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ベイラーと海の上

  サーラには漁師を志す者が多い。海に面して居るのもあるが、それ以上に、誰も彼も海に憧れをもってこの地で育つ。海がそばにあることは彼らにとって当たり前であり、その海に自分も出たいと思うのは、自然な流れと言えた。


  しかし漁師に必要なのは、1に体力。2に体力。3も体力だ。揺れる海の上では足腰が物を言い、網を引く腕は逞しくなければならない。そんな中で、漁師になれなかった者が、漁師を助ける物を作る職人となった。すなわち、海に出る為の船。船大工だ。自作する者も居るが、ここサーラには1人で作れない巨大な船を作る為に、ある物をつくった。それが造船所である。長年の海の波で削られた崖。先人がその一部を掘り広げ、海に板を繋げて足場とし、崖をけずって洞窟となった場所と、最初から陸地の場所と、海に浮かぶ足場とで、船の材料を持ちこみ、組みたて、浮かべている。カリンは旅団を引率れてここ、サーラの造船所にやってきた。


  目的は2つ。1つは造船の手伝いをすること。そしてもう1つは、現在建造中の客船を視察しに行く事。前者はそう簡単に手伝えない。なにせゲレーンは山に囲まれた国だ。川を渡る船ならまだ知識があるものは居るが、海を、それもベイラーを乗せることのできる巨大な船を作れる人間はゲレーンには居ない。


 だからまず、建設中の船を見に行く手筈になったのだが。


《信じられねぇ……なんで板を浮かべてただけの場所を行き来出来るんだ》


  遠目からベイラー医のガインが震えながら言う。足場では海に浮かべた船を直す者で一杯だった。時折新しく出来た船が遮るように横から大海原に繰り出している。


「足場はすべて繋がっていて、錨も下ろしてるから、流されないようになっているんだ」

《俺は足場の心配じゃなくて、よく落っこちないな、って言ってるんだ! 》


 オルレイトの知識に感嘆しつつ、若干的はずれな回答に苦言を呈するガイン。一方のコウとカリンはずっと造船所の中を見ていた。珍しい建物であるのと同時に、サーラに来た時に見た船が見当たらなかった。


《もう出ちゃったのかな》

「義兄様の話では、まだ掛かると言う話だったけれど」

「潮が満ちたんで、一度海に持っていったんでさぁ。そうしねぇとあれだけデカイ船は屋根にぶつかっちまう」


  旅団の前に、頭に大きな羽飾りをつけた男が現れる。みれば頭には包帯を巻いている。言葉の端々は厳つさを感じさせるが、なにやら疲れた表情をしている。


「ここの監督役で、マリゴって者です……ゲレーンの姫さま、カリン様で? 」

「如何にも」

「いやぁ、ようこそ。レイミール造船所へ」

「荒々しいのね。でも少しお疲れ?」

「ちょいと前まで海にでてまして。いま連絡船にのって、沖にでてるやつをみてもらいまさぁ」


  奥へと導かれる龍石旅団の面々。連絡船は、文字通り船へ人を運ぶ船であり、長い距離を行き来するものではない。性質上、形も小さく、潮が満ちても屋根なぶつからない。しばらくすると、長い板で渡された船が、出航を待っている。まだ畳まれているマストは真新しくも、柱の色合いから、船そのものは長く使われているのが見てとれた。


「ベイラーは乗れる? 」

「後ろに、ちゃんと人数分入れますぜ」

「後ろ? 船の上には? 」

「船の上……ああ、甲板ですかい? それはちょっと勘弁してくだせぇ。ベイラーはこの船のマストよりデカイんでさぁ。そんなもんが跳んだり跳ねたりされたら沈んじまう」

「なるほど……」


 マリゴの話をききながら、連絡船の整備を終えた船大工達が、物珍しそうにベイラー達を見た。中でもコウはじろじろと赤い肩を見られた。


《……ゲレーンでも珍しいんだから、サーラじゃもっと珍しいか》

「人気者ね」

《嬉しかないやい……俺達はどこに? 場合によってはリクを支えてやらないと》


  コウがはじめて乗る船に心配していると、連絡船の後部が動き出す。紐を引っ張り、歯車を回すと、ゆっくりと後部の蓋扉が開いた。水の侵入を防ぐために噛ませてある木屑が散らばっていく。中の大部分は空洞で、コウ達ベイラーが手足を伸ばせなくても、屈めば入ることができそうだった。


  ただ構造に1つ不思議な物があった。円形の形をした扉が、天井に張り付いている。その数6つ。


《なんだろ》

「海に出たら分かる。ささ。これに乗って沖にでますぜ」

《え、そんなもう!? 》 」


  コウは、「ベイラーの体になって初めての海」に、淡い幻想を抱いていた。もっと言えば、これから、初の船出で、もっと盛大に送り出されて、帝都にいくのだろうと思っていた。それが、こんな形であっさりと船に乗り込んでしまうことに落胆している。乗り手のカリンが思考を読み取り、呆れたように諭す。


「コウ。あなた船旅がどんなものかまるでわかっていないのね」

《カリンだってそんな経験ないんじゃないか》

「一度くらいあるわ。もう大変なんだから。波に揺られて風に煽られて。食事は多く取れる日とそうでない日の差が激しいし、なにより湯浴みができない!! 」

《カリンっていつも湯浴みの事気にしてない?? 》

「気にします!! ……いや、あなたが気にしなくていいでしょう? 」

「え、ああ、いや、その、冬の事を思い出してちょっと」

「コウのバカ」


  何気ない会話だが、その一語一句を聞き逃さず、かつ頭のかなで半数している男がいる。


「(コウ、君は一体、冬に何があったんだ。一体、冬に姫さまになにがあったんだ。一体、一体『湯浴み』に関わる事で、一体、何がおこったというだ!!! 聞きたい!! でも男のダメな部分がものすごく出ている気がする!! なんなんだ一体)」

《そうゆうのは中にいない時に考えてくれませんかね? 》

「聞いていたのかレイダ! 」

《操縦桿を離してください》


 オルレイトがなまじ知恵が回るために、湯浴みでコウのしてしまったことが、なんとなく想像できてしまった。だが、その想像を振り払うでもなく「その場に居たかった」と一瞬思った事でさらに自己嫌悪が混じる。自己嫌悪が混じった瞬間にまた「別にいいじゃないか」と開き直る心も同居し始めてさらなる混乱が起発生。その混乱は、操縦桿を握り視界と意識の共有を行っているレイダに筒抜けであることを忘れさせた。


  男の性に苦しむオルレイトなど知ったことではない。カリンがコウを諭し続ける。

 

「そもそも、そのまま帝都に出るわけじゃないの。なんどか補給をして帝都にいくの。サーラに来る時だってそうだったでしょう?」

「そ、そっか。ほかにもいくのか」

「さ、全員船に行くわよ。それにコウの言う通り、リクを出来るだけ支えてやって」


 ◆



《おうミーン。足伸ばしていいぞ。代わりにそこ開けてくれ》

《ガイン? わかった……コウ? その肩どうにかならない? 》

《なってたら苦労してない! それよりレイダさん! レイダさんは一体どこに》


  カリンは出来るだけ支えるようにと言った。小さな足場では体の大きなリクは脚を踏みはずしてしまったが最後、誰も引っ張れない。


  ゆっくり船へと入り、半分押し込まれるように大海原へと繰り出す。……残念ながら、船の中にいるベイラー達が外を見ることはできなかった。時折訪れる揺れが、辛うじて自分たちが海にいるのだと理解させる。


《せっかくの海だって言うのに何も見えないなんてなぁ! 》

《そんなものです》

《レイダさん? え、どこです? 》

《上です》


  コウが苦労しながら首を動かすとそこには船の中でリクに掲げられて、自身は天井のつっかえ棒になっているレイダがいた。


《……大丈夫なんですか? 》

《大丈夫に見えます? 》


  小さくも高速で関節の各部でサイクルをまわしているのが目に入る。レイダも、相当無茶をしている。今、船の内部はベイラー達があらぬ方向に関節を曲げまいと、5人で両手両足を開き、からみつく蛇のようにもみくちゃになり、時に重なり、時に蹴飛ばしながら、自分の場所を保持していた。こうなった原因であるリクが頭を項垂れる。


《ーーッ!ーーッ!! 》

《くっそう! すまねぇ! 何言ってるかわかんねぇ!! 双子はまだ来ないのかよ!! 》

《ガイン、耳元で大きな声ださないで》

《そうえば一体どこに? さっきまで一緒にいたと思ったけど》

「おまたせしました皆様」


  各自、足元であったり腕の下であったり、とにかく地面側からの声に気がつく。そこには給仕服姿のマイヤーがいた。船が揺れて、ずれたメガネを直す。そんな仕草もすっかり身に染みてた。


《マイヤさん、カリンはどこに? もう甲板にいるんですか? 》

「これからお会いできます。ひさびさに少々針仕事が捗り過ぎてしまいまして」

《……針仕事? 》

「皆さま、どうぞ」


  マイヤの後ろから駆け出す2人。双子のリオとクオ。それだけ見れば何の不思議もないが、彼女たちの服装がいつもとは違っていた。


「リク! どう! 似合うかな!! 」

「マイヤさんがね、クオたちに作ってたの!! 大きさもぴったりでね、すごいんだよ!! 」


  大はしゃぎで駆け回る2人。その姿は、襟を大きくした、サーラでの、特に海に出るものが着る白を基調とした普段着。膝丈ほどのズボンが駆け回る2人を邪魔しない。


「まさか僕らの分まであるとは思わなかった」

「海にでるんだから、それなりの格好はあるわよね」

《(……ネイラさん、お腹丸出しなのはどうゆうことなんだろう)》


  高めの身長であるオルレイトは、腰にサーラ由来の羽飾りと、持ち込んでいた剣を下げている。ズボンはできるだけ足に沿わせるっように細身で作られている。ネイラも同じようにできているが、上半身がベストになっており、鍛え上げられた腹筋を惜しげもなく披露している。ナットは逆に、足の裾を広げるようにしている。ポケットを大きくしてくれという要望をマイヤなりに叶えた結果だ。


 一様にベイラーが自身の乗り手の新たな装いをうれしがっている最中、コウだけが気が気でなかった。カリンがまだ出てきていないのもあるが、それ以上に、頭に浮かび上がる光景が払拭できない。今、龍石旅団のきている服は、白を基調とした爽やかなもので、大きな襟が背中まで及んでる。その格好は、彼の中でセーラー服を思い出させるのに十分だった。そして、もし、カリンがそれを『着ている』のであれば。


《え、ぜったいやばい……い、いや、ナットたちみたくきっとズボンだ。だから大丈夫だ》

「ごめんなさいね。まだ船の中よくわかっていなくって」

「カリン様であれば、二度目は迷わないから大丈夫ですよ」


  声が聞こえ、マイヤがカリンを迎え入れる。そして、一瞬の安堵は打ち消された。


  淡い色のコートにもにた、薄手の上着が羽織られている。それが大きなの襟の下側に入り、本来の機能を阻害することなく、風除けとして機能している。コートの中にはひざよりほんのすこしだけ高めのスカート。それもプリーツが入っている。装飾はサーラ由来のものでまとめられ、靴は高めのヒール。色はところどころに金の刺繍が入っており、差し色として最高の役目を果たしていた。腰に下げられたのはカリンが使い慣れた刀。そして羽がちいさく入った髪飾りで髪の毛をひとつにまとめ、白いうなじがよく見えるようになっている。リュウカクから授かった紅い石の入る笛は、各自胸にさげている。龍石旅団が、サーラの装いへと変わった。


  そして、コウが衝撃は全身を走り動けなくなる。


《セーラー服が観れるとおもわなかった……》

「ど、どうしたの急に? セーラー? 」

《すっげぇ似合ってます。はい》

「……ドレスのときより直球なのが気になるけれど、まだすぐに反応したのだからいいとするわ」


  コートを翻して旅団の面々を呼ぶ。


「さ、甲板にでるわよ。それと……ええと、上に張り付いてるのはレイダ? 」

《張り付いてますレイダです》

「貴方の頭のすぐそばにベイラーが頭をだせる窓があるそうなの。お分りになって? 」

《これでしょうか》

 

  リクの腕に重心を預けながら腕を動かし、天井にある丸い囲いを動かす。下か押し上げる。だが結構な重さがあるのか、腕一本では動くことはない。どうしたものかと思案すると、何もしていないのにも関わらずに蓋が動き出す。上で操作する人間がいるようだ。


《ゲレーンでもあったな。エレベーター》

「理屈は同じみたい。引っ張り上げているんだって。今だと……コウが見れるのかしら」

「何の話? 」


  コウが疑問を投げる前に答えが視界にあらわれる。陽の光が船の中に降り注ぐ。そして。大きさはちょうどベイラーの頭が通るくらいだった。ちょうど今身動きできるコウが開かられた窓に首を突っ込む。少しだけサイズが合わずに頬や兜状の頭部が擦れる。


  やがてめいいっぱい首を伸ばすと、一面に広がる青い景色がひがる。空を飛ぶ鳥たちが数羽、この船と並走するようにして飛んでいた。頭だけをだしたコウに近寄ってくる、大きな羽飾りをつけた男。マリゴが話しかける。


「姫さまの旅木じゃねぇか。どうだいこの景色は」

《すっごいです。海って、こんなに青かったのか》


  生前、コウはそこまで海を見たことがない。海水浴の経験がないわけではないが、体が何倍もの大きさであるベイラーになっても、海はどこまでも広く見えた。水平線がかろうじて見える。


  ふと、コウが気がつく。


《……そうか。水平線があるってことは、この世界の地球も……》

「世界の果ては、生き物たちの楽園だって話だ。俺も行ったことがねぇ」

《あれ。滝じゃないんですか》

「滝か!! 世界の果てが滝。そいつはいいや! 落っこちまった先がきっと楽園なんだろうな」


 大昔。海を行き、世界の端にいけば滝で落ちれば戻ってこれないとされていた。しかしそれはコウの世界での話。


《月が二つなんだから、違うのはあたりまえか……》

「旅木は、サーラにくるのははじめてか? 」

《はい。というより、うまれてまだ一年くらいなので》

「そうか! じゃぁおしえてやる! 野郎ども! 面舵!! 」

「面舵ぃいい!!」


  男たちがせわしなく動いている光景が飛び込んでくる。舵を撮るものが大げさに動かし。マストを動かすために数人が素早く駆け上がる。


  数分もしないうちに、連絡船の進路が変わる。


《急に方向かえてどうしたんです!? 》

「みろ! あれが俺たちの国サーラだ」


  石積みの白が目立つ位置にある。そこから川に沿うように家々ができ、山の裾野には畑も見える。


「山から来る雨水がいい果物をつくってくれて、その果物がこれまたいい酒を作ってくれる。川には魚がいて、そいつはら一度海にでてたっぷりと餌を食ってまたもどってくる。その魚を食いに海の中ではでけぇのが集まってくる。俺たちはその魚を捕まえて食う。海の国ってのはよく言われるが、俺たちが単に海に生かされてるだけだぁ。すげぇだろう海」

《は、はい……なんか、すごいです》


  半分はマリゴの熱気に対しての評価だった。


「市なんかは揚がったばっかりの魚がみれる。姫さまにもみてもらいてぇなぁ。他にも色々見てもらいてェとこはある……だがな、ひとつだけ行っちゃならねぇとこがある。みえるか。あの崖だ」

《崖……?》


  コウが目を凝らすと、指さされた場所に崖が見える。


《あのくらいの、切り立った崖、どこにだってあるような》

「あそこだけは行くな。あそこはリュウヨクの崖だ」

《リュウヨク……リュウの名前ががついた生き物!? 》


  この世界には『龍』が存在する。山脈のような大きさの、生き物であること以外は何もわからない龍。その一部を受け継ぐ生き物は、おなじリュウの名前と、対応する部位ごとの名前を持っている。コウたちが森でであったリュウカクが、その一頭だ。


《じゃぁ、あそこにリュウヨクが住んでいるの!? どんな外見!? 》

「いや、リュウヨクは住んでねぇ。行っちゃいけねぇ理由は……あれだ」


  指差す先には、翼をもつ生物がたしかにいる。だが、その外見は、コウも知るものだった


  コウモリのように薄く膜の張った翼。細い体に、鋭く長い嘴。さらに、その口には牙が存在している。

 牙のある鳥は、鳥ではない。


「リクスキル。肉食で、でかいやつは人間も食っちまう。空飛ぶバケモンだ。奴らは縄張り意識なんかはないが、まぁどいつもこいつも大食いだ。飯をみつけたらすぐさま群全体が襲いかかってくる。ぜったいに近寄っちゃいけねぇぞ」

《ベ、ベイラーも食べますかね? 》

「さぁな。でも中に人がいるとわかったら、あいつらが容赦するとはおもえねぇ」

《……リュウヨクの崖》

「ほかの連中にも言っておいてくれな。さて。舵をもどせぇえ」

《そうえば、どうして舵を切ってくれたんです? 》

「ああ。その穴だと、首が回らないだろう? 」


  にひひと、マリゴが笑う。腰にさげた水筒をつかみ。ひと舐めして、再び笑った。


「俺たちの国を見てもらうんだ。舵くらい切ってやるさ。さ、もうすぐ本命の船だ。下にいる旅木にもつたえてくれ」

《わかりました……(旅木って、ベイラーのことかな)》


  聞きなれない単語を聞くのを後回しにしようとしたとき、コウの瞳におかしなものが移り出した。


「おう。言ったそばからみえたぜ。あれが今回乗ってもらう船だ。でっけぇだろう」

《マリゴさん。でっかい船なんか何処にあるんです? あれずいぶん小さくみえますけど》

「ああ? よくみろって。向こうにふたつの船を繋げた特製の……」


  たしかにマリゴの言った通り。二つの船を並べたような大きさの船はこちらから見えた。マストはまだ広げていないらしい。


  だが、それを見逃すほど、コウの見た船は異様だった。全体的に赤く、マストは黒い。船首には、大きな刃が備え付けられている。船の両脇には水車のように回る外輪がある。マストと外輪の二つの推力をもつことで、連絡船の倍の速さでこちらに近づいてくる。


  そしてマストには。黒い布に、白い模様で、髑髏が描かれていた。


《か、海賊だ……海賊だぁ!!!? ? 》


  連絡戦を無視して、海賊船が一気に客船へと迫っていた。

 



マリゴさんは第3部冒頭で海賊と戦った船長さんです。つまりライの側近のゴルの息子さんということになります。


次回。ついに海賊と対峙します。

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