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最悪男

　は〜（クソデカため息）もうだめだ。あーだめだ、こりゃ終わりだ。

　女子に興味は無くてもこれには限度があるぞー。可愛い人もいるにはいるが、ぶり味が強い人ばかり。初めのカースト競争に参加すらできないひ弱な僕はどうすればいいのか。イメージと違い過ぎて絶望なんだが。

　いい風が吹く都市に来たかと思えば、ドー○ントになれる違法なメモリが老若男女問わず流出してたみたいな、理想的な医療福祉都市かと思えば、怪物や謎の植物が生息する世界に繋がるクラックが1番多く出現する危険な都市だった的な、自分の中でとはいえ上げて落とされるなんてたまったもんじゃあない。

　とりあえず今日はプリントもらって帰るだけだから、そのうち早く対策を考えなきゃいけないなあ。

　僕にはアニメと好きな絵師さんが味方にいるが、やっぱりリアルで関わりを持ちたいし、でも後々のことを考えるとこの達成難易度高めの目標はやめた方がいいかも…いや、考えるとネガティブにフルスロットルだ。

　今日はもう寝よう。明日のことは明日の自分に任せて今日の自分はもう終わりだ。