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小説『無機質な腐敗』は、良質の小説を味読する心地よさとは別の次元で読み進んだ。

主人公妙子の気質や言動の描写に、時折整合性が感じられず、妙子像の確かなイメージを描けないまま読み終えた。

一例を上げると、一緒に故郷を捨てて来た小泉潤の置手紙を読んだ後、「それでもいいから、<一緒に暮らしたかった>」と思いつつ、潤の手紙をぐちゃぐちゃに丸めてクズ箱へ放り投げ、自分の非力と現実の非情さに泣き崩れる行為は、それなりに理解できないわけではない。

しかし、同時にその行為の奥底に、人間的な温かさや奥行きが感じられず、デリカシーの欠如した自己中心の若い女を感じてしまうのだ。




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