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佐倉氏の視点を入れようかなと思ったがそういえばお姉ちゃんの名前私も知らない、覚えていないのか?その前に決めていないのかと悩んでしまった。

昔から俺は人間不信だったと思う。

母親は病気で倒れ、父親は毎日酒を飲み、昔は家族に手を出すような人ではなかったのに、母や俺を殴っていた。

そんな俺は高校のとき、家が嫌になって荒れた時があった。

その時に出会ったのが藤岡先輩。

バイクに乗り回し喧嘩三昧の俺を救ってくれた人だ。

藤岡先輩に殴られ改心(簡単に改心しすぎだと思う)させされ、そこからは普通に過ごした。

藤岡先輩と過ごす日々は楽しく、昔のように消えたいと思わなくなっていった。

大学生になり、高校の教師を目指すことにした。

昔の俺のような人たちを助けてあげたいなんてガラにないことを思って。

教師になった今では確かになってよかったと思ったり結構楽しかった。

教師になり1年経ったある日、珍しく藤岡先輩から電話がかかってきた。

内容はと言うと、仕事で遠くの方に単身赴任するのだが愛さんも付いて行くことになったので、子供達を見てほしいなんて言う内容だった。

学校でもまだ生徒に優しくなんてできていない俺が出来るのだろうか?と思ったのだが藤岡先輩の頼みとあれば断れないので了承したのだ。

今になっても藤岡先輩以外の人には上手く接せれなく冷たい言葉を吐いてしまうことが多く、仲良くなりたくても口下手な俺にはいい言葉が出てこないのだ。

藤岡先輩の家に行くことになった日、不安でいっぱいだったのだがいざとなればなんとかなると思い玄関のチャイムを鳴らした。

すぐに藤岡先輩の奥さんである愛さんがやってきていらっしゃいと声をかけてくれた。

緊張してしまい、また冷たい言葉を吐いてしまった。

愛さんはニコニコして「大丈夫よ、ツンデレは好きだから」と言っていたがツンデレとは何かわからずとりあえず愛さんが優しいとしかその場では考えれなかった。

リビングに行くと藤岡先輩と3人の子供たちがいた。

一番年上のような子は愛さんに似て儚いような可愛い子で、その次に大きい子は男の子なのか女の子なのか見分けがつかない綺麗な子だった。藤岡さんの話だと男らしいので男の子だろう。

そして一番小さい子は三つ編みメガネでなんだか普通の子。

メガネは本当にそれで見えるのか?と疑問を持つようなメガネ。

真っ黒な髪を健気にきっちりと三つ編みしており本当に2人の子供なのかわからない子だった。

藤岡先輩は全員可愛いだろう?と親バカなセリフを言っていたが3人目の子の時代錯誤の格好が気になりすぎてずっと適当にしか答えられなかった。

藤岡先輩が飲み物とってくるなと言いリビングから姿を消すとどうすればいいのかわからなくオロオロしてしまう。

長女の咲がよろしくお願いしますと言ってくれたのだがやはり冷たい言葉を返してしまった。

咲ちゃんの方は驚いていたが弟の燈は変なポーズを取りながら暗黒の闇などと意味のわからないセリフを呟いており、妹の玲はなんだこいつというような顔をしていた。

藤岡先輩と愛さんが飲み物を片手に賑やかに来たのでさっきの雰囲気はなくなった。

どうやら藤岡先輩と愛さんは今夜の便で行ってしまうらしい。

どうすればいいのだろうかと悩んでるうちに先輩も愛さんも出て行ってしまった。

とりあえず明日が本番だと気合を入れながら眠りに落ちた。

朝になり、リビングの方に行くと玲と咲がいて楽しげに話をしていた。

結構早いのにもう起きてるんだなと思いながらリビングに顔を出すと一瞬咲はびっくりしたの顔になりそのあとああと納得したような顔になった。

そして朝ごはんはもう出来てます。ダイニングに置いてありますからと言ってダイニングの方を指差した。

ありがとうを言おうとすると上手く言えず恥ずかしくなりいらないなんて言ってしまった。

咲の方はぐっとこっちを睨みつけ玲はそんな姉のことを宥めるようにしていた。

玲の方が朝ごはんは食べないといけませんよ。姉のごはん美味しいし作ってくれたんだから食べてください。

と言ったのでごめんも言えず仕方ないななんて言ってダイニングに行った。

リビングからは咲のふざけんなという声が聞こえて小声でごめんと言った。

聞こえないだろうが一応言っておこうと思い。

確かに咲の作った朝飯はとても美味かった。

昨日来たばかりの感じ悪い奴にも朝ごはんを作ってくれるとこは優しくてありがたいと思いながら味噌汁を啜った。



<**>



家に来て数ヶ月経ったある日。

学校の方で上手くいかなかった俺は咲の方にあり得ないほど冷たい言葉を吐いてしまった。

咲の方も言い返してきたが俺はイライラしており咲に八つ当たりしてしまった。

すると咲は泣き出してしまい。

俺はびっくりして泣けば許されるのか?なんて言ってしまった。

実を言うと咲は何も悪いことをしていないし、許されるも何も謝ることなどしていなかったのだ。

申し訳なくなって部屋に入って鍵をかけて閉じこもった。

咲達は俺と仲良くしようとしてくれているのに俺が冷たい言葉で返してしまうからダメなのに。

どうして上手くいかないんだ。

上手く言葉にできなくて辛かった。

藤岡先輩の前なら素で居られるのに。

モヤモヤとして悩んでいると、鍵をかけていた扉がドンッと大きな音がしたあと開いた。

玲がドスドスと部屋に入ってきたので混乱してしまい、俺が泣かせたわけではないからな!べ、別に謝りたいとか思ってないからな!なんて言ってしまった。

玲は思いっきり俺の顔面を叩いたあと鼻で笑い思春期の小学生かと言い、軽やかに去っていった。

俺はびっくりしていて目をパチパチさせ殴られた頬を触っていた。

そのあと咲にごめんと謝りに行くと少し驚いた顔をしながらも許してくれた。

そして玲の方にも謝ろうと思い玲の部屋をノックしたのだが玲は出てこなかった。

嫌われたのだろうか?と不安に感じつつリビングに行くと咲と燈がお腹が減ったらくるから大丈夫と言っていたので、待ってみることにした。

しかし、夕飯の時もこなかったので不安に思っていたが咲がどうせ寝てるんだと思うよと声をかけてくれて少し安心した。

明日の朝、謝ろうとおもった。



その日の夜、少し、目が覚めリビングの方に降りていくと音がした。

誰だ!?と思い音のする方をちらりと見てみると髪を下ろした玲だった。

メガネをかけているからそうだと気付いた。

後ろからそっと声をかけると玲はビクビクしながら振り向き、なんだこいつかとホッとした顔をした。

俺は少し恥ずかったので俯きながらごめんと口にした。

そのあと、反省してるということを言葉で伝えた。

玲の方をチラッと見てみるとなんだか聞いてない様子だったが一応言っておいた。

そこからは咲と燈と玲と仲良くなり今では普通に話している。

もし、あの時、玲に殴られずほっとかれていたら俺は一生あいつらと仲良くなれなかっただろう。

玲にはとても感謝しておりそれと同時に少し好きだという感情も芽生えた。

歳も離れているし先輩の子供だし手は出してはいけないとわかっていても玲のことを知りたくなるし近寄りたくなる。

いけないってわかっているほど燃えるっていうのが当たり前だと思う。

玲に好きな人がいるか?と聞いたのだが、どうやらいるらしい。

それも年下。

ショックを受けているが、心の中ではドス黒い感情がフツフツと心の中で渦巻く。

最近ではそいつとメールをしているようだ。

いつも鼻歌を歌いながら携帯を持っているし、よくメールを見ている。

少しイライラする。

玲が幸せになることは嬉しいが自分の手の中で幸せになってほしいと思ってしまう。

告白もできない弱虫なんかに勝ち目はないのだろうか?

自己嫌悪に陥りながら考える。

玲にもっと近づけば意識してもらえるだろうか?

そんなことが頭によぎるが彼女は未成年。俺は教師だし。

どうすれば玲を振り向かせれるのか悶々と悩む。

きっとこの恋はいつまでも引きずりそうだななんて心の中で思いながら。



佐倉氏の視点で書いてみたんですが、上手く書けない。

とりあえず佐倉氏は玲ちゃんのこと思いっきり好きだってことですね。

このロリコン教師が‼︎

佐倉氏は玲ちゃんの性格に惹かれたってことでいいですよね。

展開が早い気がして困ってる。

誰かから文才取りたい。

お姉ちゃんの名前そういえばつけてなかったことを思い出し書き書き。

適当に決めたので申し訳ない。

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