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ひと時の決着

  悶え苦しむ巨大な海亀。背中を間借りしていた生き物達が、突然起きた住処崩壊に我先にと逃げ出していく。海には甲殻類にも見える生き物が、足場を失い何もできずに落下していた。


  空にいるは、たった今、その海亀の喉を切り裂いて這い出してきた青いベイラー。ただでさえ黒地に青の、灰色がかったくすんだ色が、浴びた鮮血によってさらに黒さを増している。血を浴びたベイラーが二人、空でさらなる戦いを始める。両腕に持っている血塗られたブレードを振るい、再びパームが迫る。 刃が二人に迫り、一人はその場から波にのって離れ、一人は同じく刃で対抗する。白い刃と、血みどろの刃が交差した。


「気が変わった! てめぇはここでいただくぜ白いベイラー!! 」

「《またそうやって売りさばく気か! 》」

「売られた先はきっといいとこだぜぇ? どうだ? 」

「《断る! 》」

「だろうな!! 」

「《そして今度は、勝つ!! 》」


  コウは、まだパームに一度も勝てないでいた。正確に言うなら、勝ったと実感できていなかった。一度目は無残に敗北し、二度目はたしかに捕らえる事はできたものの、それは肩に出来たサイクルジェットのおかげだと考えていた。だからこそ、こうして再びベイラー同士、しかも同じ条件で戦うことに、リベンジの機会だと息巻いていた。そんなコウの思いをパームが知る由もなく、青いベイラーを翻し、コウを下から蹴り上げる。空中にいるベイラーだからこそできる蹴り技を受け、コウが強引に宙へとあげられる。


「ッ! コウ、狙い打たれる!! 」

「《ならシールドだろう!!》」


  カリンの目には、しっかりとこちらを狙い、サイクルショットを構えた青いベイラーが居た。ブレードを捨て、両腕で巨大なサイクルシールドを作ろうとした時、カリンがとっさに作り出すイメージを変えた。今まで壁の形をした一枚の板を、今度はコウの全面を覆うように、半球の形に変える。今、足の付いていないコウに、壁の形をとっても、シールドを支える地面がない。片手で作りだすシールドなら、片腕で支えていればいいが、大きさによって、一面の壁では足元を守ることができなかった。とっさの変更に、コウも納得しながら変更する。同時に、自分乗り手が変わりつつあるのを感じていた。カリンがこの短い間に、三次元的な空間把握が出来るようになってきている。前転しながらの剣戟や、今こうして球の形をした盾を思いつく事が、それを物語っていた。


  青いベイラーが、サイクルショットを撃つ相手が謎の半球になった事に一瞬躊躇しながらも、たしかに5回、先ほどとおなじ威力と連射で撃ち墜とそうとする。そして2射目でたしかにシールドは破壊され、残りは全てベイラーへと当たるはずだった。しかし、3発目のサイクルショットでシールドを破壊した時、白いベイラーは一瞬で別のシールドを作り出してみせた。そのシールドもすぐさま破壊したが、まだ一瞬で新しいシールドで防がれる。青いベイラーももう一度五連射で追い撃ちをかけるが、結果は先ほどの繰り返しになった。砕かれてったシールドは潮風で舞い上がり、ベイラーの周りに吹き包む。


「全部防いだ……コウ、まだ飛べて? 」

「《なんとか! 》」


 サイクルジェットは、空を飛ぶために燃料が必要だった。それをかき集めて今ここにいるコウだが、まだその消耗率を体感でしか感じられない。注ぎ口に目盛りはあるが、こうして戦っている最中には見れなかった。


「《でも、それは相手も同じだ》」

「やっぱり、あれも、じぇっとなの? 」

「《俺の知る限りなら。ほかにジェットを使えるベイラーが居たなんて》」

「今論じている暇はなくってよ」

「《そりゃそうだ》」


  コウは海に落ちるのをよしとせず、再び空へと駆け上がる。自分の作り出したかけらを振り払いながら、今度はこちらからパームへと向かう。ブレードを作り出し、肩に担ぎ、空中で振り上げる。パームの青いベイラーは同じく空に飛び上がっていたが、その場に停滞するだけで動かない。それを隙とみたコウが自身の推力を最大限につかって切りこもうとする。その一瞬、コクピットから腕だけが伸び、なにかがコウに投げつけられた。


「コウ、待って! 」

「《う、うぉおお!! 》」


  腰をひねり、足を前に蹴上げて、加速した体を強引に減速させる。そして、右足をあさっての方向に向ける事で、進行方向を変え、コースをそらす。大きく旋回するコウの体のそばに、パームが投げつけた何か、水筒が通り過ぎた。


「《あれ、チシャ油が入ってるって言うのか》」

「二度目だもの。でも危なかった」


  パームはコウにチシャ油をぶちまけて、火をかけたことがある。それを再び受けるところだった。


「っけ。戦いが分かり始めたか」

「言ったでしょう。あれから修練をしたって」


  パームの声がやけによく聞こえた。未だ遠くでバエメーラが苦しみに悶えているも、その規模は小さくなりつつある。


「白いのははまた変な感じになってるし。なんだその足から出てる火は。前は肩だけだったじゃねぇか」


  再び変形する青いベイラー。ここでコウが、青いベイラーが変形する工程をマジマジと見ることができた。外装を前に回し、足は羽に、機首は胴体の突起が起き上がって飛行状態となった青いベイラー。その姿にコウは見覚えがあった。翼の形は確かにリスクキルのような、翼竜の真似てつくられている。だが、それ以外があまりに酷似していた。


「《鳥というか、飛行機じゃないか》」

「ひこう、き? 」

「《俺の世界の乗り物だ。アレにのって人は空を飛んだんだ……ベイラーは遠くにいくのが命題なんだから、空飛んで遠くに行くようにするのは理にかなってる気がするけど……》」


  コウが懸念しているのは、空を飛ぶ以外のことだ。ベイラーは、基本的に人間と一緒になることで色々なことができるようになる。一人で空を飛べるようになったとしても、それ以外ができなければ、ベイラーはすぐに怪我をする。だからこそ、人間がいない場合何もできないことの方が問題に思えた。あれだけ背部に重心がよって仕舞えば、歩くことさえ難しい。だがコウの思案など無視して、パームが逃亡を図る。

 

「逃すもんですか」


  サイクルショットで追撃をかけるカリン。放たれた針がパームのベイラーめがけて一直線に飛んで行くも、その全てがことごとく、もう一体の青いベイラーが身を呈して防ぎきる。


「サイクルシールドが作れるの!? 」

「よくやったケーシィ……だがあいつらが海に出てくると後が面倒だ。あのふざけた赤い船を沈めるぞ」


  青いベイラーが盾を捨て、同じく変形してパームのベイラーと並ぶ。編隊を組んで飛び立つベイラーが、あっという間にコウを引き離した。


「させるかぁ! 」

「《いかせん》」

 

  赤いベイラーに乗るサマナが、波を利用して飛び上がり、青いベイラーへと突撃をかける。手に持ったブレードを、今度はベイラーの首へと投げつける。


「そいつはもう見た!! 」


  青いベイラーが、空中で変形することで制動し、一瞬空中にとどまる。その瞬間、サイクルショットを出鱈目にうち、迫り来るブレードを撃ち落とした。


「ならもう一発!! 」


  再びブレードを投げつけようとした時、セスの体が衝撃で傾いた。乗っていたボードから足が外れ。海へと真っ逆さまへと落ちて行く。パームに、『ケーシィ』と呼ばれた乗り手。その操るベイラーが、変形したまま、腕だけをセスに向けてサイクルショットを放っていた。急な衝撃に、サマナはコクピット内で吹き飛び、頭をぶつけて意識を失ってしまう。セスの体から力が抜けて行き、ついにはサイクルボードを作ることも叶わず、海へと落ちた。コウがすぐさま近寄る。


「《大丈夫か!?》 」

「《いいやだめだ。サマナが気を失った。これ以上は手助けできん》」

「《……わかった。流されないように気をつけて》」

「《心配されるまでもない》」


  カリンがパーム達を目で追う。その移動先を見て、カリンが叫ぶ。


「レイミール号よ! 」

「《 ってことは、船を燃やすつもりか!! でも、早すぎる。追いつけない》」

 

  二人のベイラーが自分たちの加速よりも早く飛び、乗ってきた海賊船へと去って行く。それを見たカリンの操縦桿を握る手が強くなる。これから行われることへの憤怒と、これから自分が行おうとする無茶への決意。顔を上げて、ベルトをきつく締め直し、足を一瞬伸ばして、いつでも力が入れられるようにする。そして、自分の信頼するベイラーへと望みを告げた。


「いけるわねコウ? サイクルジェットを使いなさい。私の体なんて気にしなくていいから、風よりも早く、雲より遠くまでいくように飛びなさい。戦っている最中もよ」

「《そ、それは》」


  コウは、彼女は二言など言わないことを、この一年以上の付き合いで知っていたし、知ってしまっていた。だからこそ、彼女は行おうとする無茶を、自分では覆せないと悟る。サイクルジェットは未だに長時間全開にしたことはない。空中で、それも旋回しながら使えば、彼女にどんな負荷がかかるか分からない。油の懸念もある。今こうして飛んでいる間にも、油がなくなり海の上に落ちるかもしれないのだ。様々な懸念と可能性、そして『もしも』が、コウの体を硬くする。

 

「そして、必ずレイミール号を守るのよ。あそこには、今助けたばかりの漁師達がいるわ。また海に落とすことなどさせはしない」

「《でも》」

「私たち二人なら、あなたと私なら、できるわ」

 

  そして、硬くなった体は、彼女のさらなる決意によって融解する。自分が信じる彼女が、自分を信じてくれている。それだけで、天よりも高く飛べる確信に至れた。最後の確認を、カリンが口にする。


「やれるわね? コウ」

「《お任せあれ!! 》」


  意思が重なる。彼女の目は彼の目となり、彼の体は彼女の体へ。見るものも、感じるものも、思考も、全てが透明になるような錯覚に陥るも、二人の意思がそれを明確に分け、交わらないまま共にある。コウの炎が灯火を強くし、体をさらに加速させ、海に白波をたてる。その目を真っ赤に染めたコウが飛翔する。


「ッ!?」

「《カリン!? 》」

「いいから! 行きなさい!! 」

「《わ、わかった!! 》」


  コウの控えめな意思とは真逆に、加速は徐々に強くなる。だんだんとカリンの体にかかる加速度も強くなり、体に自分の体重以上の重さがかかって行く。コウの速度はぐんぐん上がり、その余波は、波紋が白波から、小さな津波にさえ匹敵する高さへと変わり、海を引き裂くいていく。ベルトがカリンの体を蝕み、鬱血していく。奥歯を噛んで必死に耐え、コウもまた、乗り手の決意を無下にせぬように、カリンのことを二の次にして、ただただ体を加速させる。そして、一瞬の、しかし本人達にとっては永い代償の代わりに、コウはレイミール号の頭上にいるパーム達へと追いすがった。


「もうおいついてきやがった!! 」

「サイ、クル、 ブレード! そしてぇ」

 

  体に感じる、重たい己の体を身に受けながら、絞り出すような声をあげる。掲げるのは、使い慣れた手頃な大きさのブレードではなく、二枚を重ねてより重く、強く、鋭くなった刀。


「ステーキブレード!! 」

「なぁんで肉なんだぁ!? 」


  剣術などない、ただの殴打にしかなっていない一撃が、青いベイラーを打ち据える。前のブレードなら、鈍い音が鳴って、青いベイラーが吹き飛んでいくだけで済んだ。だが、今度は獲物が違う。重さも、鋭さも違うサイクルブレードは、たしかに青いベイラーの腰を捉え、そのまま、上下に引きちぎった。青いベイラーの腰から下が、レイミール号へと落下し、甲板に衝撃を与えた。同時に、胴体だけになったパームのベイラーは飛行能力を失い、海へと落ちてく。


「コウ!! 」

「《もう一人!! 》」


  パームを切り捨てたまま、大きく旋回してもう一人のベイラーへ飛ぶ。パームが堕ちたことで動揺しているのかケーシィは動いていない。好機と見たカリンが、旋回する半径をいつもよりグッと狭くする。体を締め付けるベルトが肋骨に食い込み、胃の中にあるものを強制的に押し返そうする。だが、硬く噛んだ奥歯がそれを飲みくだし、息苦しさも飲み込んで、ただただ目の前にいる敵を見据えた。ブレードを肩に担いで、再び、あの剣術を行う。身体を一回転させて斬りかかる空中戦用の、カリンだけの剣術。


「ずぇああ!! 」


  先ほどの痛みすら忘れて叫んだ気合いが、掲げた刃に乗り移る。重く鋭いブレードが、青いベイラーを確かに捉え、肩から脚の腿に至るまでを、完全に切断した。落ちて行くベイラーの体には、推力を司る部分があったのか、一気に空中での姿勢が不安定となり、青いベイラーはゆらゆらと揺れながら、コウと距離と取るように飛び、そのまま何処かへと行ってしまう。明確な逃走だった。


「《っとぁあ! 油切れだ! カリン!! 》」

「わかってる! レイミール号に不時着する!! 」


  先ほどまでの勢いが嘘のように、肩と足から出る炎が弱々しくなっていく。海に落ちることだけは避けるように、カリンが細かな調節を何度も何度もおこない、甲板へと着地させる。着地の瞬間、レイミール号がコウの落下に傾き、乗組員がしがみついて耐えた。


「……やったわね」

「《ああ。今度は、勝った》」


  レイミール号に落ちた青いベイラー。その脚が、オブジェのように突き刺さっている。コクピットは胴体側に残り、この場にはなかった。そして、コウは、喜びに打ち震えていた。


「《やっと。あの男に勝った! 勝ったんだ!! 》」

「大喜びね……いたた。」

「《そ、そうだ!! どこかぶつけたりとか? 》」

「ベルトが痛い。痣になっていなければいいけれど」

「《あとでネイラさんに見てもらおう》」

「ええ。そうするとりえず降りるわ。助けた漁師たちとこれからのことを話さないと」

「《ああ、そっか。まだみんな不安がってる》」


  この場に来る前に助けた漁師たちは、今後のことを考えて不安がっていた。船をなくし、仕事を失い、命をもなくしそうになったのだから無理はない。


「だから、今は生きていることを喜んでって伝えなきゃ。海賊船に人数分のお酒があればいいのだけれど」

 

この国の思想に慣れてきたカリンが、宴会の算段を立て始める。料理上手のマイヤを海賊船に連れてくる必要があるかも知れない。そんな事を考えるながら、カリンがコウをしゃがませた、その時だった。 レイミール号のすぐそばで、水柱が上がり、魚たちが一斉に打ち上げられる。顔を見上げたコウが見たのは、翡翠色をした一つ目。憎しみに染まった目。


  カリンは、そしてコウは、勝負というのは、どちらかが負ければ終わりだという認識だった。事実、もう一人の青いベイラーは、過度の損傷で戦いを放棄して逃げ去った。カリン達の勝利だと第三者からでも分かる。しかし、この、たった今海から上がってきた男は、そもそも勝負だと思っていない。パームは、常に、相手から奪うか、奪われるかで生きている。そんな彼に、上半身『も』残っているベイラーがいるのであれば、戦いを止める理由にならない。


「……サイクルジャベリンッ!! 」


  呪詛のように吐き出した言葉で、上半身だけになった青いベイラーが、その腕に長く鋭い槍を作り出す。そして、背中にあるサイクルジェットを、身体をひねることに使い、全身で投擲が行われる。放物線ではなく、直線で、勢いよく飛ぶジャベリンが、コウめがけて迫る。しゃがんでしまったことで、立ち上がるには時間がかかってしまっている。とっさにコウが叫んだ。


「《手を離せぇええええ!! 》」


  自分のベイラーが出す命令を、気の抜けた状態にある乗り手が受け入れる。カリンが操縦桿を離した。視界と感覚の共有が強引に切られる。なぜコウがそんな事を自分にさせたのか分からないまま、衝撃と爆落が来る。コクピットの中で身体を揺らされながも、耳に聞こえてくる音が違っているのに気がつく。


  それは、カリンもまだ生きている中で数回しか聞いたことがない音。陶器と呼ばれる器を、使用人のひとりが落とした時に聞こえてきた、甲高く、それでいていくつもの音が重なる、耳に残る音。


  それが、なぜか自分の頭上から聞こえてきた。


「っへっへっへっへ……これでもう使い物にならねぇな。奪うまでもねぇ」


  パームのベイラーが、残った力をすべて出し切った一撃だったのか、翡翠色をした瞳から光が消え、サイクルジェットの火は途切れ、日再び海へと落下していく。飛び上がる時の半分ほどの水柱があがった後、波に飲まれて、そのまま青いベイラーは姿を消した。


「コウ、コウ? なんで動かないの? コウ! 」


  離せと言われた操縦桿を握りしめるも、いつもはすぐに訪れる共有がおこなわれない。視界は人間と同じままで、コウの思考も流れてこない。この体験をするのは、カリンにとって二度目だった。それどころか、コウはしゃがんでいたにもかかわらず、そのまま、尻餅をつくように、脚を投げ出して座り込んでしまう。

 

「お、おいおい。こりゃぁ」

「ど、どうしたの、コウ!! ねぇ海賊さん、コウはどうしてしまったの!? 」

「どうしたもこうしたもねぇ!? 貴族さん目は無事なのか!? 」

「……目? それって」


  状況も分からず、海賊の言葉の意味が分からず、ただただ自分のベイラーの状態が知りたい為に、ベルトを緩めて、椅子から降りる。いつもならコウが階段にしてくれる手が無い事に差異を感じながら、コクピットから抜け出す。そしてはじめて甲板に出たとき、ようやく状態に気がつけた。


「コウ!? あなた、あなたって人は!! だれか! だれかガインを、ガインを呼んで! 腕のいいベイラーの医師なの! 出来るだけ早く!! 」

「き、貴族さんの船もこっちにくる。大丈夫だって」

「これが、これが大丈夫に思えて!!?? 」

 

  カリンが、海賊に言ってもどうしようもならないと分かっていても、言葉に出さずににはいられなかった。見上げた先にいたのは、先ほどまでの激戦で傷だらけになって、右側の顔に槍が突き刺さって動かなくなっているコウの姿。ヒビの入った顔には、もう光がなかった。


コウくんをボロボロにする事に躊躇がないのは、ボロボロになるべくしてなっているので、決していじめたいわけではないと弁明させてください。

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