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綺麗事  作者: 猫人間
3/3

きれいごと

どのくらい走っただろうか。


正直疲れて覚えていない。

私はは人付き合いが苦手だ。

人に囲まれて好かれる人は

積極的だったりする。

それに比べて私は生まれた時から

引っ込み思案だ。

それもあり友達は少ないが、

親友の繭が居るので寂しくはない。

むしろ幸せな方だと思う。


息を整える為に公園のベンチに

腰をかける。

するとふいにあの日の事を思い出す。

そう、あの人と出会ったあの日のこと。


その日は今日みたいに暑い日で、

いつものようにジョギングをしていた。

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