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用語集/登場人物紹介6

 用語集


ウォリアー・ベイラー 

アーリィ・ベイラーから翼を取り除かれたいわゆる廉価品。なぜか帝都の一部で流通されている。アーリィ・ベイラーの脆さはそのまま据え置きなため、戦いには不向き。


パラディン・ベイラー

上記のウォリアー・ベイラーに板金を張り合わせ、オレンジ色に塗り、縁を金色で飾り、さらには特大のランスを持たせた近衛兵仕様。見た目通りの重装備なため、脆さは克服したものの、重さによって動きが鈍い。その設計は、バルバロッサ夫人が設計したアーマリィ・ベイラーと酷似しているが、これは彼女が計画した物ではなく、近衛兵が行った、場当たり的な改修の結果である。


堕ちベイラー

呼称ではなく通称。戦場跡地で墜落したアーリィ・ベイラーを野盗が盗み使用しているもの。大半はコックピットが壊れ、頭もないため共有しても視界は高くならない。さらには乗り手は丸見えであり、人でも対処しやすい。


アルバト

帝都に隣接する巨大商業国家。人工が少ないものの、その多くが商人で構成され。旅商人のほとんどは、アルバトが故郷な者が多い。帝都は彼らにとって現状最大の顧客であり、関係は友好。


剣聖選抜闘技大会

剣聖ローディザイアが倒れたことで、彼を休ませようとしたカミノガエにより主催される大会。現在参加者に内定しているのは、カリン、ライ、ライカン、シーザァーの4人。勝ち抜け戦でカリンとライが戦う事は決まっている。


 獣

オージェンの部下が残した言葉。帝都の奥底にソレはあるという。


 

登場人物紹介


カミノガエ・フォン・アルバス・ナガラ  特徴/男性 銀髪 赤目 虚ろな目 

帝都の頂点に君臨する皇帝。12歳。しかし長く続いた謀略と陰謀に疲れ果て、明日に希望を見出す事をあきらめている。彼の肉親も兄弟もすでに亡く、いまや剣爺と慕うローディザイアが彼にとっての唯一の、気の許せる話し相手である。


コルブラット・サージェント 特徴/男性 白髪交じりの髪。

皇帝を補佐する秘書官を務める冷血漢。体躯は帝都ナガラ出身者、俗称『帝都人』に良くみられる特徴である、長身かつ手足も長い体躯。39歳。独身。彼が感情を荒げた事を側近の誰もが見たことがなく、皇帝を前にしてもその態度を変えない。


シーザァー・バルクハッツァー 特徴/男性 髭を蓄えた顔。 頬に傷がある。

『鉄拳王』の異名をとる。帝都近衛騎士団の団長。45歳。豪快ながらも礼節を重んじる武人。しかし己の地位を剣聖と同じかそれ以上にしようと、此度の剣聖選抜大会に出場を決める。彼の拳はたとて天地が逆さになったとしても相手に届くと言われており、実際、どんな姿勢であろうとも彼は狙った場所に正確に拳を打ち込むことができる。異名と合わせ、剛腕に物を言わせた拳と見られがちだが、その実は技量の達人である。


ライカン・ジェラルドヒート 特徴/男性 色黒な肌。黒く波打つ髪。

アルバトの王。好青年のような振る舞いで、しかしどこまでも欲深い。自分以外の人の命をなんとも思っておらず、価値を見出すのは自分の利益になるかならいかである。これは奴隷の扱いにも当てはまり、彼が奴隷に優しくするのは奴隷を長持ちさせるためである。


フランツ 特徴/男性 目深くかぶった頭巾(フード) 

ライカンの奴隷の1人。姓はない。雑用、家事手伝い、人殺し。命令されればどんな事でも行う。仕込み武器を用いた戦いを得意とする。彼は考える事をやめる代わりに口ずさむのは、いつか聞いた昔話の一節。


ソウジュベイラー・ジョウ 特徴/男性声。歪な腕

フランツのベイラー。生まれつき腕が湾曲しており、指もないため物が持てない。代わりにその腕はドリルのようにまわり、穴を掘る事だけは得意だった。すっぽりとかぶった頭巾(フード)は、フランツの真似をしており、フランツもそれを止めないため2人はいつも揃いの恰好をしている。


ネルソン・パターソン 特徴/男性 短髪。頭に布を巻いている。

カリン達が出会った旅商人。彼によって情報が売られ、カリン達は道すがら野盗につけ狙われる羽目になった。通行税をちょろまかすべく金の密輸をしていたりと、人を騙す事に関してなんら心を痛めない人種。しかし商人としての目利きは確かで、帝都での通行証も持っている。



ローディザイア・ガーランド 特徴/???

『剣聖』ローディザイア。帝都における英雄像を体現した人物。その年齢は100を超える。しかし寄る歳には英雄でも勝てないのか、つい先日床に伏せたために、次期剣聖を決める剣聖選抜闘技大会が開かれる運びとなった。またカミノガエのみ、彼を剣爺と呼び捨て、それを許している。

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