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始めて小説を書いてみたので表現や言葉の使い方など拙いところが多いですが

温かく見守ってくださるとありがたいです。


こんにちは。私は元は日本で女子高生をしていました。

そして今、前世で大好きだった漫画の主人公(生まれたばかり!)になっています。




前世の私は、彼氏はおろか友達すらいない

冴えない陰キャオタクだった。

そんな自分は現実から逃げるために

少女漫画を読み漁っていた。


読み漁っていた中で一番大好きだったのが、

「今君に会いたいから。」という漫画だ。

ざっくりあらすじを紹介すると、

魔法高校に入学したヒロインのルルシーと

3人のイケメンとの恋愛もの。

前世で圧倒的人気を誇り、映画化にまでなった。






_______

ルルシー、もとい私は

これからの人生がとても楽しみで仕方がない。

なんていったってルルシーは

3人ものイケメンから言い寄られるのだ。


1人目は、ハインツというこの国の王子。

2人目は、コールスという幼馴染

3人目は、ジオークというツンデレ生徒会長だ。


むふふ、そんな3人を選ぶことができるのだ。

なんて贅沢なことなんだろう。

モテすぎるのも考えものだわ…





ちなみに漫画では最後ハインツと結婚していた。

コールス推しだった私は、

ひどく悲しんだものだなあと懐かしく思う。

コールスは昔からルルシーのことが好きで、

ルルシーに見合う人間になろうと

けなげにずっと努力してきたキャラなのだ。

なのにその努力もむなしくポッと出のハインツに

ヒロインを取られてしまうのだ。

どうしてこんなに幼馴染ポジは不遇なのか。はぁ。





…。

こほん。つい熱くなってしまった。




話を戻そう。私には3人のイケメンたちよりと

同じくらい楽しみなことがあった。

それは、私もといルルシーだ。


ルルシーは3人のイケメンに好かれるだけあって顔がいい。(もちろん性格もいいけれど)

前世で顔のせいで苦労してきた。

けれど今世ではそんな思いをせず、

逆にこの顔面で周りをたぶらかすことが

できると思うと口元が緩む。

ふへ、3人のイケメンを虜にする美少女かあ....いいね。


そんなことを思いながらルルシーは眠りについた。


___

ルルシーは少し成長してハイハイができるくらいになった。

「きゃっきゃっきゃっきゃっ(この時を、ずっと、待ってた。)」

ルルシーはふっくらしたほっぺで

あくどい笑みを浮かべながら

部屋を出て母親の部屋へ向かった。


母親が外出して、かつ乳母がほかの仕事をしているときを探すのが本当に大変だった。

けれどそこまでしてもルルシーには

母親の部屋へ行きたかったのだ。

絶対に母親の部屋にはアレがあると信じて__。


ペタペタペタ 


ペタペタペタ


ペタペタペタ


ペタペタペタ









「ふぅ…」





ルルシーの家は大貴族なのでとにかく家が大きい。

東京ドーム1個分はありそうだ。


まあ東京ドーム行ったことないけど。




「!!」

しばらくペタペタ歩いていると

母の部屋らしきものを見つけた。

部屋のドアが少し空いている。でかした。

少し動かせば中に入れそうだ。







キィ



小さな体だが精一杯押した甲斐もあってドアは開いた。

とてとてと入ると、すぐそばにアレがあることに気づいた。


「っ!!」




やっとだ。やっとアレが見つかった。

そう、何を隠そう。

私は早くルルシーたそのベビーフェイスを見たかったのだ。漫画では幼少期の描写がない。

だからこそファンとしてずっと拝みたかったのだ。


それにまあ、その。

自分の美しさも確認したい。


はやる気持ちを抑えて鏡をのぞき込む。

しかひ、そこにはルルシーはいなかった。



















鏡に映っていたのは、前世の私だった。



「っ!!!!」











「なんで前世の顔のままなんだよ!?!?」

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