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六話 魔法と魔術とスキルに付いて

拙い内容ですか楽しんで貰えたら幸いです。

Side 〜南の小島〜



取り敢えずエクセレートの説明が終わった。

後、魔法・魔術・スキルこの三つに付いて少し説明しておいた方が良いだろう。

理莉愛先生がこれ以上余計な事を喋らない内に拡声器を奪い取る。


「はい、今から魔法・魔術・スキルの違いに付いて説明します」


皆のテンションが少し上がっているように見える。


「魔法は属性魔法とも呼ばれ、様々な属性が存在します。基本的に 火・水・木・金・土・光・闇の七属性、曜日と同じなので覚え安いと思います。他に風や氷等、本当に多種多様な属性が存在します。魔法と呼ぶのは1つの属性を使う時に魔法と呼び、2つ以上の属性を同時に使うと魔術と呼びます。使う属性が多くなればなるほど、その難易度は高くなって行きます」


魔法と魔術の簡単な説明を終えて質問を募る。


「魔法は直ぐに使える様に成りますか?」


誰かが言ったその質問に対して俺は、


「成りません、基本的に体内に有る魔力の扱い方から訓練するので最低でも数ヶ月掛かります」


「属性は1人何個位使えますか?」


「人それぞれなので一概にどれ位かは解りません。俺の知る限り最低でも3つ位は使えるはずです。ちなみに俺は火・水・土・光・闇・空間の6つが使えます」


「私は、基本の7つと空間・時が使えます」


桜が続く。


「ちなみに空間魔法は、ラノベや漫画で良く有る“アイテムボックス“とか“ストレージ“とかの魔法が使えて、それに “時“ が加わると時間停止の能力を付ける事が出来ます」


俺は残念ながら時魔法を使え無いのでストレージに時間停止の機能は無い。


「聖君は、どの位使えますか?」


そう聞いて来たのは桜木さんだった。

そう聞かれたので正直に


「全部です。奴はありとあらゆる全属性を使えます。ぶっちゃけバグキャラです」


すると松竹梅の三人が


「只のチートじゃねぇかっ」


「マジでむかつく」


「理莉愛様はどの位使えますか?」


梅野・・・いつから理莉愛先生を様呼びしているか知らんがこいつは多分、後で泣くことになると思う。


「先生は水・氷・夢の3つが使えます」


「「「夢ってなにっ」」」


「私達サキュバスの固有魔法です」


なっ、この人は又余計な事をっ


「えっ・・・先生人間じゃないんですか?」


「あれっ、これ言ったら不味かったかしら」


「「もうあんた黙ってろ」」


俺と桜が吠えた。


「この世界に居る種族に付いては星夜が帰って来てから詳しく説明します。大分夜も更けて来たので一旦休憩にします」


ちなみに星夜は “種族固有魔法“ も難なく使える・・・、マジでバグキャラ。

俺と桜は理莉愛先生を正座させて説教する。


「先生マジで何やってんですか?余計な事喋り過ぎですよ」


「リリちゃん先生、ひじりん が帰って来たら多分マジギレすると思うよ」


桜は理莉愛先生の事を“リリちゃん先生“と呼ぶ。


「だって皆に星君の事を知って欲しかったから・・・」


「いやいや、喋って良い事と悪い事が有ります。先生は悪い事を喋り過ぎですよ。今後迂闊な事喋らないで下さい・・いっそもう喋らないで下さい。後は俺と桜で説明します」


「その方が正解かも・・・」


桜も同意する。

星夜は普段どうやってこの人をコントロールしているのか・・・謎過ぎる。

俺達の後ろで


「夢野先生サキュバスだったのか・・・納得」


「先生エロ過ぎるもんね・・・」


「踏まれたいっ」


等と喋っている、って最後の誰っ


〜〜〜〜〜〜〜〜


それから少しして簡単に何か食べる事にした俺達は今持っている食べ物を1ヶ所に集める。

基本的にお菓子ばかりだが・・・・


バッキー・バッキー・イチゴバッキー・飴ちゃん・バッキー・個別包装の煎餅・極細バッキー

等々・・・どんだけシェアするつもりだったのか見事にバッキーだらけ。

此処に居る全員になるべく均等に成るように食べ物を配り終えて話を再会する。


「皆さん、食べながらで良いので聞いて下さーい」


今度は桜が拡声器を持って話し始める。


「スキルに付いてですが、基本的に誰しも1つは必ず持っているものらしいでーす」


“らしい“と桜が言ったのは、大昔にスキルを持たない人が数人居たらしいので“確実“とは言い切れない、だから“らしい“。


「私からも質問が有るんだけど」


手を上げたのは 白石(しらいし) (ひとみ)さん、松本の取り巻きの1人で見た目はギャル、実家が定食屋で良く家の手伝いをしているらしい。


「はい、“ひとみん“どうぞ」


星夜とも良く話すが桜の“悪弊“はどうにか成らないのだろうか・・・


「誰でも使えるって言ったけど、私そんなの使えませーんどう成ってんの」


白石さんが喋り続ける


「周りでもスキルだっけ?そんなの使ってる奴見たこと無いんだけど、そこんとこ説明よろ」


確かにロスト側でスキルを使ってる人は殆んど見かけない。


「それはー、使ってる事に気付いてないか、まだ解放されて無いかのどちらかです」


「「「「????」」」」


目の前の全員が首を傾げる。


「使ってる事に気付いてないってどう言うこと?」


その言葉を発したのは、“鳥飼(とりかい) 真子(まこ)“ この子も松本の取り巻きの1人で白石さんと二人で“白鳥“コンビと言われている。


「簡単に言うと、能力が微妙過ぎてスキルを使っている事に気付いてないって事です。解りやすく言うと “他の人より怪我の治りが早い“ とか “太りにくい“ とか “大食い“ 等もスキルの影響でーす」


「「「うっわーー、微妙・・・」」」


全員の声がハモる。


「分かりやすいのは、“絶対音感“ とか “霊感“ 後、“超能力“ って言われて居るのもスキルの一部です」


「その人がどんなスキルが使えるのか解るんですか?」


「ひじりんに聞けば解ります、ひじりんは解析に特化したチートスキル持ちなので」


こいつも又余計な事をっ


「桜、それ不味いからっ」


「あっ・・・ま、まぁ言っちゃったもんは仕方無いよね」


拡声器を桜から取り上げる。


「最後に、スキルには “解放条件“ が有りそれを達成しないと使える様に成りません。基本的にクソ見たいな条件ばかりなので普通に生活していたらまず達成する事は無いと言って良いと思います」


「どんな条件が有りますか?」


誰かが言った。


「俺の場合、“コッペパンを口に咥えて逆立ちした状態で100mダッシュ“ってのが有った」


「「「「「・・・・・・」」」」」


皆が絶句する


「ちなみにこれ “かなり優しい“ 方です」


すると松本が


「ちなみに難しいのってどんなの?」


と言って来たので


「知らない方が身のためだぞ」


そう答えておいた。


スキルの話しが終わって男子は外、女子はバスの中と別れて就寝する事になり遭難1日目が終わった。




これからも頑張ります

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