表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話:王女の運命

宇宙には限りない数の星が存在していた。


クレイドル


その星にはエンドと言う妖精が住んでいた。


エンドはクレイドルに住むドラゴンと共存し、知恵や言葉を身につけ、自分を造り上げた神の存在を知った。


エンドは神の住むと言われる天空へ旅立った。


神と、その家族たちと過ごすうちにエンドは自分も家族が欲しいと思うようになった。


神はエンドの正直で誠実な性格を信じ、アクロス、ヴァルア、ドルチェ、テガ、セフィクレトスの5人を家族に与えた…










「それから、何千年も経ち今の強大なクレイドルの星ができたのですよ。そして…」


「もういいわ!その話あたしが物心ついた時から毎朝、14年も聞かされているのよ!」


「ロゥル様!一国の姫君が゛あたし゛などはいけませぬわ!今日は特別大事な日ですのに!」


「あたしはまだ結婚なんてしないから!」




ここは様々な人種の集まる商業の中心地、そして世界最強を誇る大国、リウベク。そして今日は軍事大国、ガーランドの皇太子との結婚式だ。



そう、ただ国を強くしたいだけじゃない。

一族で一番落ちこぼれのあたしを後継者から外し、早く新しい後継者になる子供を産ませるため。こんな運命は嫌だ。


あたしは…ロゥル・クリスタル・エンドは今日をもって王女の座を降りるわ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ