1記憶を追いかける旅
不定期ですがよろしくお願いします以上
0プロローグ 地図にない島
この島は地図に載っていない、そしてこの島で一人の男が旅の準備をている、この男はレイ、彼は記憶喪失である、しかしこの男、体が強く生肉や川の水もそのまま飲み食べすることのできる胃腸に運動神経もずば抜けていることに加え頭も良く、島に流れ着いたいくつか本を見比べ、元々記憶に残っていた英語に加えいくつかの語学も文字だけならをなんとなく理解していることに加え、その本にあったことを厚いのは5分薄いのは30秒もあれば完璧に暗記することができるのである。しかし弱点もある、本によるレイの憶測だが、他の人よりも成長速度が速いと感じている、この島に来たのは約3年前である。まだ体は大体20代に行くか行かないかぐらいだったのが今は30代ぐらいなのである。少なくとも2年~4年ぐらいは年を取るスピードが速い、今回の旅の目的は今の元気な体の内に色んな世界を見てみたい、そしてもう一つ、昔の記憶を追いかけたい。
1出発
空を飛んでいる小鳥が一匹(今日は何を作っているんだろう)どうやら小鳥はどこかに向かっているようだ、小鳥は木々を華麗に避け森を抜けた、そこには男がいた、小鳥はその男の近くに降りた
鳥「今日は何を作ってるの?」
この鳥は喋れはするが今は喋っていない、体の動きや表情で語りかけている
男「今日は矢だね25本は作りたい」
と男は21本の矢を指で示した後4本の指で残りの本数を示した。
鳥「あともう少しじゃん!」
男「そう、これが終われば明日食料を集める、それからすぐ旅に行く」
小鳥はあたりを見回した、海にはお手製の船、そして男の後ろの拠点のすぐ外には、木の槍、木の弓と矢のケース、そしてカバンがあった、
鳥「2つ質問良い?」
男「どうぞ」
鳥「1つ目、なんで食料は今確保しないの?」
男「木の実は収穫した瞬間から腐敗が始まるんだ、だから後に取る」
鳥「じゃあ2つ目、カバンの中身は?」
男「見てごらん」
小鳥がカバンの中身を見るとそこには、何個かの石と謎のワッペンとカエルのストラップ付きの鍵があった。
鳥「これ、とても大事にしてるよね、」
男「石?」
鳥「ちがうわ!ワッペンとこの鍵付きストラップ!」
男「これはね、記憶をたどる上でとても大事だと思うんだ、個人的にこのカエル可愛くて好きっていうのもあるけどね(笑)」
鳥「それは私も思う(笑)」
こんな雑談をしながら無事矢を25本完成することができた。
翌日…
その日は早めに起きて、木の実を収穫していた、
鳥「それ、取るの早くない?」
男「たしかに今食べるなら早いけど船の上で食べるからこのぐらいの方がいい、船の上で熟すから」
鳥「なるほどね」
こうして約2日分の食料をあつめた…
鳥「少なくない!?」
男「これが全部なわけないじゃん」
鳥「ゑ?」
男「ついてきて」
そしてだまって男についていくとそこには大量に食料が干されれあった、
鳥「干たの!?」
男「そういうこと」
こうして約7日分の食料と水と荷物は整った、
鳥「もう行くのね…」
男「来ないの?」
鳥「え?ついて行っていいの?」
男「なんで?いいよ来ても危険だけど」
鳥「ヤッター!行く!」
男「え?マジで来るの?」
鳥「え?」
なんだかんだで一緒に行くことになった。
レイ「よし、準備はいい?チュン」
チュン「いいよ!レイ!」
こうして、長い船旅が幕を開けた。
2大陸到着
あれから4日がたった。こんなに経っているのにも関わらず結構ノリノリである
チュン「うーみーはーひろいーな♪おおきーなー♪」
チュンは声を出して歌っている
レイ「あれね本のやつ」
チュン「そう、改めて歌っていいなって思うわ!」
レイ「そうだね」
チュン「あ!もうそろそろ大陸だよ!」
レイ「おお、やっとか!」
実はチュンを使って事前に視察をしていたので、途方もない事はなかった。
レイ「はい、到着~」
チュン「食料が3日分もある!」
レイ「3日は食事の分は安心できそうだね」
そんな話をしていると、
遠くの人たち「キャー!!オシルユオ!」
とてもいいものではなさそうだ、
レイ「チュン、視察」
チュンは空から悲鳴の場所を見下ろした、そして確認を終えたのか帰ってきた
チュン「覆面かぶっててなんか手に持って人に向けてる」
レイ「銃か何人?」
チュン「3人」
レイ「場所は?」
チュン「木に囲まれてる、距離は約600mぐらい」
レイ「銃が怖いけどいけるわ」
チュン「分かった案内するね」
息がピッタリな1人と1匹はその場所へ移動した、
レイ「いる、まだ殺されてないな」
矢を一本手に取り構えた、そして(ピゅッ)その矢は一番遠い人の腕を狙い直撃した、
覆面の男たち「なんだ!」
その方向に向いたがそこにレイはいなかった、するとレイは上から両手に1本ずつ矢を手に持って2人の首元に刺した、
民間人たち「カノタッカスタチタレオ?ざわざわ」
だが、腕を刺された男が銃を手に取ろうとするが逆にレイに取られてしまった。そしてレイは英語で
レイ「お前には聞くことがあるからね、」
その男には分かったが、現地の村人にはさっぱりわからなった。
その後、レイは村に歓迎され、レイのお願いにより、あの男は縛られ情報を吐かせている、その間レイは身だしなみを整え、このワッペンとストラップ付の鍵、そしてあの男たちの情報収集をするため、現地の文字を地面に書いて相手に伝えたが、得られた情報は今のように人を脅してどこかに連れていくというだけであった、しかしこの村には図書館的なところがありそこで、現地の経験談からの知識、現地の喋り方など色々な事が分かった、そんな感じで時間を潰していると、レイを呼び掛けている人がいた、
民間人「来てください!」
そう言いながらそのことを伝えようと体を使って頑張っていた、
レイ「もう現地の言葉をここで理解したので大丈夫です」
民間人「どうやってですか!?」
レイ「発音の仕方が書いてある本をみつけて、現地語の英語練習書を見てなんとなく覚えました、覚えたてなのもあり少しカタコトでしょうが、」
民間人「は、はあ」
そうして村人に言われた通りに進んで行った。
3尋問そして願い
レイ「話す気になったようだね」
そこには縛られている血だらけ例の男がいた
男「ああ、話す」
レイ「とかある?あれば組織の場所はどこ?」
男「北東に5マイルだ」
レイ「約8kmか、いける?チュン」
チュン「いけるよ!」
レイ「無理はしないで、外見の入り口とカメラの位置を教えて」
チュン「分かった」
チュンは飛んで行った
レイ「次、人がなぜ必要?」
男「詳しい事はわからないが、小耳に挟んだことなんだが」
レイ「言ってみな」
男「能力の実験が何とかいってた」
レイ「分かった次、お前はなぜその組織に入った?」
男「俺は、大切な人の人質を生かして貰う代わりに組織に加入している、」
レイ「どういう事?」
男「俺は昔自衛隊的な組織に所属していた、俺は色んな国の言葉を話す事ができ機械も得意だ、そして自分で言うのもなんだが狙撃訓練では世界で5本の指に入る、だが俺には大切な人がいた、俺が人質を要求したように昔大切な人が人質に取られたんだ、だから俺は組織に入る事を条件にその人には絶対に手を出さないという契約をした、」
ここで殺す事もできたが、レイは
レイ「ハッキングはできる?」
男「簡単なものなら」
レイ「お前、俺と手を組まない?」
男「それは、?」
レイ「お前は死んだ事にするだから、裏で俺の情報と指示したハッキングをやって?勿論ただ働きなわけではない、お前の大切な人を救い出す」
男「本当か!?」
レイ「ああ、」
ジョージ「俺はジョージだ」
レイ「俺はレイ、よろしく」
お互いの名前を言い終わって、ふと気になった事を質問した
レイ「なぜ急に話す気になった?」
ジョージ「拷問の時に耳を切り落とされたからだ」
(なぜ耳?、!!)レイは悪い予感がした。
レイ「ジョージ、作戦変更、すぐに準備して一緒に来て」
ジョージ「わかったけど、動けねぇ、」
レイ「あ、」
次回 小鳥の気まぐれ
大まかなストーリーは決まっているのですが、書いて行きながら細かいストーリーは作っているので矛盾が起きるかもしれませんが、矛盾を出さないようにしたいですね、でも伏線の方は大体決めてるので、伏線を放置することは多分ないと思います、次の記憶を追いかける冒険もご期待ください