case7
裁判長「ええ~被告人はSNSで請求し、銀行に振り込ませたとして詐欺罪。よって有罪とする。」
被告人「そんな言いがかりは止めてくださいよ。そもそも、僕がやったっていう証拠はあるんですか。」
裁判長「"証拠"ですと?」
被告人「あんたに渡してるもんなんだろ?」
【証拠を失くしたのは"ヒツジ"】
裁判長「(もしや、さっき貰った紙切れかな...お腹空いてたから食べてしまったよ...)」
被告人「ショーコが無いなら、有罪にする権利はないですよね?」
裁判長「うう...ごもっとも。」
被告人「はーい。裁判はこれでしゅーりょー。」
裁判長「今回の裁判はメェ~快でした。私の不注意がなければ解決したのですが。」
被告人「やっぱ楽勝だな。あのメェ~裁判長。俺は姿を替えてあんたと対決していることも知らずに。ヒヒッ。」
裁判長「気を取り直して、裁判を始めます。」
被告人「今度はちゃーんとできるんですか?」
裁判長「私事ではありますが、被告人は前にも私の裁判で会いましたね?」
被告人「思い出したのか...いつから?」
裁判長「貴方は立派な詐欺師です。その証拠にネットに投稿された文章が、貴方のアカウントから発信されていたことが発覚しました。」
被告人「バレたか。アナログなやつだから見抜けないと思ったのに。」
裁判長「よって被告人は"有罪"とする。」
【執行を受けるのは"キツネ"】
被告人「あーあ。有罪を言い渡されちまった。でも楽しませてもらったよ。メェ~裁判長。」
裁判長「あのキツネ、私をからかうために挑んできていたとは...メェ~惑だな~しかし。デジタルは私には似合わない。アナログの紙が好きだ~」
資料って紙で来るところもあると思うんですよ。だけど裁判長は"紙"にこだわるもんだから食べちゃうんですよね(笑)やれやれ...