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Wild Blend  作者: 雪海月
第二章 師匠と弟子
8/63

双子の兄弟

 少し長めの黒髪を風になびかせながら、ブレイヴは走る。

「ただいま!」

 大声で帰宅を知らせ、階段を上る。そして、ドアを開けて嬉しそうな顔で部屋にいた弟ブライトに笑いかける。

「ブライト、体調はどうだ?」

 うるさいとも思えてしまう大声に、ブライトは苦笑する。

「兄さん、ボクはいつも通りだよ。そんなに息を切らして、何かあったの?」

 ブレイヴは活発な少年。対して弟のブライトは大人しめの少年である。二人は一卵性双生児で、見た目の全ては似ているが性格は全く違っていた。それは主にブライトが外に出られないのが原因である。ブライトは赤ん坊の時の事件で、体が異常に弱かった。

 ブライトの問いに、ブレイヴはカバンを置き、ブライドのベッドの淵に座る。そして、カバンから自慢気に物を取り出す。それはテスト用紙だった。点数は百点。そのことにブライトは微笑む。

「さすが兄さん。頭がいいんだね」

「そうだろ。早く、これをブライトに見せたくてさ。早く医者になって、お前のビョーキをなおしてやるよ」

「ありがとう」

 ブレイヴの将来の夢は医者だった。現在の医療では、ブライトの病気を治す術はない。しかもブライトの病気は徐々に進行していき、一刻の猶予もなかった。そのため、ブレイヴは早く医者になりたいと、必死に勉強している。

「ねぇ兄さん、今日はどんな勉強をしてきたの?」

「今日はな、国王が解放した犬の純血について話してやるよ」

 現在、国王の政策によって、人間の学校でも純血について勉強していた。それは純血と人間との隔てを無くす目的であり、ブレイヴはその勉強で純血に憧れている。もちろん、それはブライトにも言えることだった。

「隣の国の龍神さまと国王さまってすごいね」

「あぁ。一度でもいいから、お目にかかりたいよな」

 二人が話していると、玄関が開く音がした。ブレイヴは立ち上がり、階段を下りる。玄関では母親が靴を脱ぎ、買い物袋を置いているところだった。

「母さん、おかえり!」

「ただいま。ブレイヴ、声が外まで聞こえたわよ。ブライトは安静にしてないといけないんだから、もうちょっと静かにしてあげなさい」

「は~い」

 ブレイヴは注意されて、少しつまらなそうに頬を膨らます。しかし、すぐにいつもの笑顔になり、母親へ百点のテストを見せる。

「見て見て、母さん。オレ、百点取ったんだよ。すごいでしょ」

「そうね。じゃあ、今日はブレイヴの好きなものを夕飯にしてあるわね」

「やった!ブライトにも言ってくる」

 ガッツポーズをとってから、バタバタと階段を上っていく。そんなブレイヴを見て、母親は苦笑した。ブレイヴは再びブライトとの共同の部屋に戻り、カーペットが引いてある床へ寝ころぶ。その体勢がベッドに寝ているブライトと話しやすいからだ。

「なぁブライト、ブライトは大人になったら何になりたいんだ?」

「大人になれるかもわからないのに、そんなこと考えたことないよ」

「そんな後ろ向きなこと、言うなよ」

 ブレイヴの不機嫌そうな顔に、ブライトは苦々しい表情を浮かべる。

「だって母さんが言ってたじゃないか。ボクの病気は、龍神さまでも治せない病気だって」

「龍神さまだって万能じゃない。だから、オレが勉強してお前のビョーキを治すって」

「うん……。でも、ボク何になりたいか分からないや。やりたいこともないから」

 毎日をベッドの上で過ごすブライトには趣味などなかった。そのため、将来は何になりたいなど考えられないのだ。

「そういえばブライトは料理作るのが好きだったよな?」

 ブライトは前に一度、母親の誕生日で料理を作ったことがあった。その料理はお世辞抜きで上手く、母親は喜び、ブライトには才能があると褒めていたぐらいだ。ブライト自身も料理を作るのを楽しんでいたことを思い出す。

「そうだね。うん、調理は好きだ」

「じゃあさ、もういっそのこと自分の店を持つのはどうだ?」

「いいね。楽しそう」

 ブレイヴは半分冗談で言ったのだが、ブライトは本気にしている。しかしそれでもブライトが前向きになったことに、ブレイヴは喜ぶ。

「もし本当に店を持ったら、オレはタダにしてくれよ。兄弟なんだから」

「ちゃっかりしてるね。いいよ。兄さんならおいしそうに食べてくれて、お客さん呼んでくれそうだし」

「サクラなら任せておけ!」

 あまりにもブレイヴが自信満々に言うため、ブライトは思わず笑ってしまう。二人が話していると、母親が出来た料理を持ってくる。ブレイヴとブライトの共同部屋で、食事をとるのが家の決まりだった。ブライトが、ベッドの上から起きて、ブレイヴたちと一緒に食事をするのが困難なためだ。

 ブライトの容体は年々悪くなる一方であった。ブレイヴは母親と医者がブライトの命はあと一年ももたないことを話していることを知っている。だからこそ、将来の話をして、ブライトを元気づけようとしていた。

 食事が終わり、ブレイヴは本棚から一冊の本を取り出す。それは病気に関することが色々と載っている分厚い医学の本。本来、ブレイヴの年では読めるような品物でないが、ブレイヴは勉強して読めるようになっていた。その本にブレイヴはある希望を持っていた。

 付箋がついているページを開く。そこにはどんな難病も進行を遅らせることができる薬草が載っていた。薬草は実際に存在しているのだが、人工的に育てることはできない。さらには薬草を処理すること自体が難しく、専門知識のあるものではないと薬草は猛毒となる。そのために、その薬草が市販されることは一生ない。

 薬草は生えている場所は、ブレイヴが住んでいる場所からそれほど離れていなかった。

子供のブレイヴでも、半日で行ける山。だが、その山は狼の純血の縄張りであり、人間は入ることができない。入ろうと思えば入れるのだが、問題は狼の純血たちにあった。狼の純血たちはとても凶暴なために、その山へと追いやられた存在。そのために人間を恨み、人間が勝手に山へ入れば殺されるという噂がある。実際、山に行って帰ってきたものはほとんどいなかった。それでもブレイヴは唯一の望みにかけたいと思う。

 本を閉じ、ブレイヴはベッドに潜り込んだ。


 学校が長期休みに入り、ブレイヴは母親とブライトに内緒で家を出る。ついに山に入ることを決心したのだ。なるべく早く目的へ行ける交通手段を選び、昼過ぎに山へと着く。未開の地ということで、山は緑が深く、舗装されていない道が続いている。それでもブレイヴは後戻りができなかった。

 小一時間ほど歩き、ブレイヴは座り込む。慣れない山道は体が未発達のブレイヴにはきついものがあった。休んでいて、ブレイヴは殺気を感じて立ち上がる。護身用に持ってきたナイフを持ち、敵が出てくるのを待つ。しかし、出てきたのは出てきたのはブレイヴと同じぐらいの年の少女だった。紫陽花の色のような淡い紫色の長い髪に、紫水晶を思わせる透きとおった瞳。間違いなく、その少女は狼の純血であった。少女はブレイヴを睨み、手に持っていた長い杖のような棒をブレイヴへ向ける。

「去れ。ここは人間がいるべきところじゃない。死にたくなければ、今すぐに立ち去れ」

「できない」

 ブレイヴの返答に少女は眉をひそめる。棒をさらに突き出し、ブレイヴの喉を軽く突く。

「ここが我々、狼の純血の縄張りと知らないわけではないだろう。何故、立ち去らない」

「薬草を採りに来たんだ」

 正直に言えば、許してもらえるかもしれない。そう考え、ブレイヴは嘘をつかずに答えた。しかし、少女はさらに冷たい瞳をブレイヴへ向ける。

「薬ならば、町の方が揃っているはず。それなのに、わざわざ縄張りを冒してまで採りに来る必要はないはず」

「オレの弟は、今の医療じゃ治らない病気なんだ。ここにある薬草はそれでも効くと書かれていた。だから、お願いだ。見逃してくれ」

 まっすぐな瞳。ブレイヴの懇願に女性は棒を引く。

「見つけられるなら、好きにすればいい」

「ありがとう」

「でも一つだけ言わせてもらう。薬草はあったとしても、あなたが生きて帰ることはできない」

 それだけ言うと、少女はいなくなった。最後の言葉が少しだけ気になったが、ブレイヴは歩き出す。薬草は本当にある。それが分かったから、自分のことはどうでもよかった。たとえ自分が死んでも、ブライトが生きてくれればいい。ブレイヴはそう思っていた。

 ブレイヴが薬草を探し始めて、数日が経った。再びブレイヴの前に狼族の少女が現れる。

女性は前回よりも不機嫌そうな顔で、ブレイヴを睨む。

「帰っていなかったのね。何で諦めないのよ。あなたはここで死ぬのよ。生きているうちに帰ったら?」

「帰ったら、弟が死ぬことになる」

「弟なんてどうでもいいじゃない。どうせ不治の病なんでしょ。あなたがどうしようと助けられないわ」

 そう言われてもブレイヴは諦めることはできない。帰ろうとしないブレイヴに、少女は瞳を細める。

「早く帰ってよ!あなたを見ているだけムカつくわ!」

「何でそこまで俺を追い返そうとする?君にも森にも迷惑をかけているつもりはない」

「……人間が嫌いだからよ。私たち狼の一族を追放した人間が……。私たちを追放したくせに、人間は平気な顔をして過ごしている。それが許せない」

 少女の瞳から涙が零れる。悔しそうな顔。それは少女が感情を持ち合わせている表れだった。ブレイヴは苦々しい表情を浮かべる。

「許さなくてもいい。だから、薬草だけ採らせてくれ。その後、オレはどうなってもいいんだ」

「本物の馬鹿ね。死んでも、私は知らないから」

「……もしかして、忠告してくれているのか?」

 言葉のニュアンスは、少女が殺すというものではなかったことに気づく。少女が顔をそらす。

「そう思っていればいいわ」

 少女がいなくなる。そして、雨が降り出した。山の天気は変わりやすく、雨は珍しいことではない。ブレイヴは雨を避けられる場所を探そうと歩き始める。だが、突然足元が崩れた。

「くっ……」

 手を伸ばし、近くの何かに掴まろうとする。しかし、ブレイヴの手は何も掴むことはできなかった。そして、ブレイヴの体は崖の下へと落ちていった。


 目が覚め、ブレイヴは全身を貫く痛みに叫ぶ。そこでブレイヴは折れていると分かった。

痛みに耐えながらも、どこが折れているか確認する。左腕、右足が折れていた。崖を見上げて、ブレイヴは愕然とする。生きているのが不思議なぐらい、高いところから落ちていた。女性が言っていた意味が分かり、ブレイヴは少しだけ後悔する。ふと脇に目をやり、今まで山に入った者が帰って来なかった理由が分かった。衣服を着たままの白骨死体が、何体も横たわっていたからだ。

「あぁ、オレは死ぬのか……」

 深くため息をつき、ゆっくりと目をつぶる。痛みから意識が朦朧とし始めていたのだ。

そしてブレイヴは死を受け入れることにしていた。そんな時、人の声がブレイヴの耳に入る。だんだんとはっきりしてきて、近づいてきていた。ブレイヴが目を開けると、そこにはあの狼族の少女がいる。幻覚かと思えたが、確かに少女は目の前にいた。

「何処かケガしているの?」

「左腕と……右足が折れている……」

「わかった」

 そう言うと少女はブレイヴの鞄から服を取り出し、近くにあった太めの枝を使い添え木にする。そして、自分の鞄からはビンを取り出して、緑色の物体を飲むように言った。しかし、ブレイヴは意識が朦朧として、それを受け取ることができない。

 そのことに少女は少し困った顔をする。だが、すぐに自分の口にそれを含み、ブレイヴへと口づけをした。そうすることで、ブレイヴに飲み込ませたのだ。飲み込むとブレイヴは意識を失ってしまった。

 ブレイヴが意識を取り戻した時には、見知らぬ小屋のベッドの上にいた。小屋の中はたくさんのビンが並び、薬草も多数ある。ブレイヴが遠目でビンを眺めていると、ドアが開き少女が小屋に戻ってきた。少女はブレイヴが意識を取り戻していることに気づき、苦々しい表情を浮かべる。

「調子はどう?」

「とてもいい。君が助けてくれたのか?」

「えぇ」

 人間嫌いだと言っていたのにも関わらず、なぜ助けてくれたのか分からなかった。それでも少女は悪い人ではないと分かる。今まで山に入って来なかったのは狼族のせいではなかったと、ブレイヴは思う。

「助けてくれてありがとう。君の名前を教えてくれ。オレはブレイヴ」

「カームよ」

「カームか……キレイな名前だ」

 ブレイヴの言葉にカームは頬を赤くする。女性らしい反応に、ブレイヴは笑う。

「それにしても何で助けてくれたんだ?人間は嫌いなんだろ?」

「ブレイヴが父に似ていたから」

 そう言うと、カームは写真立てをブレイヴに見せる。そこには黒髪の人間の男性とカームによく似た狼族の女性が映っていた。

「それが父と母。私は一度も見たことがないけれど」

「お父さんが人間ってことは……カームはハーフなのか?」

 初めて見るハーフにブレイヴは驚く。ハーフというのだろうからてっきり、どちらの特徴も持ち合わせているものとばかり思っていた。

「ハーフで悪い?」

「いいや。素敵だと思う。でも、両親を一度も見たことないって……」

 聞いてはいけないと分かりながらも、ブレイヴの興味はそれを押さえこむ。カームは椅子に座り、ブレイヴを見つめる。

「父と母は人間に殺されたわ。母は狼一族の最後の純血だった。ハーフといえども私をこんな山ではなく、町に住んでほしいと願っていたらしいわ。だから、町の人に私だけでも受け入れるように頼んだ」

「………」

「でも町の人は母を狼族だからと、父を人間の裏切りものだと殺したのよ……。私は人間の祖母と山に暮らすことを余儀なくされたわ」

 カームの目から涙が零れ落ちる。ブレイヴはカームの悲しみが分かり、何故あんなにも人間嫌いだと言っていたか理解する。カームはそう言わなければ、自分を保てなかったのだと。会ったこともない人間を恨むことができず、酷い言葉をかけてブレイヴを追い返そうとしていた。

「カーム、ごめんな。オレ、お前の気持ちを知らないで……」

「いいの。ブレイヴには死んでほしくないと思って、こうして助けたのだから」

 カームは立ち上がり、ビンの中から一つを取り出す。そしてブレイヴへ渡す。

「それはブレイヴが探していた薬草を処理したもの。鞄の中、勝手に見せてもらった」

 鞄の中には薬草の情報が載ったページだけを入れておいた。カームはそれを見て、ブレイヴが本当に薬草を探していたと信じたのだった。

「でもいいのか?貴重な薬草なんだろ」

「あなたのおかげで父のことを誤解していたことがわかった。私、ずっと父のことは嘘だと思っていた。だって、父を殺したのは父と同じ人間だから」

「そうか。じゃあ、ありがたくもらう。オレも何かお礼しないと……」

 そうは言ったものの、ブレイヴは今何も持ち合わせていない。カームを見つめて、あることを思いつく。

「カームは町に住みたいと思ってる?」

「いいえ、ここの暮らしには気に入っているわ」

「人と会えなくて寂しい?」

 ブレイヴの問いに、カームは少し間だけ悩む。そして、頷く。

「じゃあ、オレが会いに来るよ。それがお礼」

「いいの?」

「もちろん、カームのために毎週でも来る」

 そう言って、ブレイヴは小指を出す。

「指きりしよう。オレは嘘つかない」

 カームはブレイヴの指に自分の小指を絡ませる。約束をして、ブレイヴは嬉しそうに笑った。


 骨折がある程度治ったのは、その数日後のことだった。驚異的な回復力であり、ブレイヴもカームも驚きを隠せない。いくらカームの薬の効果があったとはいえ、数日で治る骨折などありえない。元から骨折などしていなかったとも考えられるほどだ。

 ブレイヴは荷物を持ち、小屋の外へ出る。晴天で、帰るにはちょうどいい日和だった。

帰るブレイヴを見送るカームは少し寂しそうな顔をしている。それに気づき、ブレイヴは苦笑する。

「そんな顔をしないでくれよ、カーム。ちゃんとまた会いに来るから」

「分かってる。この数日、あなたと一緒に過ごして、今までにないぐらい楽しかった」

「オレも楽しかった。でも、帰らないと。母さんと弟が待ってる」

 引き留めることができないと分かっていても、カームはやはり寂しそうな顔をする。ブレイヴはため息をつき、カームの元へ行く。

「また会いに来る。そう約束しただろ」

「………」

「じゃあな、カーム」

 これ以上、どう言ってもカームは納得してくれない。少し気が引けたが、ブレイヴはカームに背を向けて歩き始めた。

「ブレイヴ!」

 カームに呼ばれ、ブレイヴは振り返った。カームは大きく手を振っている。

「私も会いに行く!だから、約束を守ってね!」

「ああ!」

 ブレイヴは手を振り返し、山を下りた。ブレイヴが山を下りて、最初に受けたのは母親からビンタだった。本気で叩かれたために、ブレイヴの頬から痛みがしばらくひかなかった。それでもブレイヴは嬉しかった。母親が心から心配してくれたことが嬉しかったのだ。事情を説明して、母親にカームからもらった薬草を見せる。途端に母親は怒りから、優しい表情になりブレイヴを抱きしめた。

「ブレイヴは本当にブライト思いなのね……」

 母親は泣いていた。薬草をブレイヴから受け取り、すぐに薬膳を作る。ブライトが食べた結果は、本に載っている通りだった。

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