ホラー〔文芸〕の欄に『牛の首』というタイトルがずらりと並ぶ『ホラー』
『牛の首企画』主催者の家紋様から感想を頂きました。
お読みいただきありがとうございます。
見たまま、感じたままのお話です。貶すつもりも貶めるつもりもございません。だって、同じものがずらりと並ぶのって、気持ち悪いじゃないですか。小説のタイトルですよ?
いや、何日か前から思っていたんですが、ずらりと並ぶと恐怖感を感じてしまいました。これ、すごいですね。
確かに、作品タイトルが同じという小説は存在すると思います。「あ、そっちね」なんて思うお話ですね。
しかし、この企画に参加されている作品は現在36作ほどでしょうか。一部ひらがな表記もあるのですが、『牛の首』ですよ……
一時期、本怖系の実話「風」怪談が好きで、二百タイトルくらい読みましたが、この画面が実話怪談なんだって!!
さて、家紋 武範様企画の『牛の首』祭りですが、2022年 06月14日の家紋様の活動報告にて告知があり、以下のような内容で企画が始まっております。
【企画説明】
①タグ(キーワード)に「牛の首企画」と入力してください。 ※「 」不要
②都市伝説の『牛の首』はとても怖い怪談だそうですが、その中身は誰も知りません。そこでこの企画でそれぞれの作家さんが描く『牛の首』ストーリーを見せてください。というのが趣旨です。
③お一人さま、複数オーケー。ただし、同作家は同タイトルを投稿できないので、ひらがな、カタカナ、丑や之、頸などの漢字を変えての投稿はオーケーとします。ですが『牛の首』のタイトル以外に肉付けするのはNGとします。『続・牛の首』『牛の首2』は無しでお願いします。
《以下略》
という指定ですので、『牛』『うし』『ウシ』『丑』などとならび、サブタイトルもないので、こういう字づらになるわけです。
映画などのシーンで、同じ顔がずらりと並ぶ特殊効果で作られた場面などと同じです。
虫が怖いというのも、同じ形のものがずらりと並んでここに動き回っているあたりにあると感じます。
また、軍隊や警察官が揃って制服を着用しずらりと並ぶのは、威圧目的があるということにも似ているかもしれません。軍服を着用して戦争をしないと、戦争捕虜や降伏が認められないといった規定の問題もあるのでしょうが、それは後付けで、先ずは威圧目的で揃いの制服や装備があったのでしょうから。
さて、言葉を尽くすより、実際見た方が早いですよね。
これがいつもの画面:四半期ホラー上位5位
違和感ありません。見慣れたタイトルが並びます。
つづいて、おっ、と思う画面:週間ホラー上位5位
「お、同じタイトルが二つある。ああ、なんかイベント企画なんだろうな。『牛の首』ね、実話怪談系だと下敷きにされる都市伝説だね。どんな感じなんだろう?」
くらいで、興味がわきます。
そして、タイトルこそがホラーの今:日間ホラー上位5位
「……え……怖い怖い怖い怖い!!!」
と思ってしまい、中身を見る気になりません。※個人的な感想です
長文タイトルに苦言が呈されて久しいですし、かといって、悪役令嬢タイムリープ転生思い出しざまあが万Ptを稼いで日間総合を埋め尽くす今日も「これもなろう」と思いつつ、ちらりと読みます。
だ・け・ど「牛の首」がずらりと並ぶのは……怖いだけでした。
以上です。
因みに、都市伝説『牛の首』とは、
実際のところ、そもそも「牛の首」という怪談自体存在せず、「聞いた人が死んでしまうほどの怖い話」という形骸のみが一人歩きしている…という、いわば都市伝説である。(ピクシブ百科から引用)だそうです。
インターネット上では「これが『牛の首』の全容である」とするような怪談がいくつか公開されているが、どれも確証はない。そもそも「話を知った聞き手は死んでしまうのに、一番よく知っているはずの語り手は死んでいない」という矛盾があり、本当に「牛の首」という怪談があって、それに(聞いた人が死んでしまうなどの)尾鰭がついて都市伝説となったのか、それとも本当に最初から「牛の首」は存在しない話で「怖いと言われている」という所まで含めた創作なのかは不明のままである。
なのだそうです。ええ、本当に。この画面が消えたら、作品群を拝読しようかと思います。だって、怖いんだもん。