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序章

 雪が降っている。



 ここは北国、小さな小さな国だ。

そこにある少女がいた。

子供用の赤いコートを着ている。

少女は10歳、11歳というところだろうかロリっぽさがある。

少女はルシアという名前だ。


 ルシアは写真を右手に持っている。

その写真には男の顔が写っていた。

男は、22歳、23歳なのだろう若い顔立ちをしていた。

どこかで見たことのある男だった。

その男の顔に傷があった。

そう男は、銀行強盗 アデク だった。

その傷はおそらく銀行強盗の際顔に傷をおったんだろう。


 ルシアはアデクを探していたのだ。

ルシアは、寒い中一人寂しくアデクを探す。

ある時は人に聞き、またある時は古びた建物の中を探す。


「なぜその男を探しているの?」

その言葉をルシアにかけた人はたくさんいる。 

「………」

だが、ルシアは答えない。

声をかけた人は、答えたくないのだろうと思い深くは訊いてこなかった。


 そしてルシアは探し続ける。

そのとき風が吹いた。

ルシアの持っていた写真が風によって飛ばされていく。

雪の上に落ち濡れてしまった写真にこう書いていた。


                ――――――――お父さん――――――――

あまり面白くないかもしれませんが読で評価をして頂けたら嬉しいです。

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