いの持たせやがったな木こりの野郎。

って贅沢は言えねぇわなぁ、タダだしな!はははは!

汁もの作るか、パン硬すぎんだろこれ、玉ねぎ1個つぶすか・・・

食ったら寝て良いですよ、日が昇ったら出発しますんで。

あっしですか?寝ますよ?あぁでもちょっと特技がありまして1時間で目が覚めるんですよ、不健康だって言われますけどこれのおかげでこの仕事に向いてるんですよねぇ。

昼には着きますよ、帰りはどうするんです?先へ行くんですか?

へぇ話を聞いて回る旅ねぇそれって楽しい事なんです?

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