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愛した重さ

作者: クジラ

束縛をしてしまうのは不安から

何やっても消えない不安からの脱出

人に恋した。人を愛した。

この二つの言葉に違いがあるのだろうか。


私は、束縛女だった。

好きになったら本性が出てしまう。

相手の目線でさえ自分に向いていないと嫌だった。その人の口から出る話題も自分じゃないと嫌だった。

付き合う前では可愛い程度の束縛。

では、付き合い始めたらどうだろうか。

彼の行動は全て知りたいが為にメールに電話は一日三十通は当たり前になる。

これでも、抑えている方だ。

携帯のメモリーだってみる。受信メール送信メールは当たり前の事予測変換はア行からワ行まで延々と見てしまう徹底ぶりに彼氏は大抵怖がり離れていく。私は、怖いだけだ。

私は、貴方に全てを捧げているのに貴方が私に全てを捧げてくれていない不安が押し寄せては留まり続けている。


彼氏が去る時何時も思うこの手で彼の首を絞めて息を止めたらその目は自分しか映さないそうしたらこの湧き上がる不安から解消されるのではないだろうか。


好きになるのも愛すのも殺してしまいたい度合い違いなのではないだろうか。


目の前で転がっている彼にこれ程までに愛おしく思ったことがない。

自分しか映さない存在になってくれた彼の愛が私を満たす。



周りに束縛が強い人が多いので、書きやすかったです。今どこ?メールだったりレシート見たりと束縛が酷い人が多いです。


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