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草乃の戦い

キャンピングカーをいい感じのところに止めた私はニュースを見ながらみんなの帰りを待っていた。


その時、光が一人で帰ってきた。


「光、早かったね。何かあったの?」


「実は、、、」


光は今の状況を事細かく私に説明してくれた。


「なるほどね。つまり私は朱里さん達を連れてこの場を離れればいいんだよね?」


「そういうこと。朱里さん達を上手く言いくるめてね」


「なんか悪いことしてるみたいじゃん。まぁいっか。光達も頑張ってね」


「うん」


そう言って光はすぐに消えてしまった。


「よし。早く行かないと」


そうして私は早速キャンピングカーを発車させて、光から聞いた朱里さん達、自衛隊のいる場所へ向かった。





私が自衛隊のいる場所の近くに到着すると自衛隊はゾンビと乱戦をしていた。


「何でゾンビが?例のゾンビ以外は光が全部殺したって言ってたんだけど」


私がそのゾンビ達を見てみると自衛隊のような格好をしていた。


「もしかして、さっきゾンビになった自衛隊の人たち?」


さらによく見ると自衛隊の人々がところどころ攻撃するのを躊躇っているようにも見えた。


「これ、どうしよ」


どうしようかと悩んでいると、ゾンビを銃で倒している朱里さんが見えた。


「そっか。このゾンビ達は今ゾンビになったばかりなんだ。だったら私でもなんとかなる」


私はキャンピングカーの中から釣竿を取って来て、釣竿がゾンビに届く位置に移動した。


「これ投げる位置ミスると自衛隊の人も眠っちゃうよね。でもそんなこと気にしてる余裕はないから」


釣竿を大きく振りかぶり、ゾンビが最も集まっているところに目掛けて釣竿を振った。


釣竿の先に着いた睡眠玉はゾンビ達の頭の上で割れ、その周辺のゾンビを眠りにつかせた。


「よし」


ゾンビを眠らせるのは上手くいったのだが、それと同時に、


「草乃ちゃん!?」


朱里さんにもバレてしまった。


でもこうなったら仕方ない。


「朱里さん!ここは危険です。サポートするのでここから離れてください」


「で、でも」


「早くしてください」


そう言いながら私は釣竿を置いて投石武器に切り替えた。


「このゾンビはみなさんだと倒しにくいと思うので、ここは私が」


投石武器をぶん回し思いっきり朱里さんの近くにいたゾンビを撃ち抜いた。


「久しぶりだったけど外さなくて良かったぁ」


投石武器でゾンビを撃ち抜く姿に朱里さんは驚いていたが、すぐに切り替えて行動に出た。


「現状ゾンビになってない自衛隊員は一度撤退!」


その掛け声と共に朱里さんが私の方へ走って来た。


「「「りょ、了解」」」


朱里さんに続いて他の自衛隊員もぞろぞろと朱里さんに続いてゾンビを避けながらこちらへ向かって来た。


「流石自衛隊だなぁ。もしかして私の助けいらなかったかも」


30秒ほどで全員がゾンビのいる空間を抜けた。


「これならいける!」


私は巨大な睡眠玉を釣竿の先端につけて釣竿を振りかぶった。


「これで一気に終わらせる!」


思いっきり振りかぶった釣竿をゾンビ達に向けて振った。


睡眠玉はゾンビ達の中央で破裂し、睡眠ガスがゾンビ達を飲み込んでいった。


「やった!」


「すごいね、草乃ちゃん」


私が喜んでいるとこちらへ向かって来た、朱里さんが声をかけて来た。


「あの飛んでるゾンビに殺されると思ったら、なんか助かって、しかもそのゾンビと沙莉ちゃん達が戦ってるし、急に草乃ちゃんが助けに来るし、何がどうなってんの?」


朱里さんは状況が未だよく掴めていないようだ。


そんな時によく私を信じてあの判断をしてくれたな


「とにかく詳しい説明は後でします。ここは危険なので一度離れましょう」


「うーん分かった。総員一時撤退!草乃ちゃん、後でちゃーんと話を聞かせてもらうからね?」


「分かりました。とりあえず朱里さんはキャンピングカーに乗ってください」


「分かったよ」


そう言って朱里さんはキャンピングカーへ乗車した。


他の自衛隊の人たちは走ったり、置いてあった戦車で撤退していた。


「よし、あとは」


私は光に渡された、ただの打ち上げ花火を置いて打ち上げた。


「これで合図もよし。後は頼んだよみんな」


そう言いながら私はキャンピングカーに戻り自衛隊と共に撤退していくのだった。

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