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閑話

『麗さん、ここってどんな世界なの?』

『ここはな、米花の希望通り!魔法!剣!冒険して無双も出来る!しかも、見るが良い』

そこには、黒い鎧に輝く剣を持った騎士が居た

『魔王よ、貴様の懺悔の時が来た覚悟せよ!』

メルヘンワープを使って見てるから被害は無いがその壮絶な戦いが見てるだけで感じられた

魔王の繰り出す魔法を剣で切り裂くその姿は勇者と呼ばれる存在で間違い無いだろう

『これで終わりだ!!』

勇者の剣が魔王を切り裂いた

『我だけが死ぬと思うなよ』

魔王が死に際に大魔法で自分を犠牲に周囲を爆発で吹き飛ばす、死の大地に変わったそこに勇者は辛うじて生きていた

『ついに倒したぞ、これでこの世界は救われる』

ボロボロの勇者、俺が憧れた姿がそこには有った

『もうこの者の生命も潰える、米花よ、ここの魔王も勇者も居なくなる世界なら無双も出来るぞ!ここにすふか?』

『勇者様!私を遺して逝かないでください!』

何処に隠れてたのか、フードを被った彼女は横たわる勇者を抱きしめた

『アリア、あなたを愛してました、一緒にこの先を生きられないのは残念ですが平和な世をどうか幸せに生きてください』

その言葉を最後に勇者は永い眠りについた

『勇者様!私、きっと幸せになります』

良い世界だ、俺もこの世界で生きて見たいな

『バキッ。。ボリボリ。。。』

えっ?なにが?彼女は勇者を抱きしめて

『麗さん、あれって…』

『ここはGが進化して出来た世界じゃからな、仲間の死骸を食べるのは普通じゃろ?』

フードが外れたそこに居たのは黒く艶やかな肌に触覚が生えてらっしゃる人に近いGでした

『殺虫剤でも有れば無双し放題じゃあ!』

違う!そうじゃないんだ!俺の感動を返してくれ!!


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