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シーア姫と闇の王子  作者: ザッハトルテ
始まりの鐘は唐突に《第1章》
12/12

魔族と人間2

「シゼル様」

そこにシゼルの側近デルタがやってきた

「どうした?」

デルタはシーアの方を一瞥するとすぐにシゼルに視線を戻した


デルタの視線の訳を悟り慌てて腰を浮かせるシーアを今度は力強く掴むとデルタに先を促した


咳払いをし、明らかに不服そうな顔をしている

「サーテイルの川が氾濫しそうだと報告がきいています」


川が氾濫、事態軽くはない


「サーテイルか、わかった、俺が行こう、シーア俺が帰って来るまで外に出るな。」


(サーテイル、確か一番街に近い川で大きい川だよね、あの川が氾濫したら)


「シーア?聞いているのか?」

まったく聞いていなかったとは言えない、

「えっ、うん、はい」

訝しげな視線を向けシゼルは早足で歩き去って行く

「いつまでいるのか知りませんけど、早く人間界に帰ったらどうです?」

デルタの嫌味が部屋に一人残るシーアに響いた

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