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形態変化

戦うだけのロボットには、それ相応の姿があります。

「《黄色い、ベイラー? 》」

「目が4つある。初めてみた。体も大きい。」


 ミーンたちは、突如地中から現れたベイラーを見て、困惑よりも先に、好奇心が優った。トテトテと近づいていく。


「《ナット、乗り手もいるみたいです。》」

「そうみたい。 どうしたんですか?遭難しちゃったなら、こっちにくれば、食料くらいは分けてもらえるはず。」


 ミーンから顔をだし、ナットが3人に問いかけた。まだ彼らは、パーム達が盗賊団というのを知らない。

「いや、遭難したわけじゃないんだ。ただ、ちょっと探しものをさ。 」

「探し物? 」

「だいぶ集まったが、あと3つなきゃいけねぇ。」

「なんなんです?それ。」

「そりゃなぁ。」


 四ツ目のベイラーといっしょに出てきた男たちが、おもむろに手に持っていたランプの火を消した。そして、その中にはいっているものを油……チシャ油を、ミーンにぶちまける。


「お前らなんだわ。」

「《何!? ナット! こいつら変だ! 》」


 ミーンの言葉を聴くよりさきに、ナットはミーンを後方へ跳躍させる。それでも、油はマントにかかってしまう。


「《これ、チシャ油!? 》」

「な、なんでかけたりなんかするんだ!冷えて固まっちゃうじゃないか! 」

「それでいいんだよ!」


 四ツ目のベイラーが、その腕を無造作に振り回し、ミーンへと襲いかかる。その拳の大きさは、普通のベイラーよりもずっと大きかった。


「ミーン!喧嘩なんてしなくていい! 」

「《わかった! 》」


 ミーンが、襲いかかるよりも先に、その自慢の足を使って回避を行う。四ツ目のベイラーの拳が虚しく空振る。その拍子に、ふわりと舞い上がるマントが、ミーンの体の全貌を明らかにする。


「あん。なんだ、腕がねぇのか。 」

「それがどうした! 」

「どうすっかなぁ。そりゃイマイチってやつだ。」

「《いまいち?》」

「商品として価値がうすいっていうか……うーん。」

「商品?価値?なにをいってるの? 」

「でもなぁ。その色はいいよな。きっとそうゆう派手めのがいいんだろうし、うーん。」

「……もしかして、火事場泥棒のベイラー攫いってやつか! 」

「あー、なんだ。流石に長居しすぎてそんな噂まであんのか。」

「ベイラーは売りものじゃない! 」

「あ? 何言ってんだ。この世で売れないもんはねぇ。高く売れるか、限りなく低い価値で売れるかどうかだ。でもって、ベイラーっていうのは、高く売れるそうだ。」

「人間が売り買いしていいものじゃない!」


ミーンが、幾度目かの回避行動を取る。パームは、ミーンを捕らえられないことに、苛立ちを覚え始める。


「くっそ。すばしっこすぎる。オイ!油はまだあるんだな! 」

「もちろんでさぁ!」

「よしよし。したら、ちっとばかし……」

「《ナット、付き合う必要はありません。この場から離れましょう。》」

「うん。」

「っへへ……っへっへっへっへっへ」


 突如、ケラケラと笑いながら、パームがミーンに語りかける。


「両腕がねぇのは辛いよなぁ?。物だって持てねぇだろう? そんな役たたずなんか、さっさと木になったほうが楽なんじゃねぇか? 」

「ミーンを馬鹿にするのか!? 」

「馬鹿になんかしてねぇよ?ただ、腕がないなんてのは、生きづらそうで可哀想だよなぁ? 立ち上がったのだって、今の乗り手が無理やり立たせたんじゃねぇの。」

「《ナットはそんなことしない! 》」

「ああ、坊主はそうかもしれねぇ。でもよ、その場にいたのは、お前だけか? 」

「《え? 》」

「坊主以外にもいたんだろう?親か?それともなんか別の。」

「お、叔父さんがいたけど……。」

「ほうほう。叔父さんねぇ。なぁ、腕のねぇベイラー。この坊主がなんかいったんだろうが、その言葉ってのは叔父さんからの入れ知恵だとはおもわなかったのか? 」

「《入れ知恵?》」

「ベイラーってのは貴重だ。それに便利だ。言うことは聞くし、人の物は何も食わねぇから食い扶持が減るわけでもねぇ。それでいて力は人間以上。さて、そんなベイラーが新しく見つかったら、なにがなんでも欲しくなる。」

「そ、そんなベイラーを便利な道具みたいに!」

「じゃぁお前はそのミーンってやつを便利に使ってないっていうのか? 」

「そ、それは……。」

「おおかた、すばしっこさが取り柄のベイラーなんだろ? じゃぁ。そのすばしっこさがなくなって、坊主が一緒にいてくれるとおもうか?ミーンちゃんよ。」

「《足が、早くなくなる……》」

「いや、もしくは、ミーンちゃんより早いベイラーがでてきたら、坊主はそっちに乗るんじゃなねぇのか? 」

「《そ、そんなことない。 》」

「もっと言えば、ミーンより足の早いベイラーで、腕のあるベイラーがいればさ。」


 ここで、パームの口が、にやりと笑った。


「もっと坊主が楽になるんじゃねぇのか? 」

「《な、ナットが、楽に……。》」

「山を昇るのだってひと苦労だろう?崖なんかいったら体を支えられねぇ。もしかして、今日だって物が持てなくて誰かに迷惑かけたんじゃねぇか? 」

「《そ、それは……》」

「ミーン、あれは気にしないでいいって言ったのに! 」

「おう。やっぱそうか。」

「た、たまたまだ。それに、ミーンのことを知ってくれているから、助けを呼んでくれる。」

「『今は』 だろう? 」

「……え 」

「ミーンちゃんより足のはやくって、腕のあるベイラーがきたら、お前らを助ける理由、あるのかよ? 」

「あ、あるよ! 」

「それは、なんだ? 今はなんで助けてくれる? 」

「そ、それは、それは……。」

「教えてやるよ、それはな、『可哀想だからだ』」

「《可哀想……? 》」

「ああ。両腕がなくって可哀想。不自由で可哀想。いろいろだ。よかったなぁ? 腕がなくって。たくさん助けてもらえるだろう? 」

「《腕が、ないから、助けてもらえる……? 》」

「ああ。でも時間の問題ってやつだ。 腕があってミーンちゃんより足の早いベイラーがでてきたら、どうなるだろうなぁ? 気にもかけてくれねぇぜ? 」

「《ナット、そうなの? 》」

「違う!そんなことない! 僕はミーンがミーンだから助けてるんだ! 可哀想なんかこれっぽっちもおもってない! 」

「おうおう。坊主はそうか。でもほかのやつらは、どうだ? 」

「他の人……? 」

「ああ、お前のわがままを押し付けられている他の連中はさぞ迷惑だろうなぁ。現に、助けてもらっているんだもんなぁ。ミーンちゃんに腕があったら、そんなこと起きなかったのに。 」

「そ、そんなことない、そんなことない……」

「っへっへっへ!なんだ、声が小さいぜ。もっと声を張り上げなけりゃ。それとも、坊主も、そう思ってんのか? 」

「《……ナット、そうなの? 》」

「ち、違う!そんなこと、思っていない!」

「《じゃぁ、なんで操縦桿を離してるの?》」

「え?ああ!違う! わざと離してるんじゃなくって! 」

「やっぱり考えないようにしてただけなんじゃねぇの? 操縦桿握ってると考えが透けちまうもんなぁ! 便利すぎるのも考えもんだなぁ? 」

「それ以上、それ以上なにも言うな! 」

「そら今だ!」


 ずっと足を止めていたミーンに、こんどはベイラーに乗っていない盗賊2人が行動を起こした。ランプに入っていたチシャ油を、こんどこそミーンの足に、それも関節に重点的にかける。すぐさま、この寒さで油が固まっていく。


「ミーン!? どうしたの!? 」

「《あ、油が固まって、動けない! 》」

「へっへっへっへ。いやぁ、餓鬼ってのはいい。こっちの意図なんざ気にせずにぺらぺら話してくれる。」

「だ、騙したなぁ!? 」

「騙す?何言ってんだ。聞かなくたっていいことを聞いて、喋んなきゃいいこと喋ったのはそっちだろうが。まぁ、足を止めてくれてありがとうよ。お礼に、このまま連れて行ってやるからよ。」

「ど、どこにだ?」

「それはついてからのお楽しみだぜ、っへっへっへ。」


 四ツ目のベイラーが、そのままミーンを殴り飛ばす。足が凍りついたように動かないミーンは、それをモロにくらい吹き飛んでしまう。カリンのときと同じように、乗り手を昏倒させるための攻撃だ。そして、それは目的を果たした。


「《ナット! ナット! 》」

「よしよし。ちゃんと乗り手は眠ったな。」

「《このぉ!おい黄色いベイラー! なんでこんなやつの言うことを聞く! この乗り手が変だってなんでおもわない!! 》」

「《……》」


四ツ目のベイラーは答えない。ただ静かに、その太い腕で、ミーンを掴んだ。四ツ目は、胴体の琥珀ににて透き通っていたが、未だに一度も輝かない。乗り手と意思が重なっていない。だというのに、ミーンを軽々持ち上げてしまう。


「《この! 離せ! 》」

「ったくうるせぇなぁ。こいつも最初のやつみたくしちまうか。」


 盗賊の一人が、パームの提案を拒否する。


「パームさん、でもあれって、たしかめちゃくちゃ怒られたんじゃなっすか。」

「あー、そうなんだよ。『こんな傷つけかたを二度とするな! 』って。でもよぉ、流石に聞き分けのねぇ餓鬼がいたんだから、しょうがねぇとはおもわねぇか? 」

「へ、へい。」

「うし決めた。帰ったらウサ晴らしにやっちまおう。 活きのいい遊び道具がいなくなって鬱憤がたまってしょうがねぇ。」


 ミーンを担いで、そのまま穴に戻ろうと。四ツ目のベイラーが足を動かした時だった。


 固く押し固められた雪玉―石を核にして重量もある―が、四ツ目の体に命中する。剛速球であったそれは、見事に四ツ目の頭にあたり、バランスを崩した。


「な、なんだぁ!? 」


 突然のできごとに対応しきれず、パームはそのまま、ベイラーを横倒しにしてしまう。その間に、ミーンはかろうじて動く上半身をつかい、四ツ目のベイラーの拘束から逃れた。


「《流石リース! 一発で当てた!! 》」

「《ひ、姫さま。あたりましたけど、あれがそうなんですか。》」

「ええ、間違いないわ。でもなんだってこんなところに! 」


 カリンが、シーシャとリースを伴って戻ってきたのだ。


「シーシャ!ミーンを助け出してやって! リース!ミーンから四ツ目のベイラーを引き剥がすことってできる? 」

「《もちろん。ここには球がいくらでもあるんだから! 》」


 そう言うと、リースは手もとにある雪をさっと掬って雪玉を作りあげ、再び投擲を行う。雪合戦の時とは違い、乗り手もいるリースの投球は、速度も威力もコントロールも桁違いの物になっていた。吸い込まれるように、立ち上がろうとした四ツ目のベイラーに命中し、今度は突っ伏してしまう。


「なんだ、いまのは! オラ立てってんだよ! 」

「《郵便のベイラー!こっちに! 》」


 その隙をみて、シーシャがミーンを担ぎ上げる。そうはさせまいと、パームはその足を掴むべくベイラーを動かすが……


「《もう一発だぁ!! 》」


 その腕は、リースの3度目の投球ではじかれた。投球した雪が砕け散る。シーシャが、ミーンの救出に成功する。


「よし! ミーン! ナットも無事ね! 」

「《は、はい。大丈夫です。でも、共有はきれてるから、早く安静にさせないと。 》」

「クソ。なげるってのが得意なベイラーってのもいるのか。いろいろあるもんだ。だが、これで3人そろった。ちょうどいい数だ。」


 四ツ目のベイラーが、ゆっくりと立ち上がった。その肩には、おびただしい傷がいくつもついている。


「探す手間が省けた。 オラお前ら! あの3人ともいただくぞ。 」

「へ、へい。でもどうするんで? もう2人分凍らせるには油が足りねぇっすよ。」

「あー、そうかい。したら、アレをやるか。おらこのパーム様のベイラー。いいか。全力だ。全力でやつらを叩くぞ。さもねぇと……」


 パームが、小声でなにかを囁いた。盗賊の2人が、にやにやと顔を歪めている。


「……なに?何をいったの? 」


 カリンが、動きを止めた四ツ目を不審がったときだった。ベイラーのサイクルが、急速に回る音が、街道に響く。その音は、四ツ目のベイラーから鳴っていた。ガリガリガリと、無理やりに回しているせいで、ひどく音が甲高い。


「《な、なんて変な回し方してるんだ。こんな音がベイラーから出るなんて。》」

「《あいつ、もしかしてあんま動いてないのか? 》」


 リースとシーシャが、その音の原因に思い当たり、思わず四ツ目を心配してしまう。自分がいまこうして滑らかに動けるのは、何度もサイクルを回したからだ。それを、あの四ツ目のベイラーは、無理やりに回すことで動かしている。


 やがて、甲高い音に、また別の雑音が混じっていく。バキバキバキと、木の幹を裂くような音。それが聞こえた途端、四ツ目のベイラーの肩に、まるで翼を思わせるような突起が生え、さらには、頭に4本の角が生えていく。サイクルを回したとき、よほど熱がでたのか、まとわりついていた雪が溶け、水蒸気による湯気が上がっている。 そして、湯気が晴れたとき、そこにいたのは、四ツ目というよりは四本角のベイラーというべき、あちこちに棘が生えた、禍々しいベイラーがそこにいた。


「形が、変わった……? 」

「《虚仮威しです。あんなことしても、ベイラーの力が増すわけじゃない。》」

「虚仮威しかどうかは。これをみてから言うんだな!! 」


 パームが吠えると、四本角のベイラーが、動きだした。その巨体に似合わない、圧倒的な速度をもって、リースに肉薄する。


「リース!! 」

「《は、早い!! 》」


 リースが、投擲に移るよりもはやく、四ツ目のベイラーは、その体を抱えてしまう。リースの体が、地面から離れ、全身の棘が、リースの体に突き刺さる。


「《い、痛い!この、離せ!》」

「おう。じゃぁ離してやるよ。 」


 宣言通り、四本角のベイラーが、リースを真上に、天高く放り投げた。自由落下が始まるころには、その高さは、リースからみて、森の木々が小さくみえるほどになっている。


「あんなに高く! いけない! シーシャ!」

「《アネットぉお!》」

「サイクルシールド!! 」


 シーシャが、サイクルシールドをつくりだす、それを盾としてではなく、足場として利用する。作り出した足場をさらに足場をたしていき、空中に駆け上がっていった。落下するリースを受け止めようというのだ。落下しているリースも手を講じる。その手でサイクルを回し、長い長い棒を創りだす。際限無く長くつくっていき、すこしでも地面に接するときにその棒が先にくるようにする。

やがて、地面に、リースの作った棒が突き刺さった。空中で、その棒にひっついてリースが静止する。それでも、まだかなりの高さがある。


「ほうほう。そうするか。でもよぉ。」


 四本角のベイラーが、おもむろにその棒に近寄った。


「こうしちまえばいいわけだ。」

「何をするの! やめなさい! だめぇ!! 」


 カリンの叫びがとどくでもなく、パームは無慈悲にその棒を蹴り倒した。倒された棒ひっついていたリースは、その棒を手放してふたたび落下する。


「《リース! 》」


 駆け上がっていたシーシャが、落下してくるリースに追いついた。そのまま、足場から跳躍し、リースを受け止める。それでも、その高さは、50mあろうかというところだった。すこしでも自分とその乗り手を守ろうと、ベイラーと乗り手がサイクルシールドを丸く展開し、お互いを包み込む。

空に、綺麗な球体ができた。


「で、こうすればいいわけだ。」


 パームはその言葉とともに、四本角を動かす。サイクルを回して、リースのように、なんの変哲もない棒を作ってみせる。そのまま、やり投げの要領で、落下していく球体めがけ投擲する。空中でその球体は投擲された棒によって、無残に砕け散り、リースとシーシャが投げ出される。街道の外れに、その二人のベイラーは消えていった。


「さて、これで二人。かたまって動けないベイラーいるんだから、これでようやくお仕事終了だ。いやぁ、面倒な仕事だった。」

「なんで……」

「あん? 」

「なんでそんなことをするの!? 」

 

 四本角となったベイラーの胆力を目の前にしてなお、こう言わずにはいられないカリンが、そこにいた。


「何度もいってるんじゃないか。お仕事なんだ。」

「仕事っていうのは、誰かの役に立つことよ! 貶めて傷つけることを仕事なんて言わない! 」

「あー!この国の人間ってなんでこうどいつもこいつもうるせぇんだ! おいお前ら! 」

「へい。」

「あの女黙らせろ! 別に好きにしていいぞ。」

「……いいんですかい? 」

「このパーム様が『いい』って言ったことを覆したことあったか? 」

「っへっへ。じゃぁ、『お楽しみ』はどうしやしょう? 」

「趣味じゃねぇからそれもいい。お前らの『お情け』をくれてやれ。あのベイラー回収してくる。」

「へい! 」


 黒いマントの男2人が、カリンに向き直る。ずしずしと、四本角のベイラーは、シーシャたちが落下したであろう場所へ歩いて行った。その背が小さくなる。


「イイ思いさせてやるから、こっちにきなお嬢さん。」


1人が、腰から鉈を抜いた。よく使い込まれており、その刃が鈍く光っている。


「《にげてください! 早く!! 》」


 ミーンが叫ぶ。しかし、カリンはその場でうごかず、ただ下をむいて、じっとしていた。


「おうおう。あの四本角になったパームさんのベイラーがよっぽど怖かったんだなぁ。でも大丈夫だ。それだってすぐに忘れさえせてやるからな。」

「っへっへっへ。何回できっかなぁ。いいからだしてるなぁ! 」


 そして、2人の盗賊が、カリンの肩に触れる。 


「触るな下郎。」


 瞬間。盗賊の一人が宙を舞った。 


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