表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『マン・ハンティング~異世界でクラスメイトへ復讐する』  作者:
ドルヒ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

94/118

ドルヒ視点、 舐めているのか

「なら、手加減しないじゃーん」

 しぐれは紫色の液体が入った香水の瓶を取りだした。小指大の大きさのあれが、彼女のクラフトか。

「使わせるか」

 だがイケメンの一人が私の進路を邪魔する。とりあえず腹を蹴り飛ばした。

あまりにもろくて、腹に風穴を開いて小腸が周囲に飛び散る。

でも、しぐれにその間にクラフトを使う隙を与えてしまった。

「フェアフューレン(verfuhren)」

 周囲のイケメンたちの表情が変わった。

 感じるプレッシャーが段違いになり動きも敏捷になる。

「そいつらは私お気に入りの男たち。レベルもかなりのもんだよ。さー、そのコを倒して。その後は好き放題していいからね」

 イケメンたちの表情がエッチな色を帯びる。

 私をいじめた人たちと同じ雰囲気を感じて、怖くなる。

 けれど。

「舐めているのか」

 私は同時に左右から飛びかかってきたイケメンに対して両手同時に手刀を振りぬき、首をはねた。あっけない。

 血が飛び散るのをよける余裕すらあった。

 後ろから私を羽交い絞めにしようと近付いてくる、やや大柄なイケメンもいたけれど。

「さわるな」

 腰を切りながら後方にひじ打ちをお見舞いする。

懐に入り込みながら放たれた肘打ちはそいつの胴体の中心部を捉え、肋骨の中心部、胸骨をガラスのように砕いた。

 そのままトラックにひかれた子猫みたいに吹っ飛んで、倒れる。

 口から泡だった鮮血を吐き、陸に上がった海老みたいに手足をぴくぴくさせていた。胸骨の真下にある心臓が破壊されたのだろう。

 私は昼寝の後に起き上がる程度の疲労を感じたので、軽く伸びをした。

 だがこれでも、しぐれは顔色を変えていない。

 まあ、これで終わるわけがないか。それにあっさり終わってもつまらない。

「最後に聞いておく。なぜ吾輩をいじめたのだ」

 しぐれは余裕たっぷりの私に怒りを覚えたのか、口元を大きく歪めて言い放った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ