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ニキビの日(200文字小説)

作者: 高千穂 絵麻

「やだあ、ファンデ塗ってくればよかった~」

「どしたの?」

「顔にニキビができちゃってさ~」

「あ、いたそ~。まだできたばかりじゃないの」

「なのよ~」


「でもいいじゃないの今日くらい」

「どして?」

「だって七月五日は、ニキビの日でしょ?」

「違うよ~。七月五日はビキニ(・・・)の日!」

「そっかー、ビキニの日かあ。でさ、気になったんだけど。二十歳過ぎたらニキビじゃなくて、ふ・き・で・も・の、よ」


「いやぁ~!」


挿絵(By みてみん)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 挿し絵が、めっちゃかわいい。 [一言] 挿し絵ありに惹かれて来ました。かわいいですね。 最後の会話は、ふだん口にしてますね(笑)。
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