ざまぁ編①
お昼休みの一件から教室に戻ってきた僕は、クラスのみんなから凝視されながら自分の席に着く。
そらそうだ。いつもいじめられてる陰キャが学校中で人気なギャルたちと人目のつかないところで何か話をしてたんだから。誰だって不思議に思う。
その中でも、特に見てきたのがいつもの宇崎君。
ほら見てごらん。今にも刺してきそうな目をしているよ。怖いよ。この後いつものトイレに行かないといけないんです。逃げずに戦うとは言ったものの、トラウマはいつまで経ってもトラウマらしい。
やはり怖いものは怖い。でも今の僕には、頼もしい見方がいる。今日初めてちゃんと喋ったけどあの二人は信頼できると思った。
うー。でも怖いものは怖いなー。いつものトイレに行く前にあの二人に連絡入れた方がいいのかな?
授業中にスマホを使うのはかなりリスキーだが、ここは背に腹は代えられない。
『お疲れ様です。授業中にすいません。報告事項があるのですが。』
「……少し堅いのかな? 女子に連絡するなんて初めてだから、どんな風に送ったらいいのか分からない……」
『お疲れっすww 授業中にすまんぽww 今大丈夫な感じっスかww』
「…………いやどこの陽キャパリピ男子やねん……。自分で打ってて気持ち悪くなってきた……」
結局最初に考えた文章を送る。するとすぐ既読が付いた。
「いや早すぎっ!! ……もしかして授業中ずっとスマホ触っているのでしょうか……」
……伏見さんの成績が気になる。
いやまあ、僕もいつも机とキスしちゃってるけど。
すると伏見さんから返事が返ってきた。
『いや堅すぎっww もっとフランクでもいいよ!! そっちの方がウチも嬉しい! それでそれで、報告って? もしかしてあいつに何かされた?』
す、すごい……。
なんて洗練された文章なんだ……。彼女がモテる理由も分かる……。
僕もちょっとドキッとした……。
いやしょうがないじゃん!! 女子と連絡を交わすなんて初めてなんだから!
こうやってこの学校の男子どもは恋に落ちていくのか……。
叶わぬ夢だと知らずに……。
「……なんて送ろう。フランクと言ってもそのフランクな感じが分からない……」
軽すぎたら馴れ馴れしいだろうし、堅すぎても他人行儀な気がする。
女子とのラインってこんなに難しいものだったのか……。
『実は、宇崎君から学校が終わったら、二組の近くにトイレに来いと言われていまして。でも最初は僕だけでなんとかしようと思います。でも何かあったときは助けを求めるかもしれません」
……男としてすごく情けないな……。
『……分かった。何かあったらすぐ連絡してね。すぐ飛んでいくから」
『分かりました。ありがとうございます」
伏見さんとのラインが終わり時間を確認すると、もう少しで授業が終わりそうだ。
そしてチャイムが鳴り授業が終わり、宇崎君が僕に向かって歩いてくる。
「……おい。早く来いよ」
「……わかってるよ……」
そしてトイレに着いた僕は、宇崎君に胸ぐらを掴まれ壁に追いやられる。
「……昼休みの件。詳しく教えてくれるんだろうな……」
「……教えると言っても、なにもやましい事はしてないよ」
「しらばっくれんじゃん-よ! 俺の乃愛に手出して、タダで済むと思うなよ……?」
「手を出すって……。そもそもまだ付き合ってないじゃないか」
「……今日のお前、めちゃくちゃムカつくわ。なに反抗してんの?」
……やばい。これは殴られる奴だ。
でもいつまでもビビってたら、なにも解決しない。
言ってやる……。今までのうっぷんを晴らしてやる。
「……宇崎君こそどうなのさ。いつまでも僕をいじめてて、いつまで愉悦に浸ってるつもりだよ」
「……あ?」
「……こんな所を伏見さんに見られたら、伏見さんも驚くじゃないのかな。そんな事になったら、宇崎君も困るんじゃない?」
「……なにお前。調子乗ってんじゃねーよ。それに乃愛は、俺みたいな強い男が好きなんだよ。むしろこの場面を見たら、余計おれに惚れこむだろうな。おめーみたいな、ヒョロヒョロした男なんて、あの乃愛は見向きもしねーよ。まあ、この学校中でいつも乃愛を支えてきたのはこの俺だからな。あいつを分かってやれるのかこの俺だけなんだよ」
……どこまで自信家なんだ。聞いてて耳が痛くなる。
「……そこまで言うなら、さっさと告白すればいいじゃないか。僕にお金なんか借りなくても、いつでも付き合えるでしょうに。……僕だったら、他人にお金なんか借りずに、堂々と告白するよ。誰かさんと違って。正直、男としてダサいと思うよ。こんな事してる君はー-ー」
うっぷんを晴らそうと、頭に浮かんだ事を次々と口に出していたら、いつの間にか倒れていた。
口の中が痛い。これは切れてるな。どうやら僕は顔を殴られたらしい。
「……おい。さっきから黙って聞いてりゃあ、好き放題言いやがって……。これだから陰キャは嫌いなんだよ。……特にてめーみたいな奴がな!」
「ぐふっ!」
続けざまに顔を蹴られる。
「お前ごときが! 俺に! 口答え! すんなよ! それに今回は、お前が乃愛に手を出すから悪いんだろ!俺の彼女になる女に手を出した自分を恨めや!」
……しまった。この状態じゃ伏見さんたちに助けを送れない。
ほんとバカだなぁ。僕は。結局ボコボコにされて終わりか。
何が戦うだ。それこそ綺麗事だったな。
でも、ちょっと言い返せられたから、少しスッキリした。それだけでもよしとしよう。
「……はぁはぁ。これで分かったかよ。もうこれから、乃愛とか関わるな。喋るな。目も合わすな。分かったな」
「……」
体中がボロボロで喋るのもままならない。ボロボロ出たのは涙だけだった。
もう、転校かな……。
今の僕の頭に残ってるのはどうやったら宇崎君から逃げられるか、その事で頭がいっぱいだった。
そんな時、トイレの入り口から聞き覚えのある声が聞こえた。
「よくわかったよ……」
「……!? の、乃愛ちゃん……。恭子ちゃん……。な、なんでここに……」
「……?」
き、来てくれたんだ……。涙でよく見えないけど、あの二人だ。
「……は、ははは。いたなら声かけてくれればよかったのに」
「……そうだね。でも、証拠を撮れるまで、出る訳にはいかなかったの」
「しょ、証拠って? なんの話? あ、こいつの事? 大丈夫。俺がボコっといたから。乃愛はモテるからさ。しょうがないんだけど、あまり他の男と話をされると、俺も結構モヤモヤしちゃうからさ。今度からは俺とだけ話すようにしてよ」
「……ま……れ」
「ん? 何か言った?」
「黙れって言ってんの。耳ついてないの?」
「……え……」
伏見さんはそう言うと、泣きそうな顔で僕の所まで走ってくる。
「太田君! 大丈夫!? ああ……。いろんな所ケガしちゃってる……。ごめんね……。すぐ割って入らなくて……」
「……な、なんで……、伏見さんと桂さんが……。ここに……」
「そら来るに決まってんでしょ!! でも、徹底的に陥れるには、ちゃんと証拠が必要だって恭子が言うから……」
「ちょ、ちょっとー。私のせいって言うわけー? ……でも乃愛もよく我慢したね」
伏見さんに介抱されている時に、ふと伏見さんの掌が見えた。
その掌は、なにかに切り付けられたような跡があった。
「……ふ、伏見さん……。その手……」
「手……? 別になんともないよっ。我慢できそうになくて、手を思い切り握っていたら、こんなになっちゃった」
それはちょっと食い込むなんて傷ではないと思うんだけど……。
でも、僕のために我慢してくれたんだ……。
「……伏見さん。ありがとう」
「……ううん。あとは私たちに任せて」
任せるといっても、相手は男なんだ。いざの時は僕が盾にならないと。
「……そ、そろそろ説明してくんない? なんでそいつの事庇ってんだよ。乃愛、どうしちゃったんだよ。恭子ちゃんも」
「………ほんとに分からないんだね。どんだけ自意識過剰なんだが……」
桂さんは呆れれたような顔で溜息をつく。
「お、俺はこいつが乃愛に手を出すから……。こいつが悪いだろ」
「……それが意味わかんない。なんで太田君がウチに手を出したらダメなの?」
「そ、そりゃあ、乃愛が俺の彼女だからー-」
「いつからウチの彼氏になってんの? そもそもお前の事なんて好きじゃないんだけど?」
「え、でも、俺の事前から好きなんじゃー-」
「そんな事一言も言ってないんだけど?」
「でも、いつも俺と喋る時は楽しそうにしてたじゃん! それにいつも俺が隣で乃愛を支えてきたし……」
「はぁ? あんたに支えられた記憶とかないんだけど」
「で、でも--]
「あのさー。さっきからなんか言い訳ばっかしてるけど、あんたが太田君にしてきた事知ってんだかんね」
「……な、なんだよ……。俺がしてきたことって」
宇崎君は顔を真っ青にして、冷や汗を流している。
まさか全部知られていると知らなかったんでしょう。
「言わなくても分かるでしょ? しかも最近お金まで借りたらしいじゃん。いや、ほとんど脅迫か。しかも理由がウチらとディズニー行く金がなかったから借りるとか……。ダサすぎでしょ。お金くらい自分でなんとかしろよ。それにディズニーでウチに告ろうとかしてたんでしょ? ディズニーで告ったらOKされると思ったわけ? 夢見すぎだろ」
「……ぷぷっ」
伏見さん……。なかなかえぐい事言ってるな……。桂さんなんて笑ってしまっている……。
「言っとくけど、あんたなんて最初から眼中にないから。こんな事する男を誰が好きになんの? しかもよりによって太田君に……っ。ほんと許せないっ!!」
伏見さんの怒声がトイレ中に響く。
「……そ、そんな……。いつも俺が乃愛の隣にいたじゃないか!! 乃愛も俺の事が好きだと思ったから、やっと付き合えると思ったのに……」
「……勘違いも甚だしいわ。あんたなんて全然タイプじゃないし。全然イケメンじゃない」
「お、俺はこれでも結構モテるんだぜ? 一応学校中でも人気があるし。俺が他の女と付き合ってもいいのかよ?」
普通そんな事自分で言わないでしょ……。
「どうぞどうぞ。むしろ早くどっかに消えてほしいわ。それに、あんたはモテるって思ってるけど、言うほどモテてないからね? あんた告白されるなんて数えるくらいしかないんでしょ? そんなんでよくモテるなんて自分で言えるよな。モテるって言うのは、ウチや恭子、そして太田君の事を言うの」
……え!? 僕がモテる!?
いやいや落ち着け。伏見さんは僕を慰めようとしてくれたんだ。
「こ、こいつがモテる? どこがモテるんだよ……。顔も普通。運動神経も悪い。しかもオタク。俺なんかと比べもんにならねーじゃねーか」
「そうだね。あんたなんかとは比べ物にならないわ。太田君がかっこよすぎて。言っとくけど、太田君は二組以外の女子の中では結構人気あるんだから。まあ、うちが阻止するけど」
……なんだって!?
いやいや、これこそ落ち着かなければ。
いやー、伏見さんはほんとに人を喜ばせるのがうまいなー。
「それに、あんたがウチと釣り合うと思ってんの? このウチの隣に居れる男なんてこの世で一人しかいないから。あんたには荷が重すぎるわ。夢見すぎ」
……わーお。
もう宇崎君のプライドはズタズタですね……。
「……さっきから、好き放題言いやがって……。バカにすんなよっ!!」
「……!? 危ないっ!!」
僕がとっさに動こうとしたけど、体が言う事が聞いてくれない。
伏見さんが危ない!
そう思ったのも束の間、なんと、桂さんが伏見さんの前に出て、宇崎君を殴り飛ばしていたではないか。
さすがの出来事に、僕は口が塞がらなかった。
伏見さんは分かっていたような顔をしている。
「ごめん。恭子。結局こうなっちゃった」
「いいって。それにこいつが襲ってこなくても、一回は殴ろうと思ってたし」
「げほげほっ……。くそ……」
尋常じゃない吹っ飛び方したけど……。逆に心配になってくるレベルで……。
「乃愛に手を出したらこうなる事くらい、分かってたよね? 自称ずっと乃愛の隣に居た男さん」
す、すげー……。
なにか格闘技でもしているのかな……。
「恭子は空手をやっていたの。ウチらがナンパとかされる時とかはいつも恭子がいつも追い払ってくれるんだよ」
そらそうだ。
「す、すごいね……。熊でも倒せそうだね……」
「え……」
「……?」
桂さんがびっくりした顔で僕の方を見てくる事に不思議に思っていたら、宇崎君が立ち上がっていた。
「くそ……。俺にこんな事してタダで済むと思うなよ……。俺のバックに誰がいんのか知ってんだろ? 女だからって容赦しない先輩たちだよ……」
「な、なんだって!?」
「そうさ……。今すぐに連絡して学校にきてもらう……。それでまずは太田をボコボコにしてもらう……。へっ。ざまぁみやがれ」
そ、そんな……。僕はどうなろうと構わないけれど、この二人に何かあったら……。
「はい。どうぞ。いくらでも連れてきてもらっていいよ。あんたがどんな奴連れてくんのか知らんけど、こっちにもバックが居ること知ってんでしょ? あ、そういやこいつには言ってないんだったか」
「はっ! こちとら、ここら辺仕切ってた、暴走族だぞ。お前らがどんな奴を連れてこようと、無駄だ。まあ、乃愛だけは俺が引き取るがな。ここまで俺をコケにしたんだ。一回くらいはヤっとかないとな。もったいないだろ」
「お、おまえっ!!」
こ、こいつ……!!
どこまで屑なんだっ!!
「はいはい。なんとでも言いなさい。ほら、さっさと呼びなさいよ」
「はっ! お前ら、どうなっても知らねーぞ。じゃあな!」
吐き台詞を言いながら、トイレから出て行った宇崎君。
完全に悪役のそれだよ……。
「……ごめんなさい。二人とも。巻き込んでしまって……。まさか宇崎君があんな暴力的な人とは思わなくて……」
「太田君は何も悪くないよ。それにあいつは、前からあんな感じだよ。対して自分は強くないのに、その先輩たちを盾に使ってイキり散らかしてたからね。その程度だよ。ウチはそういう所前から気に入らなかったの」
「……そ、そうなんだ。でもその怖い先輩たちがこれからやってくるんだよね……。は、早く逃げないと……」
「大丈夫だよ。もう手は打ってるから」
「そ、その手って言うのは……?」
「こっちもバックを呼ぶの」
桂さんが言うバックとは一体……。
「……でも、なんの関係もない人を巻き込むのは……」
「全然関係なくないよ。乃愛に手を出そうとしたからね。もうあいつや、あいつの先輩も無事ではいられない」
そ、そんなおっかない人達と繋がりが……?
「太田君が想像してるのは全然違うよ。いやまあ、似たり寄ったりだけど……」
「一体どんな人が……?」
「あー。乃愛のお父さんとお兄さん」
……え!? まさかの伏見さんの家族!?
「……あんまり、あいつらに頼りたくないんだけどね……。ここら辺って、あんまり治安良くないじゃん?不良とかいっぱいいるし。それにウチらも結構ナンパされることも多いのよ。それでウチのバカな男どもがいっつも騒いでさ……」
「まあようするに、親バカと妹バカって感じだね」
「へ、へー……」
どんなに強くても、数には負けるんじゃあ……。
でも、この一件は元々僕が捲いた種なんだ。僕が頑張らないと何も意味がない。
元々この二人も無関係だったんだ。
この二人には一切近づけさせないぞ。
「とりあえず、学校出よっか。このまま先生に見つかってもややこしくなるだけだし。学校には言うのは、全部終わってからの方がいいかも」
「……そこまで考えていてくれてたなんて……。ありがとう。桂さん」
「いやいや。私もあいつには前から腹立ってたんだよね。下心満載で乃愛に近づきてさ。キモかったし」
「……むぅ」
伏見さんがむくれている。
可愛い……。
僕らは先生に見つからないように学校を出て、近くの公園で伏見さんの家族を待っていた。
僕もようやく歩けるくらいには回復したが、まだ体のあちこちが痛い。
「さて先にあいつらが来るか、乃愛ん家の男どもが先着くか。まあ結果は一緒なんだけど」
「そ、その人たちってそんなに強いんですか……?」
「そうだね。まあ見た方が早いかも」
「そ、そうですか……。でもこれは元々僕が原因なんで、お二人の事は死んでも守りますよ。殴り合いなんてしたことないですが、盾になる事くらいはできます」
「お、太田君……」
「……へー。やるじゃん。ちょっとドキっとしちゃった」
「きょ、恭子!? ダメだから! ダメだからね!?」
「ん~? 何がダメなのかな~??」
「い、言わせなんし!」
……こんな状況なのに、ほのぼのとしてるなー。
「居ました! 先輩あいつらです!」
っ!?
くそっ。宇崎君側が先か……。
「はぁー。よくもまああんなゾロゾロと。群れなきゃ何もできない男どもが。乃愛の守護神たちはまだなの?」
「ちょっと。その呼び方なんか嫌。位置情報だけ送って、そこから返事は来てない」
し、しかも、数が多い……。
どうしたらいいんだ……。
最悪警察に通報するか……。いやでも、それじゃあ、この二人に余計迷惑をかけてしまう。
「見つけたぞ! へへっ。もうどうなっても知らねーぞ。先輩たち。あの黒髪の方は好きにしてくれて構いませんよ。ただあの茶髪の方は俺が引き取ります。あと男は思う存分ボコってください」
「へー。宇崎。こんな可愛い女がいるんなら、早く紹介してくれてもよかっただろ。まあ、あの黒髪もらえるんなら、別にいいけどよ」
向こうはやる気満々だな。
僕は二人に守ろうと、二人の前に出る。
「おいおい! 正義のナイトのつもりか? お前如きが前に出てきて、何ができんだよ」
宇崎君とその先輩たちに笑われるが、そんな事関係ない。僕はいくらでも笑われようが、殴られようが構わないが、この二人の事は死んでも守り抜かなければ。
せめて、伏見さんのご家族が来るまで……。
「……何がおかしいのよ」
「ダメダメ。こんな奴らの言う事に耳を傾けちゃ。頭と耳が腐っちゃうよ」
「お前らの言っていたバックはどこに行ったんだよ? まさかビビって帰ったか? ぎゃはは!」
僕がいつでも二人を守れるように構えていた時、遠くから、かなりの爆音でバイクが二台こっちに向かってきていた。
まさか……。
「あ、きたきた」
「あー……もう……。あのバイク乗るのやめてっていつも言ってるのに………」
伏見さんの言っていたご家族があのバイクに乗ってるのか……。
余計にどんな人か気になりますね……。
でも油断はできない……。
この二人の事は何が何でも死守しなければ……。