case final
雌「このおじさん、わたしの車にぶつかってきたんですよ?!」
雄「ちょっとぶつかっただけですって。大事にはなってないし、そんな怒らなくても。」
雌「衝突してきたのはそっちでしょ?!よく呑気でいられるわね!」
裁判長「いやいや、最近歳のせいかスピードが落ちてきてね~お腹も出てくるわで。」
雌「それは、食べ過ぎなんじゃないですか?って、うっうり坊?!」
【突然割り込んできたのは"うり坊"】
裁判長「食べ過ぎかもねえ。それに引き換えあんたは飲み過ぎだ。」
雌「??どういうことです?全然お酒の匂いしませんけど。」
裁判長「てな訳で貴方は飲酒運転と、衝突事故未遂事件として有罪判決です。裁判は以上!」
雄「あちゃ~お見通しだったのか。」
雌「解決した??訳がわからない。モヤモヤする~あの!質問があります裁判長!」
裁判長「この裁判は終了です。私、次の裁判を控えてますので失礼!」
雌「ええ、真相説明なしなんて納得いきません!ちょっと待ってください!」
【裁判長の腰を持ち上げる雌。それに持ち上げられまいと抵抗する裁判長】
裁判長「放せえーーーー!!!」
雌「放しませんーーーーーー!!!!!」
【10分後】
裁判長「しぶといですね、真相は単純です。リセッシュでシュシュっとして証拠隠滅を図ったのでしょう。」
雌「だから酒臭くなかったんだ...」
裁判長「話は以上!放してくれ!次の裁判を優先しなければ!!」
雌「あともう一つだけ!チェキ撮っても構いませんか?うり坊ってあっという間だから、記念に残したいんです!」
裁判長「裁判が第一なので。では!」
雌「ちょっ...残念。」
雌「裁判所って広いんだな~迷っちゃったよ。出口は...」
裁判長「あ!あなた!!探しましたよ!さあ!撮ってください!」
雌「急に?裁判はどうしたんですか。」
裁判長「終えてきました!次はあなたのチェキが第一です!さあ!撮ってください!」
雌「(スピーディーなのか、極端なのか。でも、わがまま聞いてくれた。優しいのかも。)」
最後は"裁判"にこだわる裁判長でした!!まあ優先順位を決めたがるってことでも。生真面目さがありますよね。これにてAな奴らの回は終わりです!ありがとうございました!




