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私の出会った人々  作者: きあら
私、入院中
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私、入院中2

ガタゴト

看護師や、看護補助者によって、配膳車が運ばれている。忙しそうにしているので、自分の分くらい運びます。と、廊下に出ると、

「トイレはどこにあるのかしら?」

明らかに忙しそうな看護補助者に、聞いている面会者がいた。サングラスをかけ、紫色の長めのコート、ヒール高めの茶色の短ブーツ50代位の女性だった。見舞い?若干場違い感を感じて、つい、見てしまった。

「あちらにありますよ。」

丁寧に手を添えて案内をした直後、

「あれは、患者のトイレでしょ!」

と、急に怒ったように言った。声を荒げたため、廊下にいた人々の注目の的。

「患者のトイレを使えって言うの?一般用は無いの?」

困ってしまった看護補助者に配膳をいいつけて、年配の看護師が

「私たちも使用してますが、何か問題でも?一日三回以上消毒薬も使って清掃してますから、家のトイレより綺麗かもですよー」

と、笑顔で対応していた。

病院で、しかも病棟で、患者用以外のトイレって?と、思ったのでした。

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