19.☆ ハチ公は焼き鳥のために
あのさ、
今時廊下にバケツ持たせて立たせるとかレトロなリンチありなの。
時代は今レトロブームなのかYo☆
ってかさー、
やたら自慢ったらしくしてた話に出てきた化学式が間違ってたのを指摘しただけでのびたよろしく立たされるのは納得いかない。
ハチ公は焼き鳥のために
もちろんバケツ持ちつづけるはずなくて(乙女の細腕にあの重さが耐え切れるわけがない)(は?)とっととほっぽりだして校内探索の旅に出た。
母をたずねて400m!(マ●コ―――)(あたいちび●るこ好きだよ)(違)まぁ校内に母さんいたら私ははったおすけどね。ごめんよマルコ。
見つからないうちに身を隠そうと思って窓から裏庭へ飛び降りたら(1年は教室1階)すとんとナイス着地☆した茂みの中にゴールデンな何かがあった。
ス ラ イ ム だ ・ ・ ・ !
ドラクエだよドラクェ!(違)もしくは天使っちのゴールドうんちくん!(大フィーバー)いやああれらっていつか生態実験してみたいと前々から思ってたのよ。
「それでは早速」
思い立ったが吉日、ここで会ったが100年目。
「ゴールデンスライムもしくはゴールドうんちくん捕☆獲!」
しまった私素手じゃんゴム手袋いるよと思ったときにはもうゴールデンをしっかりと掴んでた。
やっべぇと思うよりも速く、ゴールデンからナワナワしたオーラが噴き出てあらやだプリンセステ●コー?(意味不明)
「ってェな、てめぇ何しあがんだ!」
…なんだ人間かよ。(気付けよ)振り向いて牙をむいたのは眼鏡かけた少年でした。つまんなーい。
「ゴールデンスライムかゴールドうんちくんかと思って」
「この色はゴールドじゃねえだろ、ハニーカラーだろ!」
「あんまり頭沸かせてると血管切れちゃうよやだ若いのに生活習慣病?」
「若い生活習慣病患者が増えてるから、アメリカの医者どもが頭抱えてんじゃねぇか」
「よく知ってるじゃない」
「ジョーシキ」
はちみつ頭(森の露出狂でもよってきそうだ)はふんと鼻を鳴らしてから元の体勢に戻った。ムカついたから蹴りいれてやろーかと思ったけどPC抱え込んでたから止めた。
いやべつに弁償できないからとかじゃなくて(麻川家をなめんなYo☆)なんか不穏なにおいがしたのよ。かなり臭かったのよ!
「何やってんの?」
「ハッキング」
ビ――――ンゴォォォォォ!!!
ハッキング!
それってあれよね他人のコンピューターに侵入してウィルスとかばら撒くやつ!(大フィーバー)
(※↑はあくまで麻川サキのハッキングのイメージであり、事実とは若干(?)異なります)
「誰のコンピュータに!?」
「科学の山岡」
「なんだ国防総省とかじゃないのか」
つまらん。(ヲイ)
「俺がハッキングして試験問題見たんじゃないかって言われてムカついたから本当にハッキングして試験問題全部AV嬢の写真といれかえてんの」
「へぇ、廊下にのびたよろしく立たせるなんて古風なリンチするからコンピューターなんか使えないのかと思ってたよ」
「…誰の話」
「山岡・べっとり・ショウジ」
「ぶっ」
唾飛ばすな!
「ぶ、あはははははは、はははははは!山岡・べっとり・ショウジって、くくっ、ははははは!」
ひたすら笑いつづけたはちみつ頭の笑いが収まった頃に「笑いの女神は去った?」と訊いたらまた笑われた。
口塞いでやろうか。(死ぬって)
「はーっ、マジうけた。あんたアレだろ?入学式のムッソリーニ宣言の子」
「未来の紋高のヒットラー様現在はムッソリーニ様麻川サキ様よ!」
「(様3っつ…)はいはい麻川ね」
「麻川様っつってんでしょうが!」
はちみつ頭を横にはったおしたらあっけなく吹っ飛んで、しばらくして「何するんですかぁ」と間の抜けた甘い声が帰ってきた。(何事!?)
「眼鏡どこかにいっちゃったじゃないですかぁ」
Mr.マ●ックとプリン●ステンコーのコラボレーションもびっくり。
あんた誰ですか。
いやナリはさっきのクソもとい排泄物生意気なはちみつ頭なんだけど、眼鏡を取ったらきっと吊りあがってた目尻が落ちて鋭かった目がやたらつぶらに。
眼鏡を取ったら目が無ぇとはよく聞くけど目がでっかくなるなんて聞いたことないよ。
「さっきのと同一人物?」
「あ、はい。ボク眼鏡かけたら性格がちょっと変わっちゃうんです」
ちょっとどころじゃないYo☆360度くらい違うから!(なんてありきたりなボケを)
「そうなんだ…」
「そうなんです。あ、ボクは1年F組の安倍セイヤと」
「F組って言ったね今」
「(びくっ)は、はい」
F組って言ったら情報科じゃん!
将来のために経済とかコンピュータのこととか日夜学んでる天才集団!(私にはかなわないけどNe☆)
どうりでハッキングとか普通にやってると思ったら!(※情報科の人でも普通にハッキングは出来ません)
「あんた!」
「はっ、はい!(安倍なんですけど…)」
「今日から私の犬になりなさい」
「は…い…?」
「ハッキングがばらされたくなかったらね」
「で、でもほら証拠とかありませんし!」
「これなーんだ」
はっはーん、こんなこともあろうかとしといたわよムービー写メ!
備えあれば憂い無しとはいうけれど、麻川・ムッソリーニ・サキは備えすぎ。
5月のよく晴れた空の下、未来のヒットラーは忠犬ハチ公にも勝るとも劣らぬ有能な犬(下僕…?)をゲットした。(ちゃらららっちゃんちゃーん)
廊下からそれを眺めていたリナは思った。
なんか楽しくなりそうだなぁ、今度から重要事項は帳簿につけよう。
その隣でリナにかなり苦しい拘束をされつつそれを眺めていたレキは思った。
なんやあいつら世界制服でもするつもりなんやろか。今のうちにとりいっとこか。
それを後から聞いたアキは思った。
むしろ世界滅びるんじゃないの。
「なんやまた楽しくなりそうやなー」
「俺はもう嫌気がさしてるんだけど」
「なんやせっかくサキが忠犬ゲットしたんさかいお祝いしよーや」
「忠犬ハチ公は焼き鳥欲しさに主人を毎日駅まで迎えにいってたんだよ」
「そうなん!?」
「いや、やつがそんなこと言ってたような…(トリビアの宝庫かアイツは)」
「サキは焼き鳥やるより「迎えにこんと餌はやらん!」っつータイプやと思うねんけど」
「それは俺も同意するけど、兄貴はその妹の兄だから」
「(そういうちみも兄やん☆)(とは恐くて言えへん)」
えー、人物が増える増える。
鼠算に増えていきますもうどうしよう。
いつか整理しないといけません。
Kの頭のなかでもごちゃごちゃ。(笑)