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どりぃむすとおりぃ  作者: 谷兼天慈
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悪夢

 私は教室から出て階段を降りていった。

 しばらくして私は目を見張った。

 階段を降りる途中、生徒がひとり血だらけになって死んでいたのだ。

 私はしばらくそこから動けなかった。

 悪い予感がなんだか胸の中を横切ったような気がした。

 しかし、私はそんな心を持っているくせに、平然としてその死んだ生徒の上をまたいで一路図書室へと向かった。

 図書室には図書の先生がひとりいた。

 すると先生は私のイラスト画を手に持っていた。(ちなみにそれは古代進が森ユキを抱きかかえているやつだ)

 だが、そのイラスト画は無残にも破れていた。 私はしばらく口もきけず、ぽかんとそれを見ている───と突然、図書室を飛び出した。

 さっき死体があったところにはまだあの生徒の死体が横たわっていた。

 そして、その周りに野次馬がたくさんおり、倉光先生が何やら調査している。

 私は階段を駆け上がると、ふと音楽室のドアを開けた。

 すると、私の目の前にひらけたのは講堂よりもっともっと広い部屋であった。

 もう、今では学校中大騒ぎだった。

 またひとり生徒が殺されたらしい。

「悪魔だ! 悪魔の仕業だ! 悪魔がこの学校に乗り移ったんだ!!」

 という声が、遠くからおぼろげに聞こえてくる───

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