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バリケード増強作戦開始

二十分後作戦はすぐさま始まった。


私たちはマネキンを起動し、今回バリケードを増強させる場所までいった。


マネキンの周りにはどんどんゾンビ達が集まってくる。


「こりゃあ難しいなゾンビと離れすぎず良い感じの距離を保つもんだと思ってたけど」


「ここのゾンビ思ったより足が速えな」


私たちはマネキンを現在全速力で走らせて


それでやっとゾンビに追い付かれないぐらいだった。


「そろそろほとんどのゾンビが食いついたかな?」


「よし、このまま撤収しよう」


こうして私たちは今回増強を行う場所のゾンビをあらかた引き連れたままバリケードの端の方まで移動した。


端の方では朱里さん率いる自衛隊が銃を構えて待っていた。


「よし、みなさんありがとございます。後はこの周辺で銃弾を避けながらゾンビを惹きつけ続けてください」


朱里さんがそう言いながらライフルをゾンビに向かって撃ち始めた。


「ひえー!これ避けながらゾンビを惹きつけ続けるって、無理だよー!」


「草乃、そう焦らないで。これはただのリアル弾幕ゲームだから」


「だ、弾幕ゲーム?」


「そ、そ。大量の弾丸を避け続けゾンビの攻撃も避ける。ほら、ただの弾幕ゲームでしょ?」


「それに救済処置として蒼雷もいるから」


「はぁぁ、もう何でも良いや。どうにかなれー!」





こうして私たちが弾幕ゲームをし続けること二時間。


「お、終わったー」


何とか無事に作戦は成功し、バリケードの増強に成功した。


「皆さん、ありがとうございました。これにて今日の作戦終了です。お疲れ様でした」


「「「「「お疲れ様でしたー」」」」」


「いやー疲れた。今更だけどこれ本当に俺らじゃないとダメだったんか?」


「いえいえ、あなた方がやってくれて本当に良かったですよ」


突如国島隊長が声をかけてきた。


「我々はマネキンの損失や多少の犠牲は覚悟していました。ですがあなた方のおかげで被害はぼぼ0で作戦終了できました。本当にありがとうございます」


それは多分蒼雷のおかげだろうね。上手く惹きつけられなかったゾンビを無理矢理移動させたり、マネキンにゾンビや銃弾が当たりそうな時に上手く逸らしてくれたりしたから。


「いえいえ俺らは大したことはしてませんよ」


「はは。そうですか。ではこちらが本日のバイト代です」


そう言って国島隊長は一つの封筒を手渡してきた。


「大した量は入ってませんけど、お好きに使ってください」


「ありがとうございます」


「またバリケード増強させるがあったらバイトを頼みますね」


「はいお待ちしています」


自衛隊の人に別れを告げて私たちは朱里さんに自衛隊の車で瀬戸大橋の出口へ向かった。


「みんな今日はほんとにありがとね」


「いいんですよ朱里さん。私たちもお金が欲しかったから」


「ほんと君たちはすごいよね〜。こんな状況でも絶望せずに、なんねらこの状況を楽しんでるようにも見えるよ」


「あははは、そうですか?」


「そうだよ。君たちといると少し安心出来る」


「そんなこと言ってもらえて光栄です」


そうして私たちは瀬戸大橋の出口につき朱里さんと別れてキャンピングカーのところへ戻って行ったのだった。


ちなみに給料は五人で五万円でした。

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