野良猫ナナシ ①
いらっしゃいませ! ご来店ありがとうございます。
前回までのあらすじ。
マッキーさんが加入して、ギルドメンバーが一気に増えました。
マッキーさんの頑張りの甲斐があってなごみ家には十人以上が新しく加入した。
ギルドに所属していない人とか、所属はしているもののアクティブなメンバーが少なくて退屈という人は意外と多いらしい。
そんなわけで今やメンバーの合計は二十人以上になるんだけど、正直全員の名前とか覚えてない。だって会ったこともない人いるし。今なお増殖中だし。
覚えてなくても困ることはあんまりない。同じギルドに所属していれば名前の横についているタグでわかるし、自分のプロフィール画面からメンバーを確認することもできる。
賑やかなのはいいことなのだと思う。退屈という感覚はまだ私にはわからないけれど、話す人がいなくて寂しいと言うのはわかる。
少し前はインするメンバーが少なくって、師匠が来るまでは一人っていうことも多かった。占い屋さんは楽しいけれど、寂しいな、誰か来ないかなって思うこともあった。最近はレナルド君もいるしショウスケさんとブンプクさんも良く来てくれるから忘れてたけど。
新しい人たちとお話してみて分かったのが、ボスの討伐というのはあまり行かないとかそもそもやったことがない人も多いと言うことだった。私としては意外なことだ。
ちなみにソロ討伐なんかはできなくて当たり前ではっきり言って普通じゃないとか。うちの人たちはやっぱり強い人が多いんだな。
ボスを倒すと優秀なマジックアイテムがドロップするけれど、そもそも効果はランダムで宝くじみたいなものだ。無理してボスを倒すより中級モンスターをたくさん狩った方が高率的と言うのは一般的な認識らしい。
なので一通りのボス討伐をしたことがある私は実はすでにそこそこ強いらしく、新メンバーさんたちからはそれなりに頼りにされたりもする。
それ自体は嬉しいんだけど。
でもメンバーが一気に増えちゃうとそれはそれで馴染めなくなるって言うか肩身が狭いっていうか。新入社員しかいない部屋に一人だけいる二年目社員みたいな感覚?
つい、前の方が気楽だったな、なんてことも考えてしまう。ゲーム自体二年目のぺーぺーだしね。
ただこれは私が新メンバーの中心になっているダーニンさんと合わないと感じているせいもあると思う。だから多分私が悪いんだろう。
メンバーが増えても師匠の帰りは相変わらず遅いもので、新人さんたちの中には師匠を知らないとかまだ会ってないなんて人もいる。
そう言えばギルドマスターって誰? ナゴミヤさんです。いやそれギルド名じゃん、笑。
そんなやり取りが新人さんたちの間で何度も交わされていて、もはや鉄板ジョークみたいになっている。
なので珍しく早く帰ってきたギルドマスターの師匠は大変な人気を持って迎えられた。
「ただいまあー、ってうわあああああ、いっぱいいる!!!!!????」
びっくりしております。いつもより多く驚いております。また増えましたという報告は夜遅くに毎日してるんだけどね。実際に見たらびっくりするんだろう。今日は十人くらいいるかな? 新しい人ばっかり。
「ただいまてwww」
またダーニンさんはwを連打している。いいじゃんただいまで。でも私も最近ただいまって言うこと少ないんだよな。なんだかさみしい。
「お帰りなさい師匠~。今日は早かったんですね~」
「師匠wwてwwww」
いいじゃん! この人は私の師匠なの!
「うん、珍しく今日は何も起きなくてさ~」
「やった~!」
「ギルドマスターさん初めまして、こんにちは~」
声を掛けたのはカオリンさん。ロングスピアを使う戦士系の女の人でセクシー系の鎧を着た美人さんだ。
「あー、どーも初めまして。ナゴミヤです」
「ほんとにナゴミヤさんって言うんですね」
「え? あー。ギルド名ですね。あー、なんか成り行きでそうなりました」
師匠が答えるとカオリンさんはあはは、と楽しそうに笑った。釣られてみんな笑う。
……むう。
まあ、そうだよね。折角早く帰って来ても私が独占するわけにはいかない。師匠は私の師匠だけど、みんなのギルドマスターでもあるからね。私の師匠だけどね!
「ナゴミヤさんや、ワシも入れて貰ったじゃ。ヨロシクじゃ」
「おおー、オンジさんじゃないですか。ようこそー」
オンジさんは魔物使いのおじいちゃん。ほんとにおじいちゃんかどうかは勿論わからない。語尾の「じゃ」も時々使い方が怪しいし。マディアでよく見かけるので私や師匠とは以前からの知り合いだ。
魔物使いさんというのはラクダや馬、それに私が乗っているナンテー君のようなナントカコントカを捕まえて調教し、騎乗動物やペットとして他のプレイヤーに譲渡したり、モンスターを調教して戦力としたりする人たちのことだ。
魔物使いさんは関わるスキル上げが大変だったり、魔物を捕まえるのが大変だったり、折角捕まえても場所によって連れて歩けなかったり、自分以外に魔物のスキルやステータスを上げないといけなかったりと色々大変らしい。
でもやっぱり人気のスキルではある。わかる。だってドラゴンとか従えてみたい。
オンジさんは魔物使いに特化した人で「儂はこいつらがおらんとなんもできんのじゃ」なんてことを言うのだけど、実は凄腕の魔物使いさんでエルダードラゴンまで配下に置いている。オンジさん的には配下じゃなくて友達だそうだけど。
エルダードラゴンはとんでもなく強いけど、大きさも凄いから連れていける場所ってダンジョン内だとあんまりない。ずっと一緒に歩けるのはそれこそ<竜巣トイフェル>くらいじゃないだろうか。
ボス部屋みたいな広い所につけば大丈夫だけどね。道中はホイポイカ……じゃなくてリダクトケージに入れて連れて歩けるので安心。
オンジさんはほかにもいろんなモンスターを飼っていて、綺麗な羽のオウムとか銀色の毛のフェレット、透明猫などの不思議で可愛いペットを捕まえて来て町で売ったりもしている。
ネオデのペットというのは便利なもので、モンスターボ……。リダクトケージに入れておけばお世話不要。愛でたい時に出して愛でることが出来る。
この辺の生き物は一度テイムした状態なら魔物使い系のスキルがなくても飼うことが出来る。連れて歩くと素材を掘り当ててきたりちょっとだけHPやMPを回復してくれたりするのだ。実際いてもいなくても変わんないレベルだけど、可愛いからよし。
私もオンジさんから買った白とオレンジの二匹のリスを飼っている。
占い屋さんを出すときには肩とか頭とか服の中とかをちょろちょろさせているのだけど、お客さんからの評判は上々である。たまに木の実を拾ってきてくれるのでおやつに食べるのもいい。ちなみにお礼に果物をあげるので収支はマイナス。連れていると幸運が少し上がるらしいけど、とっても弱いので戦闘には連れていけない。
つまりただただ可愛いだけの存在である。最高。
オンジさんはマディアの町でペット屋さんをやっていることもあるので、師匠や私とはよくおしゃべりする間柄だった。マッキーさんが勧誘しているのを見かけて聞いたことのあるギルドだと言うことで来てくれたらしい。元からの知り合いということもあり、新しく来た人たちの中では話しやすい人だ。
「こんにちはー」「よろしくお願いします」
カオリンさんとオンジさんに続いて皆次々に師匠に声をかけて行く。
「うわあ、ええと……。やべえ、覚えられない! とりあえずよろしく!」
師匠が言って和やかな笑いが起きたのはよかったんだけど。
「覚えられないとかwwwやる気w」
これを言ったのがヴァンクさんとか猫さんだったら気にならないのに。ダーニンさんだと思うとなんだか悪く捉えてしまう。考えすぎなんだろうな。
あと、カオリンさんが「ナゴミヤさんおもしろ~い」って言ってたのも少し気になった。少しだけね!
「えー、ギルドマスターのナゴミヤと言います。初めましての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。ギルド名がワタシの名前になってますが一部でウワサされているような専制君主制ギルドではないです」
されてないよ。何処から出たのそのウワサ。
「俺はギルドマスターですが、何もしないですし、何もできません。みんな好き勝手やってるギルドですので、みんな好きなことして下さい」
いい方はちょっとアレだけどなごみ家はそういうギルドだ。
「でもたまにはみんなで何かしたいね。せっかく一緒のギルドになったわけだし。差し当たって今日は……。どうしよっかな。俺何もできないしなー」
わはは、と笑いが起きる。みんな冗談だと思ってるんだろな。何を隠そう、実はその人ほんとに何もできないんですよ。
せっかくこんなに人数いるならどこかのボスでも行ければいいんだけど。でも慣れてない人もいるだろうし。戦力やスキル構成は知らない人も多いしなあ。オンジさんなんかは絶対強いと思うけど。エルダードラゴン使いがエルダードラゴンより弱いわけないもんね。
師匠が自分主導でできる事っていえば羊さんの毛を刈ったりロッシー君にクリーピーダイを狩って貰ったりするくらいだ。
流石の師匠もみんなで染料集めようぜ!とは言い出さないだろう。
師匠がうんうん悩んでいると天から助けが降ってきた。びゅーんと言う音と共に降ってきた助けは地面に落ちると小さな猫の姿を取る。
「てめえナゴミー! 早く帰って来たんなら声かけ……何の騒ぎだにゃコレ」
単独転移魔法で飛んできた猫さんだ。猫さんも師匠のこと大好きだな。
「猫さんこんにちは~」
「お、おうこっひ~か。焦ったにゃ。どっか別のギルドに来ちまったかと思ったにゃ」
「メンバー増えたんです~」
「お、おう。増えたにゃ。めっちゃ増えたにゃ?」
「猫さんいれば安心だね。んじゃ何処かボス行こうかー。行ってみたいとこある人ー?」
わらわらと不安や期待の混じった声が上がる。
大丈夫かな、行ったことない、怖い、等々。ここでいう怖いは怖いので行きたくないではない。
こわーい。足引っ張るかもしれな~い。でも大丈夫だよって言って欲しい~。みたいな意味だと思う。私もそうだったし。ゲームだからね。強いから一人では戦いたくない相手だって、やっぱり倒してみたいだろう。
でも具体的にどこに行ってみたいと言うのは難しいよね。行ったことないんだし。
「オイ、どういう状況だにゃ。まず事情説明すれにゃ」
「ウモとかどうかな? 行ったことある人ー?」
「オイ、話聞けにゃ」
猫さんの主張は一般的にはもっともなんだけど、猫さんの場合は気にしなくて大丈夫。
「ナナシちゃん、ナナシちゃん、ワシこのギルド入ったのじゃ。ヨロシクじゃ」
「うにゃっ! てめえ、おんじーじじゃねえか!」
声を掛けられた猫さんがしゃーっとオンジさんを威嚇する。
「つれないじゃ。しかしいつかかならず儂のモノにしてみせるじゃ」
「なんねーーーーーにゃ! このホウレン草が!」
ホウレン草って悪口なのかな? 猫語だとそうなのかもしれない。
凄腕テイマーのオンジさんからすれば野良猫の猫さんをテイムできないというのは沽券にかかわるんだろうな。猫さんの方もオンジさんのことは好きなんだと思う。威嚇してるし、あだ名で呼んでるし。
それはさておきいいですね、ウモ。
ウモは今のところ私が唯一ソロ攻略に成功した場所だ。いや、ダンジョンをソロ攻略って言うのは語弊があるな。ボスの前までは師匠に連れてってもらったし。
ウモのボス討伐が初めての人はカオリンさん、めりちょさん、ベシャメルさん、たぐちくんさん。
行ったことある人が残りのオンジさん、クラウンさん、すみれさん、ダーニンさん。
ボス行かない人ってホントに多いんだな。
「あー、初めての人も多いね。でもまあ猫さんいるしダイジョブでしょ」
「何なんだにゃおめーのその根拠は」
猫さんがいれば大抵のことは心配しなくて大丈夫。周りと合わせるのも得意なのでパーティーの戦力がぐんと上がるのだ。行ったことない人がこれだけいたら大変だけど、師匠のサポートがあればまず負けることはないだろう。
「ボス行ってもしょうがなくね?www」
またダーニンさんだ。うるさいなこの人は。
「あ、どっか行く予定だった? ごめんよ後から来て勝手なこと言っちゃって」
「いいけどwww」
いいなら黙っときなさいな。せっかくみんな乗り気になってるんだから水を差さないで欲しい。
「えー、初めての方は聞いてくださいー。ウモのダンジョンでは火属性の魔法やスキルが使えません。氷もあんまりきかないので、それ以外の攻撃手段用意してねー」
師匠、なんか引率の先生みたいだな。
「あと氷耐性しっかりしておくと安心ですよー。何かわかんないことあったら言ってねー」
「師匠、バナナはおやつに入りますか?」
「三本までなら入んないよ~」
そうなんだ。じゃあ三本もっていこうっと。
「ドラゴン用のジャーキーはどうじゃ?」
「それは含みます」
「何故じゃ⁉」
「だってオンジさんアレよく自分で食べてるじゃん」
「むう。アレはビールによく合うのじゃ」
おやつって言うよりおつまみだなそれは。おやつとおつまみ合わせて三百円までですね。しかしおいしいんだ、ペット用ジャーキー。ちょっと食べてみたい。
「そういやオンジさんは何連れて行くの?」
「ウモだったらこの子じゃの」
ぽん。
「わあ、可愛い!」
思わず叫んでしまう。オンジさんの前に現れたのは黄色い鱗を持った小型犬くらいのドラゴンだった。ギルドのメンバーもその小さなドラゴンを見ようと集まってきた。
「トパーズドラコ! 実物始めて見たかも」
師匠も驚いている。
「トパコじゃ。可愛がってやってじゃ」
オンジさんが自慢げに胸を張る。
自慢する気持ちはよくわかる。トパコ君は透き通った小さな羽を持っていてぱたぱたふわふわと宙に浮かんでいる。とても愛らしい。正直持って帰りたい。いいな、この子と冒険したいな。魔物使いさんにもなりたくなってくる。
ドラコと言うのは体が大きくならない種類のドラゴンなのだそうだ。普通ドラコの色はドラゴンと同じ茶色なのだけど、稀に変わった色の個体が現れる。そのドラコ達は体の色に因んだ宝石の名前で呼ばれていて、宝石ドラコを飼っているというのは一流テイマーのステータスにもなっているという。
可愛くて珍しいだけではなく、とても強い。トパーズドラコは雷のブレスを吐き、こんなに小さいくせにオンジさんのサポートがあれば本物のドラゴンを倒すこともできるのだそうだ。
「猫さんとトパコ君がいれば道中は安心だね」
「おまかせあれじゃ」
「おめーもはたらけにゃ」
メンバーはオンジさん、カオリンさん、めりちょさん、ダーニンさん、クラウンさん、すみれさん、ベシャメルさん、たぐちくんさん。それに猫さんと師匠と私。
総勢十一人。大所帯だ。何回かあったこともある人もいるし、初めての人もいる。
他にもログインしているギルドメンバーはいるみたいだけど、何か別のことをしているのだろう。ちなみにマッキーさんは今日もメンバー勧誘に精を出しているらしい。もう十分じゃないかなあとも思うんだけど、師匠が言った通りそれがマッキーさんの好きなことならそれでいいのかもしれない。
□□□
フリギダス島にはダンジョンが二つある
一つは月の狂気が支配する<月光洞 イブリズ>。
もう一つが氷に閉ざされたダンジョン<大氷結孔 ウモ>
イブリズでは何もしなくてもMPが減っていくけど、ウモでは何もしなくてもHPが減っていく。こまめな回復大事。氷のダンジョンなんだから寒くてHPが減るんだと思うんだけど、冷気耐性ではHPの減少を押さえられないのは理屈に合わない話だ。
ウモのボスは<ウモ>さん。
ウモは一番最近できたダンジョンだとされている。一番最近の世界の終わりということだ。近いと言っても百年くらいは経っているらしいけど。
割と近い昔々のこと。
過去の滅びの残滓である各地のダンジョンから、再び滅びが溢れ出した。当時の科学者さんたちが必死で調査した結果、この原因は世界を守っている神様的な存在、ボナさんが力を失いつつあることに因ると判明した。
このままではいずれボナさんは消滅してしまう。その時には過去の全ての世界の終わりが同時に押し寄せることになる。
そこで科学者さんたちはボナさんの代わりを作ろうとした。ボナさんの代わりをしてくれる存在がいれば世界の終わりを回避できる。そう考えたのである。
どこか途中で間違えてしまったのか、そもそも根本から間違っていたのか。
全ての精霊力を有する特別な精霊になるはずだったウモさんは、何故かものすごい力を持った氷の精霊として生まれ、その上制御不能だった。
ウモさんが誕生した瞬間、そこにいた科学者さんたちはみんな氷漬けになって死んでしまったとされている。まあそうなると誰がこのお話を伝えたんだってことにはなってくるんだけど。例によってその辺は謎だ。
ボナさんとしては非常に迷惑な話だったろう。何とかしなくてはいけないが、もう弱り切った自分の力ではどうしようもない。悩んだ結果ボナさんは勇者を見出してその力を借りようと思いついた。
勇者たちはウモさんを討伐し、フリギダス島の奥深くに封印することに成功した。この作戦成功に気を良くしたボナさんはやがて、異世界からたくさんの勇者を呼び寄せたら世界の終わりを回避できるんじゃないか、という発想に至るわけだ。
勇者たちによるウモさん封印作戦は成功したものの完全ではない。漏れ出し続けるウモさんの力で、今でもフリギダス島の半分は氷に覆われている。
ウモさんは氷の精霊。だったら炎の魔法が効きそうだけど、<ウモ>のダンジョンでは炎の精霊力が上手く働かない。要は「炎は禁止」のダンジョンである。炎系の魔法やスキルは使っても発動しないのだ。何故なのかは不明で、実はこのあたりが科学者さんたちのウモさんづくりが失敗した原因に関与しているらしい。
このダンジョンのモンスターには当然氷属性も効きにくい。となると物理で殴るのが一番手っ取り早い。そして雷属性はとても有効。
私がウモさんのソロ討伐に成功した理由として、ウモさんが雷に弱いというのは大きい。あともう一つ。ダンジョンの作りがそこまで複雑ではないこと。
大氷結孔と言うだけあって、ウモのダンジョンは地下七階というかなり深い作りになっている。ただ広さはそこまでではなく、五階まではゲートや長距離テレポートの魔法で飛べるのだ。
他のダンジョンと比べれば格段にボスまでたどり着きやすいと言える。
まあ、それでもやっぱり迷うんだけど。
お読みいただきありがとうございます!
そう言えば一つ聞いてみたいことがあります。
今日のお話は約7000文字でした。なろうさんでは一話6000~10000
カクヨムさんでは一話2500~3500文字くらいで書いています。
なろうさんでかいたのを小分けにしてカクヨムさんに投稿する形ですね。
基本的にはこの形で行きたいと思っています。ここまで読んでいただいた方だとその方が読みやすいのではないかというのが理由です。でも実際はどのくらいの文字数が読みやすいでしょう。
もしご希望などありましたら教えてくださいね。
お話全体も長くなってまいりました。ここまでお付き合いいただけていること、心より感謝いたします。PVが付くたびに凄くパワー貰えてます。読んで貰えるって言うのは本当い嬉しいですね。
次回も張り切ってまいります!
また見に来ていただけたら、とても嬉しいです!




