6/15 実際に小説を書いてみた
先日小説を書いてみようと思い、昨日意を決して少し長めの話を作ってみた。
以前いくつか作品作りをして小説を書いていたときには感想をいただいたり、別サイトの基準ではあるがブックマーク数も少ない時でも二桁いただけないときはなかった。
しかし、
結論からいう。
私の書く話は(小説家になろう内においては)固すぎて重すぎる。
これがすべてである。
私は基本的に執筆中は他の方の書かれる作品を一切読まないことにしていて、今回に関しては執筆前にもこの『小説家になろう』に掲載されている作品を一本も読まないままに書き始めていた。
同じような話になってしまってはいけない、表現が引っ張られてはいけない、ネタが被ってしまってはいけない。
これが理由でそのようにしているのだが、今回書いた小説を完走してから日間ランキング一位になっている方の話を冒頭だけ読ませていただいた。
そこでわかったのが、
【小説に求められている文体=小説家になろう内で求められる文体】であるということだ。
具体的には
・「」内の末尾に。をつけて止める
・『何よー』などの際のーを~に置き換える
・段落と段落の合間に改行を入れる
・!をいくつも続けて入れる
そんな基本的なことすらわかっていない状態で書いた小説を読んでくださっている読者の方には感謝してもしきれない。
今後は少し傾向をつかんでから書くことにしようと思う。
ちなみに上記記載方法は実際の縦書き小説では嫌われる書き方で、数年前まで私は縦書き小説を書いていたために起こった事態だと考えるのが正しい。
恥ずかしながらライトノベルと言われる種類の小説をほとんど読んだことがないので、どの程度崩した文体が正しいのかはこれから模索していく。
そしてもう一つ苦戦した理由が、チョイスしたテーマが悪かったことだと思われる。
恋愛小説に挑戦したことが間違いだ。
そもそも私は恋愛らしい恋愛を学生時代にしたことがない。
未経験でもある程度は書けるが、今回は
・高校生
・受験
・年の差
・ピュアな恋愛
と、経験したことのないことをてんこ盛りに盛り込んだためにこのようなことが起こった。
高校生は経験があるがまともに高校に通って勉強していた記憶がない。大学受験も経験したがその流れで適当に選んだ学校に適当な受験で入学し、適当な成績で卒業した。
年の差恋愛も10歳差、なんてものは経験がないしそもそもピュアな恋愛なんて記憶にない。
こんな私が書くのだからある意味青春をファンタジーと捉えての中身になってしまうのは致し方ない。
次回に向けての展望は、まずはサイト内小説をいくつか読ませていただき、傾向をつかむこと。
文体、設定の練り方等が大切であると考えられるので、そこを重点的に見る。
そして自分の得意そうな分野を発見すること。
次回作のテーマは自分なりに決めているので、それと被りそうな作品は極力見ない。
まずは上記二点を念頭に置いてやっていこうと思う。
なので、もし私の作品を読んでみたいと言う方がいらっしゃったら是非読んでみてほしい。
いろいろと模索していくこと、勉強することは楽しいのでめげずにやっていこうと思う。
ちなみに以前よく好んで書いていたときには専ら性風俗をテーマにしていたり、その従事者をいろいろな角度から捉えた作品ばかりである。
それを考えてみても今回は全く挑戦したことのないテーマでよく頑張ったと自分でも驚きの内容である。