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ケイオスの戦力


 バスター・ケイオスの出現は、地上にいた人々にとって寝耳に水の騒ぎであった。巨大な姿になった後、ピタリと猟犬たちはおろか、聖女の軍勢すらいなくなり、街中は、戦場に傷付いた姿とはいえ、かつてないほどに静かであった。


 あの巨大なベイラーに、どうやって勝つというのか。そもそも、あの巨体相手にどうやって戦うというのか。人々の不安は膨れあがるばかりであった。


「……それでも、あの人達なら」


 誰かが、そうつぶやいた。あの人達。名前を言っていないのに、不思議と彼らの中での想像は一致している。


「あの人たちなら、もしかして」


 それは複数形であった。あの人たち。女王カリン。黒騎士、やたら威勢のいい海賊。小さな子供、双子の姉妹、給仕服の女。帝都の外から来て、いつの間にかこの戦場で戦い続けている彼らの姿が目に浮かんでいる。もちろん、長年帝都で戦い続けていた鉄拳王シーザァーの事を考えていた物もいる。そして、スキマ街の関係者は、足の速いフランツをそれぞれ思い描いていた。


 彼らならばきっと、あの大きなベイラーに立ち向かい、そして勝利してくれるかもしれないと。いつしかそれは淡い希望ではなく、強く大きい願いへと変わっていた。戦いに絶対はない。それは百も承知の上で、それでも、願わずにはいられなかった。それほど、彼らがこの場でできる事はすでに限られつつあった。



「―――反応が鈍いわね」

《まだ動けないのかもしれない》

「なら、今の内に探しましょう」


 そんな願いの事などつゆ知らず、カリン達はカミノガエの必死の捜索に当たっていた。幸か不幸か、ケイオスには動きはなく、しっかりと探索できる。これが動きだしてしまえば、探索などと言っている暇はない。


「(龍が動きだせば、もう私達にできる事なんてなくなる)」


 そして、龍が戦いに参戦してしまえば、カリン達の出る幕はなくなってしまう。援護しようにもその圧倒的なサイズ差では意味がなく、なにより龍の攻撃の余波だけでもこちらが吹き飛ばされてしまう。


 バスター・ケイオスの肌を舐めるように低空で飛んでいくが、不定期に律動している肉塊が目につくだけで、ベイラーのひとりはおろか、正常に生きている生き物なぞ、ひとりも、ひとつも見当たらない。 


「黒騎士、そっちはどう?」

「ひどいもんだ」


 黒騎士はやや言葉を濁した。カリンが見ていた肉塊は、いわば猟犬が元になった部位であり、肉の塊といっても、牙や爪、内臓が見え隠れしている。対して黒騎士が見ていた方は、運悪く、人の原型が残っている肉の塊が多かった。


「(軍勢が、元になったんだろうが)」


 腕や足だけならばまだよかった。時折顔の一部、目や鼻がバラバラで浮かび上がっており、それが時折動いている。とてもではないが長時間眺めてはいられない光景が広がっている。


「(あれに紛れられたら、もう分からないぞ)」


 捜しているカミノガエが、コレに巻き込まれていないかどうか。それだけが唯一の懸念だった。


「胸のあたりにまで行ってみよう。ヨゾラ、高度をあげてくれ」

「コウ、こっちも上昇よ」

《ワカッタ》

《お任せあれ》


 ふたりの返事と共に、ぐんぐんと高度を上げていく。地上100m以上の高さを超えはじめると、ティンダロスの中腹を超え、正十二角形、その頂点付近にまで達していく。


「前もこのあたりだったはずよね?」

「打ち込む場所が変わって居なければこのあたりのはずだが……」


 頂点に達し、足を下すコウとレイダ達、以前みた景色に加え、肉塊が加わっている。そして、隙執っていたガラス質の奥は、赤い血の色で埋まっていた。一面には動く物は大量にあるが、それでも目的の者は見つけられない。


「手分けして探そう」

「そうね、私はこっちを」

「なら僕はこちらを」

 

 左右に分かれ、しらみつぶしに探していく。肉塊は表面にへばりついてるものの、手で持ち上げると、筋でつながっている。それだけ見れば、生肉でいう所の赤身と脂身の関係性に非常に良く似ていた。へばりついた肉塊も、コウがブレードを手に取り、ゴリゴリと刃を当てれば、意外なほどすんなり削り落とせた。切り取った部位は、一度大きな脈動をした後、ぐったりとして動かなくなる。それ以上の動きはなかった。


「コレは、陛下は肉に挟まってしてそうね」

《切り落せるならなんとでもなるさ》 


 時間が許せば、このへばりついた肉塊全てを切り落としていけば、最終的にはカミノガエを見つけられる算段がつく。もっとも、肉塊の量は膨大で、コウとレイダの2人がいくら頑張っても、作業に年単位の時間が掛かるのは明白だった。


「そんな暇ないわ」


 すぐに頭を切り替え、まずは己の目を信じ、ひたすらティンダロスの周りを探し続ける。目視では限度があるとはいえ、現状取れる手段はコレしかない。目を皿にして、些細な変化も見逃さぬように、じっと見渡していく。脈動する表面ではなく、もっと別の、カミノガエに関連する者。


「(ブレイダーだって、きっと傍にいる)」


 カミノガエの乗りこんだグレート・ブレイダーこと、命名ジェネラル。文字通り将軍の意味であり、他の49人のブレイダー達をまとめ上げている。そして彼らは、こうなる直前まで同じく作業に当たっていた。ならば、彼らが、カミノガエを守る為に何か行動を起こしていてもおかしくない。


「(その痕跡さえ見つけられれば……)」

《カリン! 見える!?》

「何!?」

 

 コウが腕を中途半端に変形させて指さす。その先に、ベイラーの腕が突き出ている。そのベイラーこそ、カリンが見つけようとしていたブレイダーのものだった。


「着陸する! 上手くやって!」

《何とかしてみる!》


 加速の乗った体でそのまま着地すれば、如何にコウでも両足が折れてしまう。治せばいいだけの話だが、コウはこんな事でカリンに痛みを味わってほしくなかった。ゆっくりと減速しつつ、自重による制動が可能なギリギリまで速度を保つ。この時、減速しすぎると逆に失速してしまい、着陸どころでは無くなってしまう。そして適切に減速しても、現実の航空機でも十分な距離のある滑走路がなければ、安全には着陸できない。


 だが、コウはベイラーであり、比較的頑丈である。


《減速、よし。距離、よし、―――逆噴射、今!》


 十分な減速と距離を見極め、飛行形態から人型形態へと変形する。羽根が畳まれ、手足がのびる。そして最後にサイクルジェットを進行方向と逆に吹かし、コウと地表の相対速度を限りなく零に近づけていく。急に零にしてしまうと、今度は乗っているカリンへと荷重がかかり、莫大な負荷となる。


 減速に減速を重ね、それでいて停止しない程度まで加速を残し、ようやく地スライディングのように地面を削って着地した。足の裏から感じる、肉を潰したような生々しい音を無視すれば、着地は非常に上手くいった。


《なんとかなった》

「……な、なんか足が痒いわ」

《あ、そうなるんだ》


 コウからしてみれば、足の裏を少し削ったような感覚だったが、カリンにとってはさほど影響が薄い程度で済んだ事に安堵する。


《それより、カリン、見えたよね!?》

「ええ! 引っ張り上げるわ!」


 ここまで着陸に固執したの理由は、目に見えたものにある。そこには、肉塊に埋もれながらも、こちら側へと必死に手を伸ばしているベイラーの姿。その手を握り、引き揚げようとする。だが、指先から伝わる感触が異変を告げる。


「……何コレ?」

《脆すぎる。コレは》


 引き揚げると、確かにそれはブレイダーの腕がある。否、腕だけがある。肘から上に繋がっているはずはずのものがない。カリンの直感が告げる。ここには何かあると。


「コウ、黒騎士を呼べる?」

《いや、呼べないかも》

「どうして?」

《向こうも大変そうだ》

「……何ですって?」



 コウとは別行動中だった黒騎士。彼もまた空を飛びつつカミノガエを探していた。だがやはりきっかけらしい物も見当たらない。


「コレは、コウ達を合流したほうがいいか。マイヤ。見えるか?」

「……申し訳ありません。この目ではいささか」


 背中にいるマイヤに助力を請おうとしたが、彼女の目は弱く、眼鏡をしてようやく人並の視力であった事を思い出す。


「すまない、すっかり忘れていた」

「しかし、まったく動きませんね」

「好都合だ。動かれたら困る」

《……動かない、のでしょうか》 

「レイダ、どういう意味だ」


 観察を続けながら、相棒の話を聞く。


《動かない、のではなく、動けない、のでは?》

「バスター・ケイオスで、何かが起きてると?」

《龍に攻撃してこないのも気になります。何かしてくる前兆なのでは?》

「しかしレイダ様、大きくなったベイラーが出来る事っといっても」

「バスター化して……できる事」


 黒騎士の頭に浮かぶ、かつてバスター化したベイラー達、直近では、人工ベイラー達がふたりがバスター化、つまり巨大化した。その時は、ふたりとも物理的な殴り合いをした後、片方は収まり、片方は代償として黄金を求め、その身に宿した。そしてバスター化には無視できない攻撃方法がある


「まて、バスター化してやることがあるぞ」

「熱線、ですね」

「今にしておもえば、アレはサイクル・ノヴァの別の姿なんだろうな。

《アイが使った物と似ていると?》

「おそらく。威力は相応に大きくなってるのだろうが」


 そして、バスター化したベイラーには段階がある。第一段階で巨大化。第二段階で口を形成し、その口から熱線を吐き出してくる。次の段階に進むとそれぞれ変化が異なる。


「(研究すればいろいろ分かるだがなぁ……ん?)」


 初めてバスター化したベイラーは、最終的には手足が草木の根のようになった。直近の黄金を吸収したベイラーは、そのまま体が黄金へと変化した。乗り手の欲望によっての変化なのか、それともバスター化したベイラーそのものの性質によるものなのか、未だにサンプルが少ないために形質も特異性もバラバラすぎて定説を見出せない。


 だが、一点だけ共通している事がある。


「……まさか、動かないのは」

《黒騎士様?》

「レイダ! 上昇だ!」

《カミノガエを探すのはどうするのです?》

「地上がマズイかもしれないんだ! 急げ!」

《ッ!? 仰せのままに!》


 予感を胸に一気に空へと駆けあがっていく。高度が上がるにつれ気温と気圧が下がり、息苦しさが強くなり、思わずむせる。


 そして、ようやくたどり着いたケイオス・ベイラーの頭部を前にし、予感が正しかった事を知る。


「やはり、もう口が」

《コレは、まさか》


 すでに、バスター・ケイオスには口が生成されていた。そしてバスター化したベイラーの口は、人間のように、飲食に利用する部位ではない。何もかもを焼き尽くす熱線を吐き出す発射口である。


「もうこの段階にまで来たのか!? 早すぎる!」

《どうします?》

「無論破壊する! コイツが吐き出す熱線なんて考えたくもない!」 

《仰せのままに!》


 熱線は防御できず、その被害の規模も大きい。もし、これほどの大きさをもったケイオスが熱線を吐こうものなら、帝都はおろか、この星を焼く事も、決して夢物語では無くなる。


「バスター・ベイラー砲を使う!」

《……では()()もお願いします》

「分かった! ……分かったよ! マイヤ! 耳閉じててくれ」

「(たぶん聞こえると思うのですが)分かりました」


 手に持った巨大武器。同じく熱線を使用する武器。その名もそのままバスター・ベイラー砲。腰だめに構え、大雑把に狙いを付ける。対象があまりに大きい為、正確な狙いなどつけなくても、どこに当てても吹き飛ばせる。


「スゥ―――」


 狙いをつけ、砲を支え、引き金に指をかける。そして、この武器の発射には黒騎士にとってとても恥ずかしい思いをしなければならない。この行為は、未来永劫慣れなど訪れないだろうとも考えていた。


「レイダ! 愛してる!」

《はい!》


 愛の告白、そしてその返事と共に、引き金を引く。瞬間、バスター・ベイラー砲の一部が発光し、砲身まで光輝いたかと思えば、発射口から、瞬く間に光が溢れていく。そして、光が収まった次の瞬間、一条の光となって、熱線が打ち出されていく。


 撃つたびに愛を囁く、もとい叫ばねばならないこの武器であるが、その威力はレイダのもつサイクルショットのほぼ上位互換に位置している。愛を叫べば叫ぶほど威力は増し、射程もスナイプショットよりも遠く、弾速も速い、唯一の欠点は、発射までのタイムラグだが、相手が動いていないのならばこの欠点も意味を成さない。


 黒騎士は顔に血流が集まってくるのを感じながら、発射された熱線を見つめる。熱戦は確かにバスター・ケイオスの口へと命中し、激しい光と熱を伴い、肉塊は熱によって熔け、木片は火を上げて散らばっていく。口だけを熱線で焼き払わると、ここに来てはじめて、バスター・ケイオスが行動らしい行動を行う。その動作は、その巨椀を口を覆うように動かした。


 動作そのものは、猫舌な人間が、熱いコーヒーを誤まって口にした時のような苦しい仕草。だが、サイズがサイズであり、腕の大きさも相まって、あたりには余波として強風が吹き荒れる。

 

「レイダ、堕ちるなぁ!」

《堕ちません!》


 横風をモロにうけ、あわや墜落の憂いであった所を、サイクルジェットの微調整でなんとかやり過ごす。一過性の風は長続きせず、姿勢安定を取り戻した頃には、バスターケイオスの動きはお収まっていた。


《効果があったのでしょうか》

「そう願いたいが」


 熱線の影響なのか、ケイオスの顔にはプスプスと煙が立ち込めている。口をおさえた手にも火が燃え移っているのか、延焼が続いており、焦げ臭い匂いまでしはじめていた。


 黒騎士は、この瞬間を好機と捉えた。


「畳みかける! 第二射いくぞ!」

《は、はい!》


 姿勢を整え、再びバスター・ベイラー砲を頭部、その口へと向ける。


「今度は、その手のひらごと焼き尽くしてやる!」

《照準よし……充填まで少々お待ちください》


 バスター・ベイラー砲の発射には、サイクル・ノヴァと同じようにエネルギーの収束が必須である。これが発射のタイムラグを生んでいる原因でもあるが、解決策もなく、このラグに甘えているのが現状であった。


「二射目で両手ごと吹き飛ばせれば」

《黒騎士様! ケイオスがまた動きました!》

「充填やめ! 急降下!」

《仰せのままに!》


 ケイオスがレイダにむけ、無造作に手を払う動作で追い払おうとしてくる。まさに虫を払う動作と同じだが、この場合は効果的であった。レイダは砲の充填を取りやめ、即座にその場から下降するようにジェットを向ける。これ以上上昇しては、天井までの距離が近くなりすぎる上に、逃げ場が無くなってしまう。だからこその降下であった。


 レイダの頭上スレスレに、ケイオスの右手が通り過ぎていく。右手の大きさだけで、建物ひとつ分以上の大きさと広さがあった。


「流石にそう簡単には行かないか」

《……黒騎士様。壊れた口をこちらに向けています》

「何?」


 攻撃を回避できたのも束の間、今度は、破壊したはずの口を、なぜか此方に向けているケイオスの姿があった。


「壊れて、るよな?」

《そう見えます》


 ケイオスの口は、完膚なきまでに破壊されており、ぐちゃぐちゃで見るに堪えない景色が広がっている。所々燃えカスが残り、灰が宙を舞っていた。それでも、ケイオスがじっと動かず、こちらに口を向けていると、ふとマイヤが問うた。


「黒騎士様、何の音でしょうか」

「音?」

「その、前から何か妙な音が……以前どこかで聞いたような」


 マイヤが、両耳に手を添え、必死に耳に感じた違和感を伝えようと苦心している。一方の黒騎士は、仮面も相まってマイヤほど耳を澄ます事が出来ない。さらには、サイクル・ジェットの騒音によって耳が成れてしまい、些細な音の変化に鈍化していた。


「音ってどんなだ?」

「生き物の音です。まるで羽ばたいているような」

「羽ばたく?……おいおいまさか」 


 前から聞こえてくる、羽ばたく音。その正体は、考察するまでもなく、目の前からやってきた。


 バスター・ケイオスの、壊れかけた口の中から、バサバサと風を切る音を立てながら、こちらに向かってくる物体がある。膜を持った羽根のなんども往復させ、その身を空になんとか浮かしているような生物であった。


 それが生物であるのかどうかは一考の余地がある。足はあるが対になっておらず、顔はあるが目がなく、耳はあるがあるべき位置にない。しかしもはや、その姿を嫌というほど見てきた黒騎士とっては、唾棄すべき敵であった。


「猟犬!? それも飛行型か!?」

《それに、この数と大きさは》


 その姿を見なくなって少しの間安心していたというのに、こうもすぐに再会してしまい、睥睨している。だが、脅威度でいえば、いままでの猟犬の中で一番大きい。


「クソ! ()()()()()()()()()()()()! 数はざっと10から20!」

《叩き落します!》

「狙い任せる!」


 連射をすべくサイクル・ショットで応戦していく。一射、二射と正確に猟犬を打ち抜くも、効果が薄い。以前の飛行型であれば、その膜に一撃与えれば哀れにも堕ちていったが、単純に大きくなり、強度も生存性も上がったのか、墜落してもぴんぴんしている個体が多い。 

 

「地上に伝達しないと」

《……黒騎士様》

「今度はどうした!?」

《上を、ご覧ください》

「上?」


 対処に必死になっていると、今まで不動を貫いていた天井が、にわかに動き出していた。そして、とぐろを巻いた中、龍の顔が、ゆっくりと現れ始めてる。そして、その龍の出現に、ケイオスも反応したのか、ゆっくりと、その上体を起こし始めた。


「龍が本格的に動き始める!? だがこの位置はマズイ!」


 退避しようにも、まだカミノガエを見つけていない。加えて、新種である大型飛行猟犬を対処せねば、地上にいる者たちが危険である。だがなにより、ここで龍とケイオスが戦い始める場合、レイダとコウは巻き込まれてしまう。


「はやく陛下を見つけないと、僕たちが危ない!」


 星の守護者と、侵略者の争い、その第二幕が始まろうとしていた。


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