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ショタが(男の娘も)好き。  作者: 鳴実 僧吉
5/10

興奮するワイ/汚されるなよショタ

 さて、今日は通常授業に使う教材を全部回収する日だ。やはり入学した後すぐのいいことと言えば、2か3時間で帰れることだと思う。

 昼に帰るものは何にも変えがたいものがある。

 先生の自己紹介が始まった。昨日は全体の先生しか紹介されなかったし、その時ここの担任の先生が休んだから分からなかったけど、結構若いな。

 吾代ごだい 雄輔ゆうすけ 24歳

 笑顔の似合う好青年で、癖はサムズアップ。

 なんか聞いたことがあるような気がするけど、そっちよりこっちだ。男子で可愛い子を探すなんて道ゆく人から適当に人を選んで、電の王になれる特異点を当てるようなもの。

 上手くいかないのは分かるが、可能性がゼロじゃあなかったら諦めた時点で終点やしなあ…

 そんなことを考えてる時、廊下を通るときに見た他のクラスにいる男の子を見たとき、モノクロの世界が色づいた。まるで高速でクロック○ップをしているときのようにゆっくり時間が流れていくのが分かる気がする。

 少しでも目に焼き付けたかったが、今クロックアップできるわけでもない、とりあえずクラスは覚えた。

 1-2。中3まで絶対に忘れないからな。

 それにしても可愛い男の子がいたもんだ。

 だがしかし、今クラスに話せる人がいないからあの子の名前が聞けないのが唯一の困りどころだなあ。

 ここにきて元々いた小学校の学区から離れたところにある中学校に来た弊害が出てきたか…

 まず目指すは男の子の名前のゲットと話せる友達1人。とりあえずこれだな。

 学園全員とか、100人までとは言わず、最終的に当たり障りのない会話を毎日するような友達が2か3人は欲しい。

 今日はもう8割5部終わったと言っても過言ではないだろう。充実した1日だったぜ。

 そういえば、今思うとあの男の子はどう考えても理想のショタなんだよなあ。

 そう考えると今この時この瞬間全て幻覚ではないかと思ってまうほど可愛かったぜい。

 今日もまた生きる希望が一つ見つかってハッピーだぜ。

 そうこう考えるうちにやっと家に着いたか…家と学校が20分かからないぐらいの微妙な距離にあるから地味に時間かかるんだよなあ。

 今日はもう寝よう。寝て明日に備えよう。

 明日の自分よ、頑張りたまえ。

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