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シーア姫と闇の王子  作者: ザッハトルテ
始まりの鐘は唐突に《第1章》
10/12

紫衣愛side

この世界に来てから毎日が勉強

言葉には困ったことがないからよかったけど

魔族と人間の違いや国柄や文化何から何まで何一つ知らないことばかり


勉強してわかるのはここは地球ではないということ

あと、元に帰る方法は全くわからないということ


でも、地球に帰っても待ってくれる人はいない。かっちゃんにさよならが言えなかったのは残念だけど、カエデさんは私を待っていない。それは馬鹿な私でもわかること。


だから今はやるべきことをやらなくちゃ。

助けてくれる人がいるなんてとても幸せなことだから


今日の天気は雨、ルシアン魔帝国の天気はほとんどが雨。


魔族と人間を分ける差は使える魔法なんだって。魔族はみんな魔法が使えて種類も豊富。だけど寿命が人間の半分で。総人口も人間の十分の1ぐらいしかいないらしいの。


だからこんなに天気の悪い僻地に住んでるって、力があっても数が少ないから隠れるしかないって、


俺の寿命はあと半分くらい、日の当たる場所で暮らしたかったってシゼルさんが言っていたわ


なんて答えればいいのかわからなかった。

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