むっちり暖まる炬燵2
『まずいね、近すぎる!逃げるよ!!』
ほのかおねぇ様の掛け声で逃げ出そうとするも虹蛇の動きは大きさに似合わず機敏だった
『私が囮になる!』
ほのかおねぇ様が1人虹蛇に向かう
『弟子は逃げな!ここは師匠の出番でしょ』
桃ちゃんがほのかおねぇ様を後ろにブン投げた!
こっちの世界に来てからの母はカッコよすぎる!が、流石に虹蛇は大き過ぎるだろ!
桃ちゃんの拳が虹蛇の顎に入って一瞬だけ動きを止めたが虹蛇は桃ちゃんに襲いかかった
『当たらないよ!』
虹蛇の攻撃を躱し顎に今度は桃ちゃんの蹴りが入った!
『矮小な人間が!』
えっ?虹蛇って喋れるの?!
『待ってくれ!誤解が有ると思う!』
会話出来るならって思って叫んでみた
【20分後】
『つまり我が子を狙ってる訳では無いと?』
『虹蛇の卵の欠片が欲しいんだよ薬に使うのに』
『我は虹蛇では無いぞ!』
人違い……蛇違いか
『しかし人の子よ我の卵の欠片ならくれても良いぞ、我は聖獣ヨルムンガンド、その卵の欠片なら魔物の卵よりも役に立つと思うぞ』
確かに聖獣の卵の欠片なら良い薬になるかもな
『ありがとう!有難く頂くよ』
『それと人の子よ、お主ら3人から神力を感じるのだが、我と会話出来る事といい、神と接したのか?』
会話が成り立ってたから気にして無かったけど……ほのかおねぇ様にはヨルムンガンドの声は聞き取れないらしく、あんたら大丈夫?食べられちゃうよ?って顔で見られてた
『創造神様と暮らしてたからかな?お土産にナマコとか貰ったし』
お土産を出して見せるとヨルムンガンドがドン引きしてた
『それが有れば病気なんてすぐに治るぞ』
マジっすか、これって万能薬なの?ナマコすげー!神ってる!!神だけに!
『神と暮らしてたか、変わった人間も居たものよ、人の子よ、我が子をお前に預けよう』
どーしてそーなる?
『興味が出たのもあるが、あの娘に我が子懐いておるよーだ』
白椿姉ちゃんが懐かれて?締め付けられてんじゃね?
『米花!助けて!この子離れないのよ』
『姉ちゃんに懐いてるだけだから大丈夫だってさ』
『動けない〜、この子名前あるの?』
『我の子は名前は無いぞ』
何だかむっちりしてて最初は冷たいかな?、って思ってたけど暖まる炬燵に入ってる感じホカホカして来たな
『あんたの名前はコタツね着いて来ても良いから離れなさい!』
白椿はコタツを仲間にした!
『コタツって姉ちゃんのネーミングセンスよ』
『良いじゃん、喜んでるよ?』
本人が良いならいいか




