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Chasing Memories  作者: しろダヨ
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2小鳥の気まぐれ

4小鳥の気まぐれ

チュンはもう目標の基地についていた、

チュン「外観からカメラと入れそうなところを探さないと」

そんなことを考えていると、

チュン「あ、そうだ!」

チュンは閃いた

チュン「中の情報も得るために探索してみよう!」

よく頑張ったとレイに自分が褒めてもらえる事をチュンは想像した

チュン「よ~し!中にも入ってみよう!」

ネジを外したらレイは入れそうな換気扇があったが、チュンにはドライバーがないので別のルートを探した、するとちょうど出入り口が開きさっきの男たちと同じ服装をした人が出てきた、

チュン「今なら入れる!」

チュンは身を隠しながらその扉に入った。

中に入ると意外と人が少なかった、

チュン「意外とセキュリティは手薄なんだね」

と思っていると

チュン「あ、会議中っぽい?」

会議中なのか一か所に人が集まっていた、

チュン「会議が終わる前ぐらいにはここを出ないとな、」

そうして進んでいると地下に繋がる階段を発見した、

チュン「何だろう?」

興味本位で地下へ進むとそこは異様な光景だった、

チュン「え」

そこは牢屋っぽい場所なのになぜか看板に(Ability Level Diagnostic Room)と書かれてあった、チュンは所々しか単語が読めなっかったが

チュン「レベル、ルーム、絶対に牢屋じゃない、」

そこにはレベル1から順番にレベル10までの檻がある、レベル1~2はたくさんの人がいたが、レベル3~4は3人、レベル5には誰もいなかった

チュン「もういないのかな、」

女の声(聞こえますか?)

チュン「!!」

レベル6の方から頭の中に直接語りかけている感じがする、

女の声(聞こえますか?)

チュン「きこえるって!」

女の声(聞こえますか?)

チュン「わかった!わかったから!怖いよ!」

こうしてチュンはレベル6の檻に向かった


5エネルギーと固有能力

チュン「あなたが声をかけたの?」

そこには女性がいた

女「そうです」

チュン「レイにしか私の思ってることわからないと思ってた」

女「レイ?その人も心が読めるのですか?」

チュン「顔色とか行動でなんとなくわかるよ!」

女「固有能力じゃないんですね!?すごい!」

チュン「固有能力?」

女「固有能力は自分のなかに刻まれた特殊な力です、突然変異でも刻まれたりしますが、基本遺伝が多いです、私の固有能力は相手の心を読むこと、隠し事を読んだりとか相手が次どんな攻撃をするか、などが分かるんです」

チュン「レベル5がいなかったけど」

女「それは、レベル5相当の固有能力を持つ人がいなかったからです」

チュン「でもあなたレベル6だよね?」

女「私がレベル6なのは多少エネルギー操作ができて、それからレベル5相当の固有能力が使えるから」

チュン「エネルギー操作?」

女「自分の中に流れる力がエネルギー、種類は大きく分けて3つ、闇、純、光、その力を放出できるのはエネルギー放出、その1つ上がエネルギーを調節し操作する事で放出だけではなく千里眼や肉体強化など作るのが、エネルギー操作です」

チュン「あなたは闇、純、光?」

女「純です、純はこの世で一番多くの生物が持っているエネルギーですね、」

チュン「闇と光は珍しいの?」

女「ある条件を満たさなければ発現しないらしいですがその条件はいまだにはっきりとはしていませんが、闇エネルギーを扱う者は欲が強い傾向にあり、光エネルギーを扱う者は正義感が強い傾向にある、というデータがあるみたいです」

チュン「エネルギーを持ってない者はレベル0なの?」

女「いえ、エネルギーはあってもそれを出せない者はレベル0と分類されます、ですが弱いってわけでは決してありません、実際私があったあの人みたいに、きっとあの人は助けに来てくれると信じています」

チュン「そうだね、レイを呼んでくるね」

女「え、」

チュン「大丈夫レイは強いから」女「ちがう、後ろ!!」

チュン「!!」


6偽装・順風編

一人と一匹は輸送車のコンテナにのせられ、チュンは小さな檻に閉じ込められていた、ガタッと車両が揺れたので目が覚めた

チュン「やってしまった、レイに報告しないといけなかったのに」

女「私、死ぬのかな…」

チュン「大丈夫、レイなら言わなくても来てくれる!」

女「レイさんという方は強いのですか?」

チュン「うん、規格外」

女「規格外?」

チュン「頭もいいし、運動神経もすごいし」

女「それは規格外なんですか?」

チュン「あと、あらゆる病気に耐性があるし、声マネのクオリティ高いし、600㎏ぐらいだったら持ち上げるし、100mぐらいだったら8秒で走るし、だからきっと大丈夫」

女「そう、ですね…」

チュン「ちなみにあなたには名前あるの?」

ルミ「ありますよ、ルミと申します」

チュン「私はチュンだよ!レイが名前が無いと人前に出る時があったら説明が面倒くさいからだって(笑)」

ルミ「なるほど(笑)」

数時間後…

車両が停まり、誰かがコンテナを開けた

覆面の男「着いたぞ」

ルミ「嫌だ!」

覆面の男「抵抗しても無駄だ、行くぞ」

ルミ「嫌だぁぁ!!」

男はルミの手を無理やり掴み大きな建物の中に入った、そして何かに覆われた施設に男と一緒に入ったそこには周りに大勢の人と真ん中に一人の小太りの男が一人立っていた、

ルミ「あなたは、ルキス・ミナトローネ!!」

ルキス「久しぶりだな」

彼は手を叩きながらそう言った、その様子をチュンは鳴かずに見ていた

ルキス「本当ならすぐにキミを殺してキミの固有能力とすぐに取り換えたかったが、そうもいかなくてな」

ルミ「どういうこと?」

ルキス「私の固有能力は、概念的なものが出入りすることのできない領域を作ることができる、例えば魂やエネルギー、能力などが通過することのできない領域の作成やそれを応用して敵から固有能力の要素だけ取り出して自分に付け替えることができることができる、」

ルミ「違う!そういう事ではありません!」

ルキス「ああ、分かっている、それが今までできなかった理由がある、それはキミの愛人による影響だ」

ルミ「ど、どういうこと?」

ルキス「キミの愛人はとても優秀でな、何回も良い条件で雇おうとしたが慎重でね、断られていたのさ、だがキミのような固有能力を手に入れるためにキミたちを保管したり研究したりしていたのさ、だがキミはとてもいい固有能力をもっていてね、キミの能力を私の能力にして、あいつを見返すんだ!!…と思っていたのだが、あのキミの愛人ジョージにとある契約を交わされてな」

ルミ「契約…?」

ルキス「その契約は、ジョージがルキスの下に就く代りにレベル6のルミを生かすそしてそれを誰にも話してはならない話した場合契約は破棄、だ」

ルミ「!…なんで、」

ルキス「だが今日、誰かに話たっぽくてな」

ルミ「え?」

ルキス「私は唇に盗聴器を付けたのだが耳に盗聴器を付けたと思わせるために、耳の傷を目立たせたんだそうすることで耳を切られたとき話すかもしれないだろ?そして、あいつは耳がちぎられた瞬間に話したのだ、ま、どっちに転がっても私には都合がよかった訳さ」

チュン「…」

ルキス「さ、話は終わりだ、私の新たな能力の誕生だ!!やれ」

チュンは思った(彼は必ず来てくれる!)

ルミは思った(拷問が実行され外に話したということは、強い人に話したはず、だから話してよかったんだ、これであいつも倒される、でも、あの、あの毎日にもどりたかったな、)

そして銃の音が鳴り響いた、しかし、自分にあたったはずの弾なぜか、ルキスの手に当たっていた、

覆面の男「演技は慣れてないけどうまくいったわ」

チュンの聞き覚えのある声がした、そういってマスクを外しそこに立っていたのは、レイだった。


次回、二人の男

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