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第二次総攻撃 沙莉の秘密

さぁ続いて、最後の秘密暴露回沙莉の番がやってきた。


「さてさてさて、ちゃっちゃっと終わらせちゃいますか」


「武装展開!」


沙莉が叫ぶと沙莉の付けていた腕時計が変形しながら沙莉を武装していった。


「うわぁーすげぇな」


「変身の仕方は光に似てるけど雰囲気は全然違うね」


そうしてるうちに沙莉の武装が終わり沙莉は全身機械に覆われ、手には物騒な銃が握られていた。


「どう?私の能力、凄いでしょ」


もはや沙莉の面影がない武装した沙莉から自慢げな声が聞こえてきた。


「う、うん凄いのはそうなんだけど、ね?」


「あ、ああ。何と言うか他の皆んなはどう言う能力というか設定がすぐに分かったんだけど、沙莉のは全く検討がつかない」


「日曜の朝にやる戦隊モノかなんかかな?」


沙莉は少し黙った後


「皆んな全ぜーん違う」


「わかるか!」


そらそうだ、というか分かるはずがない。だってジャンル不明なんだもん


「正解は政府直属の極秘特殊実働部隊でしたー!」


「わかるか!」


「そもそも分かったら極秘じゃないでしょ」


「それもそっか。ってことはある意味本来の役割を全う出来たってことかな?」


「いやでも、今バラしちゃったから全う出来てないよね」


あっ、


「あっ、そうじゃん。まぁでももうどうせ政府なんて機能してないだろうし隠す意味もないからいっか」


ほんとうに沙莉は政府の極秘特殊部隊だったのだろうか。そんな風には今のところ全く見えんだよないけど。


「まぁいいやとりあえずゾンビ倒さないとね」


武装した沙莉はそう言いながらゾンビに向かって銃を乱射した。


「おい、沙莉そんな適当に撃っても当たらない、、、って、えっ?」


沙莉が適当に撃ったと思われた銃弾はゾンビ、お前を確実に殺すと、言わんばかり途中で弾道が曲がったりしながらゾンビを確実に射抜いていった。


「どう?この銃にはオートエイムがついてるんだよ」


「はぇー、現実でオートエイムするとこんな感じになるのか」


「なんか、その、なんていうか」


「ゲームだと銃口が勝手に相手の方向くからある意味違和感はないけど」


「弾道が曲がるのはちょっと気持ち悪いね」


「えぇー、そんなに気持ち悪いの?」


「うん、気持ち悪いというか違和感が凄い」


「そっかぁ、なら別の方法で倒すか」


次に沙莉のオートエイム銃が変形していき、日本によくちょっかいかけてくるどこぞの民主主義共和国が好きそうなものになっていった。


「ジャジャーン、ミニミサイルでーす」


なんか凄い物騒なもの出してるよ。


「とりあえずあいつら目掛けて発射よーい」


「ちょ、ちょっとまったー」


「ん?何?」


「いや、これ大丈夫?こっちに被害来ない?」


「あぁ大丈夫。ってことで発射ー!」


あっ、これ私死んだな。沙莉は大丈夫って言ってたけど、一応あれミサイルよね?沙莉もしかして特殊部隊基準で大丈夫なだけじゃない?私一般人だよ。この人たちみたいに能力何もない一般人だよ死んじゃうよ。


そうこう思っているうちにミサイルはゾンビに着弾して、爆破せずにゾンビの体内に入っていった。


「な、なーんだ。爆破すらミサイルじゃなかったのか。良かったー」


「いや、爆発するよ?」


「えっ?」


その瞬間着弾した、ゾンビがいきなり弾け飛んだ。


「対象の内部に侵入し、内部で爆発するミサイルでしたー」


「あー何だそういうことだったのね」


「ってことでどんどんいこー」


沙莉はミサイルを大量に出し、一斉に発射した。


「いっけー、大爆発!」


流石にこんだけ大量の爆発が重なると、、、


「ドゴーン!」


「きゃあっ!」


大きな爆発音が聞こえた。


「いやー驚かせちゃってごめんね草乃。次からは気をつけるようにするよ」


尻もちをついた私に沙莉は手を差し伸べてくれた。


「次からは大量同時発射はなしだからね」


私は沙莉の手を取り立ち上がった。


「まぁ何はともあれゾンビは殲滅出来たし、結果オーライってことで」


そのときちょうど朝日が昇ってきた。


「あぁーあ朝になっちゃったね」


「とりあえず朝ごはんの準備しよっか」


「りょうかーい」


そうしてゾンビ騒動2日目が始まるのであった。


あれ?一日目の情報量多くない?

なんか色んなことしれっと受け入れてたけどよくよく考えたらほとんどまだ納得できてないんだよなぁ。

まぁいっか。

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