もこもこふとちんぷりぷり
ついに来ました!旅立ちの朝!!
不安とドキドキの冒険とうっひゃーな期待に胸躍らせて昨日の夜は遠足前の小学生な気分で爆睡しましたよ、睡眠は大事ですからね
『麗さん、お世話になりました、もう会う事は無いと思うけど楽しかった日々は忘れません!』
『うむ、寂しくもあるが達者でな!』
『おっと、忘れるところじゃった』
そう言うと麗さんは何も無い空間から箱を出して手渡してきた
『これは?』
『麗さん印のもこもこのお麩と、珍味ナマコのプリプリ酢漬けじゃあ!』
ちょっと反応に困ったが気持ちは嬉しい
『ありがとう!大事に食べるよ』
『では、送るぞ!』
視界が一瞬ぶれたと思ったら何処かの森に居た
『きゃあああ』
女性の悲鳴が聞こえたので母と姉ちゃんを確認したが、何処か別の場所の様だ
『向こうから聞こえたわ』
母はそう言うと悲鳴の聞こえた方に走り出した
『待って』
俺の声は届かない、魔物が居る世界、危険だってある
『姉ちゃん』
呼びかけて俺も走り出した、走ってすぐの所に足を怪我してる女の子が見えた、豚顔二足歩行、手に大きな棍棒
『オークか?』
ゲームとかで見かけるアレだがここはリアル世界、強さもわからんし、見るからに強そうだ、今にも棍棒が女の子に当たるかと思われた瞬間
『おらぁ!』
母の拳がオークの顔面にクリーンヒット!
『オラオラオラァ!!』
なんかね、何処かのアニメで見た光景が見えました!




